植民地戦争+α

歴史テーマの中量級のボードゲームを制作し、ゲームマーケットに出展しています。
なので歴史とボドゲの話が多いです。

ローマの力その4「難易度 中級者向け」

2016年08月07日 07時44分01秒 | ローマの力
「ローマの力」は自分の手番に 5つのアクションから1つを選んで実施します(※)。その際、他のプレイヤーも同じ行動を行うので、自分にとっては都合が良い行動だけど他のプレイヤーにとっては今は都合が悪いものを選んでいくのがコツとなります。
例えば、後に資材を得る為に、手元の民を盤面の集落に置くアクション【生産】ですが、もしも自分だけが手元に民があり、他のプレイヤーの手元に「民」が無いタイミングなら、自分だけが【生産】の恩恵を受けることになります。
この様に他のプレイヤーの状況を見据えてアクションを選択していくのがこのゲームのコツになってきます。

さらに先々を見据えることも必要になります。【生産】で盤面に「民」を全て置いてしまったら、手元に民を必要とする【討伐】アクションは出来なくなります。

いつどのアクションを行うのか、そして相手がどのアクションを選択してくるのかを読みながら、適切に選び処理をしていくことでゲームを有利に進めれます。

これが上手く回ると、とても気持ちよいです。「民」や「奴隷」が手元とボードを行き来しながら、無駄なく活用され、得点を生み出してくれます。逆に上手くいかないと、無駄なアクションが増えてしまい、停滞している感が出てしまいます。
最初は中々上手くいかないかもしれませんが、是非、何度かチャレンジすればコツが掴めると思いますので、繰り返し遊んで頂きたいです。

逆にボード、カード、数種類のコマを使っており、少し仰々しい体裁をしていますが、手番では5つからアクションを選ぶだけなので、かなりサクサクと進められ、2人だと40分、3人でも60分程度で終わる体裁となっています。

こんなゲームなので、このゲームは中級者向けゲームと位置づけています。

※選んだプレイヤーのみ特権の効果を得ます。
 また、2番手のプレイヤーは残った 4つのアクションから選ぶことになります。
 プエルトリコ、サンファンで採用されているバリアブルフェイズシステムと言います。

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属州統治ゲーム
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