植民地戦争+α

歴史テーマの中量級のボードゲームを制作し、ゲームマーケットに出展しています。
なので歴史とボドゲの話が多いです。

ローマの力その17「属州キリキア」

2017年04月19日 20時57分19秒 | ローマの力
もっとローマの力を! の予約特典としてもれなく付いてくる属州の紹介です。

今のトルコ領の東南でシリアと国境を接している地域です。海を越えた向かい側にキプロス島があります。山岳が多いトルコには珍しく、キリキアの東には平原が広がっており、貴重な穀倉地帯の為、古くから大国と大国が争う地域でした。アレキサンダー大王がペルシアと戦ったイッソスの戦いの舞台もこの地にあります。州都はタルソス。

【初期行政】
キリキアは海賊がはびこる地として有名で、ローマ時代に皇帝によって討伐されたことから、[海賊討伐]を入れました。本国から来る艦隊に漕ぎ手として奴隷を提供する意味で、奴隷が1つ必要です。サイコロを振って戦果を決めると言うローマの力初のサイコロ運の行政です。そしてこの海賊が信仰した宗教がミトラ教です。ミトラ教は牡牛を生贄に捧げる宗教で、牡牛と言う訳ではないのですが、[祭壇]は奴隷2つで民1つを作り出す効果にしました。それ以外は、キリキアの門など東西の交易路を有していたので、[市場][交易所]を入れてあります。

【オススメの戦略】
[祭壇]が奴隷を2つ必要とする為、【討伐】アクションを選択しまくることになります。これは属州アフリカと真逆の戦略です。また[市場]があるので、麦を得てそれを奴隷に換えて、それをさらに[祭壇]で民にしても良いでしょう。[交易所]は効果が弱いので、金を作り出すのには向いていないので、【贈賄】アクションで金を作り出せる効果の行政カードを得るのも良いかもしれません。
[海賊討伐]は、奴隷に余裕があり、選択する【行政】アクションが特にないときに、6の目が出ればラッキーぐらいで行うべきだと思います。
コメント
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