植民地戦争+α

歴史テーマの中量級のボードゲームを制作し、ゲームマーケットに出展しています。
なので歴史とボドゲの話が多いです。

新しく簡単な戦争ゲームを作ってみた。その8

2013年10月06日 22時07分27秒 | ゲームシステム
 動画のコメントに「先行有利」と書かれましたので、少し説明を行いたいと思います。多分、ほんの少しだけ一番最初の手番が有利です。ですので、最初の支配地域を決める際に、一番最後の残り物の地域を選んだ人が最初になるようにしています。なので、一番最初に行う人は不利な地域でスタートしているハズ・・・です。これでゲームバランスを取っています。

 また、遊んでみるとこの最初の手番の有利さはそんなには影響しません。一番最初先手は手つかずの空白地に攻めることになります。これが有利と言えば有利です。しかし、取れる地域は攻撃コマが3,2,1,0,0と0が2つ、つまりブラフが2つなので、実質攻めれるのは3か所です。この3つすべてを勝つのは至難ですし、もし勝った場合、その人は最初の支配地域と合わせて4つも地域を持つことになります。すると、隣の人はこの4つも支配地域を持つ人を攻めた方が良くなるので、空白地を攻めずに最初の手番からプレイヤー攻撃を行うことになります。
 この攻撃を全て防御しきれればそれは勝利にもっとも近くなるのですが、よほど相手のブラフを見抜き、その上でダイス目も良くないと上手くいきません。

 そんなこんなで、結構、シーソーゲームになるのがこのゲームの特徴です。
 

 ちなみに、ブラフを行う攻撃側と、ブラフを見抜く防御側では見抜いて初めて五分に持ち込める防御側が不利となっています。この不利を補正する為に、防御側には兵力コマによる防御+1や、太い国境を越える戦争で+1付くなどで、相殺を行っています。


 と言うことでちょっと補足でした。是非、疑問などありましたらまた書き込んでください。


追伸
 ちょっとショックです。現在、ゲームマーケットに向けて量産中ですが、部材のタイルが写真のように裏面まで釉薬が垂れて、そこに付着物が付いているものが結構あります。これを取り除くのはかなり金属やすりで削らないといけなく、ちょっと無理そう。。。
 なので、一部のタイルが実質使えず、そして今さら送料を掛けて、追加発注も出来ないので、思っていた生産数が出来ない状況でGMを迎えそうです。

新しく簡単な戦争ゲームを作ってみた。その7
動画サイト
QLOOKアクセス解析
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 樹ブロック:ウィンチェスタ... | トップ | 新しく簡単な戦争ゲームを作... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ゲームシステム」カテゴリの最新記事