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時悠人chosan流処世術

★安倍外交の実力

2018-03-24 08:36:41 | 日記・エッセイ・コラム
 トランプ政権は、鉄鋼とアルミニウムに、それぞれ25%、10%の追加関税を課す輸入制限を発動した。

 安倍総理は、ゴルフ外交を通じ、日米関係のかつてない濃密さをアピールしたが、関税の適用を猶予する7カ国・地域には加えて貰えなかった。

 時事ニュースによると、トランプ大統領は、3月22日、ホワイトハウスの会合で、安倍総理のことを「偉大な男で、私の友人」と前置きした後、「安倍晋三首相と話をすると、ほほ笑んでいる。『こんなに長い間、米国を出し抜くことができたとは信じられない』という笑みだ」と解説し、「こういった時代はもう終わりだ」と述べた。

 過激な物言いで知られるリーダーなので、驚くほどのことではないが、日米二国間貿易協定を推進したい思惑が垣間見られ、くさびを打ち込まれたのは事実。

 不気味なのは、日米安保に関しても「米国第一主義」で、日本を守る義務はないと言い出さないかとの懸念。日本は、自国防衛のために、もっとアメリカから武器を購入すべきだと迫る位は平気でするだろう。

 外面を厚化粧しても、内側からほころびを見せる安倍内閣のドタバタ劇を目の当たりにしているだけに、安倍外交の実力を信じきれない。