植民地戦争+α

歴史テーマの中量級のボードゲームを制作し、ゲームマーケットに出展しています。
なので歴史とボドゲの話が多いです。

神倭のくに 「街道」と「天啓」

2017年11月08日 21時25分56秒 | ゲームシステム
今回は、「神倭のくに」のオプションマスについて、1つをピックアップして解説です。
ダイスワーカープレイスメントの神倭のくには、何度も楽しんで貰うために、
マス目を変更するオプションマスが8枚付いています。

今回は、その中から「天啓」の紹介です。
「天啓」は、デフォルトのマスでは「街道」の上に重ねて置くことになります。
つまり、「街道」が無くなる訳です。

「街道」の効果は、ダイス目関係なく好きなマス目に置くことの出来る
神使コマ(銀キューブ)を1つ得ます。
神使コマは、通常のワーカーである配下の神コマが全て置かれた後にしか置けませんので、
既に配下の神コマが置かれてしまったマス目には置けないのですが、それでも自由な
場所に置けるのは使い勝手が良く、良く使われるマス目では無いでしょうか?


一方、「天啓」はもっとも変わった効果のオプションマスです。
ある意味、このゲームそのものを変えてしまいます。

通常、このゲームは、1ラウンドごとに時計回りに、スタートプレイヤーが移動しますが、
この「天啓」が使われると、スタートプレイヤーは移動しません!

ゲーム中に「天啓」を選んだ際に、選んだプレイヤーが次のラウンドのスタートプレイヤーになるのです!
(その際に、おまけで好きな資材を1つ得るので、有効に活用ください)

「天啓」は、使い勝手の良いオールマイティーな「街道」を潰し、
その上で、スタートプレイヤーを取り合うゲームにしますので、
「天啓」の使用は、このゲームをより一層、ゲーマー向きにすると言えます。
2人プレイでは、あまり使用しにくいのですが、3人・4人プレイですと、
最後の手番はかなり不利ですので、この「天啓」を入れることで、
後手番のプレイヤーは、どこで「天啓」に置き、手番を最初にするかを考えることになるでしょう!

ゲーム性そのものを変える「天啓」是非、使ってみて下さい。


そんな、日本神話系ダイスワーカプレイスメント「神倭のくに」はこちらです。

コメント (2)
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