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時悠人chosan流処世術

★窮鼠猫を噛む?

2017-03-24 09:02:19 | 日記・エッセイ・コラム
 昨日の籠池氏の証人喚問は、予想通りの展開で、寄ってたかって、一人を悪者に仕立て上げて、幕引きを図る謀略が明白になった。同時に、高度情報社会におけるイメージ戦略の怖さを感じる。

 政治権力を利用して這い上がり、見捨てられた籠池氏。四面楚歌になった状況を、身から出た錆という気になれない。

 翻って考えれば、民間人を「参考人」として国会へ呼ぶことに慎重だった自民党が、一転して、「証人喚問」に打って出た一事をもってしても、すでに、用意周到な筋書きが描かれていたに違いない。

 さらに、今日の参院予算委員会には、民間人よりも重い責任が求められる財務省の官僚2人を「参考人」として呼ぶ扱いの違いに、その思いが強くなる。

 また、総理夫人や大阪府知事のほか、名指しされた国会議員等が、facebookやマスコミを通じて、全面否定のコメントを出している現実。

 窮地に追い込まれた籠池氏が、開き直って「窮鼠猫を噛む」状況だが、天と地ほど、当事者の言い分が食い違う以上、同じ土俵に上がり、戦うべきだ。安倍総理ほかの関係者が、名誉棄損や侮辱罪で告訴・告発しない寛容さも異様で、解せない。


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