電脳筆写『 心超臨界 』

明日への最大の準備はきょう最善を尽くすこと
( H・ジャクソン・ブラウン・Jr. )

自分のための人生 《 退屈という悪しき習慣――ウエイン・W・ダイアー 》

2024-08-07 | 03-自己・信念・努力
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日本の歴史、伝統、文化を正しく学び次世代へつなぎたいと願っています。
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東京裁判史観の虚妄を打ち砕き誇りある日本を取り戻そう!
そう願う心が臨界質量を超えるとき、思いは実現する
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◆村上春樹著『騎士団長殺し』の〈南京城内民間人の死者数40万人は間違いで「34人」だった〉
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■超拡散『移民受入れを推進した安倍晋三総理の妄言』
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どんな経験も楽しく、興味をそそるものにすることができる。退屈なパーティや会議は、新しい感情を選び取るにはおあつらえむきの場所である。退屈だと感じたら、頭を生き生きと活発に働かせるために、その場の話題を転換するような気のきいた発言をするとか、小説を書くつもりで第一章を仕上げるとか、将来こういう状況におちいらないための新しいプランを立てるとか、いろいろな手がある。つまり、厄介の種となっている人やできごとを、どうにかして役立てることができないか頭を働かせ、そういうものを自分のために利用するのだ。


『自分のための人生』〈原題:Your Erroneous Zone(錯信帯)〉
( ウエイン・W・ダイアー/渡部昇一・訳、三笠書房 (2011/7/21)、p55 )

  たとえ他人がどう考え、どう行動しようとも、自分の「自己実現」
  の本道をしっかり選択し得る能力、これが本当の偉大さの本質であ
  る。

第1章 「気」の力
5 石頭が「壁」をつくる

◆退屈という悪しき習慣

不幸よりも幸福を選ぶのはその人の自由である。それと同じように、日常生活の諸々のできごとの中で自滅的な行為よりも自己実現にいたる行為を選ぶのも自由である。

今の社会の道路事情を考えれば、車を運転すると、おそらくしょっちゅう渋滞で立ち往生するはずである。そんなときあなたは、腹を立てたり、他のドライバーに毒づいたり、同乗者に文句を言ったり、手当たり次第にまわりの人間やものに当たり散らすだろうか。そしてその行為を正当化するために、交通事情はいつもイライラの種だとか、交通渋滞には本当にお手上げだなどと言うだろうか。

もし思い当たるなら、それは、あなたが交通に対する自分の行動の仕方についてある決まった考え方をするように慣れてしまっている証拠である。しかし、何か他のことを考えようと決心してみたらどうだろうか。もっと自分自身を高めるような方向で頭を使ってみたらどうだろうか。それには時間がかかるだろうが、独り言を言うにも新しい方法でできるようになるし、行動の仕方も変わってくるだろう。

たとえば、口笛を吹いたり、歌ったり、テープレコーダーをまわして声の便りを吹き込んだり、腹を立てるのを30秒間遅らせるようなことさえできるかもしれない。

つまり、交通渋滞を好きにならないまでも、徐々に新しい考え方をするようになってきたわけである。イライラするのをやめようと決心し、古い自滅的な感情は捨ててゆっくりと、しかし一歩一歩確実に健康的で新しい感情と習慣を取り入れることを、みずから選び取ったことになるのである。

どんな経験も楽しく、興味をそそるものにすることができる。退屈なパーティや会議は、新しい感情を選び取るにはおあつらえむきの場所である。退屈だと感じたら、頭を生き生きと活発に働かせるために、その場の話題を転換するような気のきいた発言をするとか、小説を書くつもりで第一章を仕上げるとか、将来こういう状況におちいらないための新しいプランを立てるとか、いろいろな手がある。つまり、厄介の種となっている人やできごとを、どうにかして役立てることができないか頭を働かせ、そういうものを自分のために利用するのだ。

レストランのサービスが悪いような場合にイライラしてしまう人がいる。人やものが自分の望みどおりにならないからといって、どうして腹を立てることを選択するのか。他人のために、しかも自分の人生にとってまったく重要でない人間のために心が動揺するほど、自分は安っぽい人間ではないなずだ。それなら、策を練ってその状況を変えるとか、店を出るとか、何かしらすればよい。ただイライラしているだけでは駄目だ。

頭を自分のためになるように利用することだ。そうすればいつかは、ものごとがうまく運ばなくても立腹しないという。すばらしい習慣をあなたのものにできるだろう。
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