プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★以心伝心

2018-03-13 09:04:25 | 日記・エッセイ・コラム
 長女が、10日に帰郷し、昨日、帰京した。娘は、「カニの季節が終わるので」と言ったが、今冬の大雪で、難儀した両親の健康を心配してのことと察しがついたので、いじらしく感じ、嬉しかった。

 口実に従い、三国温泉に出かけ、蟹と地魚とで親子水入らずの時間を過ごした。晴れ渡った日本海の大海原は、コバルト・ブルーと白波が目にまばゆく、春の到来を告げていた。

 露天風呂に浸かり、目を閉じて、波の音に耳を傾けていたら、こうした機会がどんどん減って行くのだとひしひしと感じ、残り時間の大切さを噛みしめた。

 留守役の夫君への土産用にと、三国市内の某店に、前日予約しておいた「鯖の棒寿司」が届くのを待って、チェック・アウトしたが、一本は、金沢へ戻る列車内で3人の胃袋に消えてしまった。

 全国各地で、駅弁の種類が増え、味もよくなったが、駅頭に並んでいない美味しい物を買い求めるのも旅の楽しみに加えたい。