プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★無常

2019-01-13 09:29:49 | 日記・エッセイ・コラム
 昨夕、療養中だった姉が逝った。昨年暮れ、病院へ見舞った時には、すでに意識が混濁状態だったので、覚悟していたが、臨終に立ち会えなかった。

 これで、6人兄姉で長男と私だけが残ったが、その兄も入退院を繰り返している。

 生老病死は、人間の宿命だが、肉親の死はその思いを強くする。「一日一生・日々新たなり」と心して、残りの時間を大切に過ごしたい。

 次回更新は、20日の予定。

★高齢者の特権

2019-01-12 09:30:07 | 日記・エッセイ・コラム
 昨年、いかなる定義にも当てはまる「高齢者」になった。これでようやく一人前の高齢者の仲間入りを果たしたと喜んでいる。

 いままで、電車やバスの優先席に空きがあっても、周りに自分より年長者が居ないかと気を使っていたが、もう堂々と座れば良いので、旅行が以前よりも楽しくなった。

 スマホ片手に、時間を惜しみ沢山の名所を巡るより、一カ所に滞在して、時を忘れてボーっと過ごすことが最大の財産に思える。

 5歳の子が、「ボーっと生きてんじゃねぇよ!」と啖呵を切る雑学クイズ番組が好評のようだが、私は、ぼーっと生きたいので、これも観たくない。

 蛇足ながら、NHKの番組が、最近、民放化傾向にあると感じ、視聴時間がどんどん減って来た。いっそのこと、視聴料の定額制を止めて、観た分だけ支払うようにして貰いたいと思うようになった。
★老衰目指して!
 ★歓迎!高齢者定義の変更 日本老齢学会の「高齢者は75歳以上」提言は、大歓迎だ。あと二週間余りで、前期高齢者に仲間入りする妻は、一日でも早く、レッテルをはがして貰いたがっている。......

★大河ドラマ:「韋駄天」

2019-01-11 09:26:21 | 日記・エッセイ・コラム
 中村勘九郎が金栗四蔵役を演じると聞いて、今までNHKの大河ドラマを観たことがない私が、1月6日の「韋駄天」の第一回目の放送を観た。

 脚本を手掛ける宮藤官九郎は、ドラマや映画だけでなく、監督・俳優から作詞・作曲もできる多彩な人物のようだが、彼のこともそれまで知らなかった。

 世界の北野と同じく、奇想天外な発想や展開が高い評価を受けているが、彼らの世界観や芸術観を理解できない朴念仁にとっては、違う次元の価値観だ。

 特に、ビートたけし演じる古今亭志ん生は、私の抱く志ん生像と相容れず、失望した。どうやら私の感性は、加齢とともに化石となり錆びついたらしい。

 ビデオ・リサーチによる第1回の視聴率は、15.5%を記録し、好調な滑り出しだが、84.5%の人は観ていないことでもある。

 やはり連続ドラマは、私の性分に合わないので、次回以降、観ないことにした。
 

★スターの引き際

2019-01-10 08:44:36 | スポーツ
 今日の午後、引退会見するレスリングの吉田選手のニュースは、レスリング関係者のみならず、多くの人に衝撃を与えた。

 霊長類最強の異名を欲しいままにし、国民栄誉賞まで授与された選手だけに、リオで金メダルを逸した時から、4年後の東京に向けての動向が注目された。

 しかし、いかなるスポーツ選手であれ、いずれは引退の時が訪れるが、その時を決めるのは本人。今日の会見では、煩わしい質問攻めの生活から開放され、きっと晴れ晴れとした笑顔を見せることだろう。

 彼女の実績や人柄を考えると、指導者の道を歩んで欲しいが、今は、これまでの活躍に敬意を表し、今後の進路を静かに見守ってあげたい。

★100万円お年玉騒動

2019-01-09 09:41:40 | 日記・エッセイ・コラム
 ZOZOの前澤社長は、何かとお騒がせが好きなお人らしいが、「ひとり100万円総額1億円」のお年玉企画で、またもや世間を驚かせた。

 ツイッターのフォロワー数610万人超も凄いが、マスメディアへの露出度も半端ではなく、広告宣伝効果を考慮すれば、1億円は安いものだと感心する。

 私にとって、100万円は大金だが、応募する気にならなかった。妻と、「これが1,000万円だったら、応募したかも」と言って笑っていた。

 これからのマーケティングは、この種のキャンペーンを通じて収集した個人情報の蓄積・活用が死命を決する時代になった。

 それだけに、行政機関が、ビッグデータを企業に提供する危うさを懸念している。