電脳筆写『心超臨界』へようこそ!
日本の歴史、伝統、文化を正しく学び次世代へつなぎたいと願っています。
20年間で約9千の記事を収めたブログは私の「人生ノート」になりました。
そのノートから少しずつ反芻学習することを日課にしています。
生涯学習にお付き合いいただき、ありがとうございます。
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東京裁判史観の虚妄を打ち砕き誇りある日本を取り戻そう!
そう願う心が臨界質量を超えるとき、思いは実現する
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■緊急拡散宜しく『日本を崩壊へ導く「選択制夫婦別姓」問題』
■『小樽龍宮神社「土方歳三慰霊祭祭文」全文
◆村上春樹著『騎士団長殺し』の〈南京城内民間人の死者数40万人は間違いで「34人」だった〉
■超拡散『移民受入れを推進した安倍晋三総理の妄言』
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「致知」10月号の特集は「いまここにある日本の危機」。連日の新聞やニュースで、信じられないような事件が繰り返し報道されている。企業の不祥事は増え続け、命の重みがこれほどまでに軽く考えられるようになったのはなぜなのか。
日経新聞でも6月に、「日本を磨く」という特集をやった。そのとき、法隆寺住職・大野玄妙さんは「自分の仏法僧を持て」と説いている。乱世の時代にあって正しい環境を築くためには、悟りを開いた仏、仏の教えである法、法を実践する僧の『仏法僧』を貴べ、という聖徳太子のことばである。
いずれにしても、世の中を変えようとするならば、一人ひとり自らが変わらなければならない。そうして、幸せと平和を願う人々の心が臨界質量を超えるとき世界は変わり始める。
きょうは、「致知」編集発行人・藤尾秀昭さんの特集に寄せる“こころ”を聴いてみることにしましょう。
◆いまここにある日本の危機
「致知」2006年10月号【特集・いまここにある日本の危機】
藤尾秀昭・編集発行人
松原泰道老師はこの11月で数え百歳になられる。その松原老師から、出典は不詳だがこんな禅語がある、と伺ったことがある。
「家貧にして未(いま)だこれ貧ならず
道貧にして人を愁殺(しゅうさつ)す」
家が貧しいのはまだ本当の貧しさではない。道を求める心がなくなった時が本当に愁(うれ)うべき貧しさであり、その時に人は滅ぶということだろう。
思わず、どきりとさせられる言葉ではないか。日本の現状を活写したような言葉である。
イギリスの歴史学者アーノルド・トインビーにもこういう趣旨の言葉があると聞いた。
「一つの国が滅びるのは戦争によってではない。天変地異でもなければ、経済的破綻によってでもない。国民の道徳心が失われた時、その国は滅びる」――「歴史の研究」全25巻を著した歴史家の徹底した眼は、国家興亡の原理を衝(つ)いて鋭い。
この国は一体どうなってしまったのか。連日のニュースにその思いを強くする。30年を一世代というそうだが、一世代前には想像だにできなかったような事件のオンパレードである。まさに日本は崩壊の危機に瀕(ひん)している、と思わざるを得ない。
いまここにある日本の危機を直視し、それに対処する方途を探っていかなければならない。
折りしも、弊社刊行の安岡正篤(まさひろ)著『一日一言』が八重洲ブックセンターで6週連続総合1位の記録をマーク、現在も健闘している(8月19日現在総合1位)。日本はこのままではいけない。多くの人がそう思い始めたことが、この動向に現れていると信じたい。
その『一日一言』に「萬燈行(まんとうぎょう)」と題する一文がある。
内外の状況を深思しましょう
このままで往けば、日本は自滅するほかはありません
我々はこれをどうすることもできないのでしょうか
我々が何もしなければ、誰がどうしてくれましょうか
我々が何とかするほか無いのです
我々は日本を易(か)えることが出来ます
暗黒を嘆くより、一燈を點(つ)けましょう
我々はまず我々の周囲の暗(やみ)を照らす一燈になりましょう
手のとどく限り、至るところに燈明(とうみょう)を供えましょう
一人一燈なれば、萬人萬燈です
日本はたちまち明るくなりましょう
これ我々の萬燈行であります
互いに真剣にこの世直し行を励もうではありませんか
安岡師のひたすらなメッセージである。『致知』に人間学を学ぶ者は、まず自ら一燈を点じたいと思うのである。
日本の歴史、伝統、文化を正しく学び次世代へつなぎたいと願っています。
20年間で約9千の記事を収めたブログは私の「人生ノート」になりました。
そのノートから少しずつ反芻学習することを日課にしています。
生涯学習にお付き合いいただき、ありがとうございます。
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東京裁判史観の虚妄を打ち砕き誇りある日本を取り戻そう!
そう願う心が臨界質量を超えるとき、思いは実現する
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■緊急拡散宜しく『日本を崩壊へ導く「選択制夫婦別姓」問題』
■『小樽龍宮神社「土方歳三慰霊祭祭文」全文
◆村上春樹著『騎士団長殺し』の〈南京城内民間人の死者数40万人は間違いで「34人」だった〉
■超拡散『移民受入れを推進した安倍晋三総理の妄言』
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「致知」10月号の特集は「いまここにある日本の危機」。連日の新聞やニュースで、信じられないような事件が繰り返し報道されている。企業の不祥事は増え続け、命の重みがこれほどまでに軽く考えられるようになったのはなぜなのか。
日経新聞でも6月に、「日本を磨く」という特集をやった。そのとき、法隆寺住職・大野玄妙さんは「自分の仏法僧を持て」と説いている。乱世の時代にあって正しい環境を築くためには、悟りを開いた仏、仏の教えである法、法を実践する僧の『仏法僧』を貴べ、という聖徳太子のことばである。
いずれにしても、世の中を変えようとするならば、一人ひとり自らが変わらなければならない。そうして、幸せと平和を願う人々の心が臨界質量を超えるとき世界は変わり始める。
きょうは、「致知」編集発行人・藤尾秀昭さんの特集に寄せる“こころ”を聴いてみることにしましょう。
◆いまここにある日本の危機
「致知」2006年10月号【特集・いまここにある日本の危機】
藤尾秀昭・編集発行人
松原泰道老師はこの11月で数え百歳になられる。その松原老師から、出典は不詳だがこんな禅語がある、と伺ったことがある。
「家貧にして未(いま)だこれ貧ならず
道貧にして人を愁殺(しゅうさつ)す」
家が貧しいのはまだ本当の貧しさではない。道を求める心がなくなった時が本当に愁(うれ)うべき貧しさであり、その時に人は滅ぶということだろう。
思わず、どきりとさせられる言葉ではないか。日本の現状を活写したような言葉である。
イギリスの歴史学者アーノルド・トインビーにもこういう趣旨の言葉があると聞いた。
「一つの国が滅びるのは戦争によってではない。天変地異でもなければ、経済的破綻によってでもない。国民の道徳心が失われた時、その国は滅びる」――「歴史の研究」全25巻を著した歴史家の徹底した眼は、国家興亡の原理を衝(つ)いて鋭い。
この国は一体どうなってしまったのか。連日のニュースにその思いを強くする。30年を一世代というそうだが、一世代前には想像だにできなかったような事件のオンパレードである。まさに日本は崩壊の危機に瀕(ひん)している、と思わざるを得ない。
いまここにある日本の危機を直視し、それに対処する方途を探っていかなければならない。
折りしも、弊社刊行の安岡正篤(まさひろ)著『一日一言』が八重洲ブックセンターで6週連続総合1位の記録をマーク、現在も健闘している(8月19日現在総合1位)。日本はこのままではいけない。多くの人がそう思い始めたことが、この動向に現れていると信じたい。
その『一日一言』に「萬燈行(まんとうぎょう)」と題する一文がある。
内外の状況を深思しましょう
このままで往けば、日本は自滅するほかはありません
我々はこれをどうすることもできないのでしょうか
我々が何もしなければ、誰がどうしてくれましょうか
我々が何とかするほか無いのです
我々は日本を易(か)えることが出来ます
暗黒を嘆くより、一燈を點(つ)けましょう
我々はまず我々の周囲の暗(やみ)を照らす一燈になりましょう
手のとどく限り、至るところに燈明(とうみょう)を供えましょう
一人一燈なれば、萬人萬燈です
日本はたちまち明るくなりましょう
これ我々の萬燈行であります
互いに真剣にこの世直し行を励もうではありませんか
安岡師のひたすらなメッセージである。『致知』に人間学を学ぶ者は、まず自ら一燈を点じたいと思うのである。
現代の先生について、どんなに悪い情報が流されてこようと、また、現代の子どもたちが、どのような悪い振る舞いをしようと、そのような暗い面に気持ちを囚われずに、私たち大人は彼らを絶対に非難せず、愛顔を向け、私たちは何よりも子どもたちを心から愛しているという気持ちが伝わるように心がけたいと思います。
本来、何事においても、先生や子どもたちに罪はない、と思います。
何よりも、戦後教育の乱れが現代に引き継がれているということを早く気づき、反省の雰囲気が出て来て欲しいと思います。
そうすれば、やがては、子どもたちが携帯電話でメール交換に夢中になるような姿は、社会から消えてなくなると思いますが、いかがでしょうか。
乱文にて失礼しました。お許しください。