植民地戦争+α

歴史テーマの中量級のボードゲームを制作し、ゲームマーケットに出展しています。
なので歴史とボドゲの話が多いです。

ムガール帝国

2007年06月12日 22時14分06秒 | ゲームシステム
 前々回に「インド三国志」でムガール帝国の話が出てきましたが、実は植民地戦争の追加宗主国としてムガール帝国でテストプレイをしてみたことがあります。

 ムガール帝国は、このゲームのスタートの時代と想定している16世紀初頭には建国し、17世紀にはインドのほぼ全域を支配する大帝国になります。しかし、18世紀には内部分裂を起こし、最終的には英国の植民地となってしまいます。

 この植民地戦争では、最大の国力を持つ植民地として出てきますが、ムガール帝国が内部分裂を起こさなければ…、また海に目を向け海外進出していれば…など思わずにはいられません。
 そこで宗主国としてムガールを作ってみたのですが、既に植民地インドのカードがありますので、そことの調整に思案しました。その結果、国力3あるものの場に植民地インドが出てしまうと、国力が1※に減ってしまうことで、内部分裂イベントを再現することにしました。勿論、その植民地インドが独立カードなどで捨てられたなら、再び国力が3に戻ります。
 他国が植民地インドを持つことは、その国がムガール帝国の内部分裂に生じて侵略し、実質支配していることになります。その植民地インドがさらに租借や割譲されているなら、数カ国でムガール帝国を分割統治している状況と言ったところでしょうか?
 ムガール側は、逆にその植民地インドに対して独立カードを使うことで、支配している列強に対して反乱を起こして、ムガール帝国を再建することが出来ます。これなんかセポイの乱を表しているみたいで良いかな~っと思います。

 問題点として、植民地インドを場にオープンしづらくなったことでしょうか。オープンすると、ムガールのプレイヤーは意地でも独立や、戦争を仕掛けてきますので…


※1:昨年、C.P.U.さんのところでテストプレイしたときは、国力0まで落ちることで遊んだのですが、あまりにも弱くなりすぎるので国力1で思案中。

オリジナルカードゲーム 植民地戦争
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