植民地戦争+α

歴史テーマの中量級のボードゲームを制作し、ゲームマーケットに出展しています。
なので歴史とボドゲの話が多いです。

<ゲームレビュー>命の砂時計

2016年06月03日 19時53分04秒 | ゲームシステム
かなりイケている作品です。正体隠匿とスゴロクを合わせたのはアイデアだと思いました。ゲームは、少女を生かす治癒サイドと、殺す病魔サイドに分かれながらサイコロを振ってスゴロクを進めます。病魔は規定回数内に治癒サイドがゴールできなくても勝利になりますので、こっそり邪魔をすることになります。治癒サイドは誰か1人がゴールすれば勝ちですから、仲間が判ったらコマを進めるカードを上手く使って仲間をゴールさせるようにします。

面白かったので5人で2度ほどプレイしました。1回目は他のプレイヤーの正体を見れるスペシャルカード「診察」がかなり早い段階で出てしまい、正体がバレバレの状態になったものの、無駄にターンを進める「発作」も初期に出ていたために、病魔サイドがこれを活用しまくり、少女を死へと追い詰めます。一方、治癒サイドは仲間のコマを進める「焦燥感」が1枚も出なかった為に、ゴールすることが出来ずにゲームオーバーとなりました。
正体隠匿ですが、初期で正体がバレテも、出ているカードをどう活用するか、運の要素は強いものの多少考えされられるので、正体バレる=ゲーム終わり じゃない所が良く出来ています。

もしかしたら、カード運の要素は強いのかもしれませんが、カード運が悪くても、半分は正体隠匿なので陣営推理をする要素があるし、チーム戦なので楽しめます。

ちなみに5人プレイは病魔サイドは使い魔がいるので2人 VS 治癒サイド3人、4人プレイは 病魔1人 VS 治癒3人と勢力バランスが変わりますが、4人の場合はスペシャルカード「診察」が除かれ、正体があらわになることが無いので、隠匿中心になるのでゲーム感が違うのかも。。。
今度は、4人でやってみたいです。
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