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時悠人chosan流処世術

★KY総理に忖度!

2018-03-20 08:37:37 | 日記・エッセイ・コラム
 国会では、佐川氏の証人喚問を巡り、与野党の攻防が続いているが、実現しても私の疑念は消えない。

 キーワードとなった「忖度」の本来の意味は、相手の気持ちを推し量ることを指し、良い悪いではない。
1年前、安倍総理が、夫人の証人喚問を拒否したために、「忖度」に悪いイメージが定着してしまった。

 「私や妻が、関与していたとすれば、総理大臣も国会議員も辞する」旨の発言をした時、「身の潔白を証明するためなら、妻の証人喚問だって甘受する」と、言葉を繋げば、違った展開になっていたはずだ。

 いったん、疑心暗鬼に陥ると、次から次へと妄想や憶測を生む。かばえば庇うほど、腹を探られると困るからだと、考えるのが心理だ。

 かりに、夫人が証人喚問に立っていれば、内容がどうであれ、多くの国民は、「忖度は日本の文化」、「官僚の保身」と納得し、留飲を下げたことだろう。

 「忖度」の反対語は、「KY」だ。加計学園の「空気を読めた」総理が、森友では読めないでいる。国民のバランス感覚を侮らないで欲しい。(^_-)-☆