プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★サクラノミクス効果

2018-03-26 14:00:41 | 日記・エッセイ・コラム
 某大学教授が、花見の経済効果(=サクラノミクス)が、約6,500億円に上るとのレポートを発表した。算出根拠や正当性の検証もあるが、とてつもない金額に圧倒された。
 
 オリンピックの経済効果は、2~3兆円と言われるが、およそ7割を競技施設の建設投資が占めるので、純粋な経済効果としては、花見に軍配が上がる。

 オリンピックのような一過性のイベントではないので、花見に外国人が訪れるなら、「桜アンド観光」を工夫すれば、可能性が膨らむ。

 桜の名所は、全国各地にあるので、南から北まで「桜前線」を辿れば、地方経済の底上げにも寄与する。また、その収益を自然環境保護に還元するなど、日本の花見を世界に誇る文化遺産にしたいものだ。
 

★佐川証人喚問で果たして?

2018-03-25 08:19:28 | 日記・エッセイ・コラム
 3月27日の佐川氏に対する証人喚問を前に、野党は、23日に籠池氏と接見したが、真相解明は難しい。

★ミステリー劇場:次の一手は?
 今日の森友学園理事長の証人喚問で、何が明らかになり、次の展開はどうなるのだろうか? マスメディアは、視聴率稼ぎのチャンスとばかりに総力取材で舞台を飾り立てているが、証人喚問と......
 佐川氏の証人喚問にしても、前川氏への意趣返しを目の当たりにしたので、「刑事訴追の恐れがある」と防御される可能性が高い。

 事件の原点に戻って考えると、大阪府が、なぜ、審査基準で認められていない「借地に校舎建設を認めたのか?」であり、会計検査院が「8億円値引きの根拠がない」とする値引きが実現したのかが、全ての起点。

 「合意形成は総論・理論、対策は各論・実務」で攻めるべきで、直接、交渉に当たった籠池氏の代理人の弁護士と近畿財務局の国有財産管理官の二人の証人喚問こそ、真実解明に必要だと思うのだが、、、。
★窮鼠猫を噛む?
 昨日の籠池氏の証人喚問は、予想通りの展開で、寄ってたかって、一人を悪者に仕立て上げて、幕引きを図る謀略が明白になった。同時に、高度情報社会におけるイメージ戦略の怖さを感じる。......
いずれにせよ、失われた行政組織への信頼を取り戻すためにも、政府には全容解明の責任がある。

★安倍外交の実力

2018-03-24 08:36:41 | 日記・エッセイ・コラム
 トランプ政権は、鉄鋼とアルミニウムに、それぞれ25%、10%の追加関税を課す輸入制限を発動した。

 安倍総理は、ゴルフ外交を通じ、日米関係のかつてない濃密さをアピールしたが、関税の適用を猶予する7カ国・地域には加えて貰えなかった。

 時事ニュースによると、トランプ大統領は、3月22日、ホワイトハウスの会合で、安倍総理のことを「偉大な男で、私の友人」と前置きした後、「安倍晋三首相と話をすると、ほほ笑んでいる。『こんなに長い間、米国を出し抜くことができたとは信じられない』という笑みだ」と解説し、「こういった時代はもう終わりだ」と述べた。

 過激な物言いで知られるリーダーなので、驚くほどのことではないが、日米二国間貿易協定を推進したい思惑が垣間見られ、くさびを打ち込まれたのは事実。

 不気味なのは、日米安保に関しても「米国第一主義」で、日本を守る義務はないと言い出さないかとの懸念。日本は、自国防衛のために、もっとアメリカから武器を購入すべきだと迫る位は平気でするだろう。

 外面を厚化粧しても、内側からほころびを見せる安倍内閣のドタバタ劇を目の当たりにしているだけに、安倍外交の実力を信じきれない。

★老いてなお、、、

2018-03-23 09:12:51 | スポーツ
 ホルター心電計の検査結果が出るまで、今まで通りの生活に戻したが、特段、異常を感じない。客観的なデータが異常を示しているのに、自覚症状が伴わないことを不思議に思うが、ストレスが溜まるので、あまり深く考えないでいる。

 こういった時、都合が良い単語が「老化」。昨日も、ジムで顔を合わせた同年齢の走友が、「最近、ジョギングすると、息切れがして」というので、お互いに無理しないで、、、」と、応じた。

 70数年も体をこき使って来たのだから、故障個所が無い方が不思議な位で、介護保険のお世話にならないだけ、喜ばしい。

 3月18日の足羽川マラソンを欠場してしまったが、4月22日に「魚津しんきろうマラソン」が控えている。制限時間が無いので、無理せず、ランニング自体を楽しむことが出来そうだ。
★老いの証明
 先日の足羽川マラソンで、タイムとレース展開の両面で不満を残したが、それ以上に体力的な衰えを実感した。 レース後、バンドエイドとテーピングを施していた左足親指が血でにじんでいた......

★寝首を掻かかれる

2018-03-22 10:02:13 | 日記・エッセイ・コラム
 森友問題に明け暮れている間に、深刻な問題が、着々と進行していくのを見逃しはしないかと、タイムラインを追ってみた。

 2016年12月26日に施行されたIR推進法があった。「必要となる法制上の措置については、この法律の施行後一年以内を目途として講じなければならない」と定めており、政府は、今国会での成立をめざす。

 IRの正体は、カジノ。政府は、ギャンブル依存症対策に万全を期す構えを見せるが、政府案や与党の検討内容を探ると、思わず、笑ってしまった。

 入場回数の制限(政府案:10日間で3回)し、入場料を2,000円程とする自民に対し、公明党は8,000円程度と、既に具体的な中身まで検討されている。

 ラスベガスのカジノで大損した経験者として、入場回数や入場料等の制限は、無意味だ。1回でも大金が動くので、「健全なカジノ」などは、あり得ない。

 2020年に向けて、外国人観光客の懐を狙って、犯罪と密輸などの巣窟と化さないことを願うのみだ。