植民地戦争+α

歴史テーマの中量級のボードゲームを制作し、ゲームマーケットに出展しています。
なので歴史とボドゲの話が多いです。

ローマの力その13「属州コルシカ・サルディニア」

2017年01月07日 10時28分40秒 | ゲームシステム
ローマの力で選んで遊ぶことの出来る属州の紹介です。
実はこちらのコルシカ・サルディニアは、東京ボードゲームコレクション2016と、ゲームマーケット2016秋において配布したチラシにつけたおまけです。宣伝チラシにおまけの属州をつけていた次第です。
他の属州よりも、多少強めになっていますので、ハンディを付けたい人に行わせるなどすると良いでしょう!

今のフランス領のコルシカ島と、イタリア領のサルディーニャ島です。元々はカルタゴの領地でしたが、ポエニ戦争の結果二島合わせてローマの属州として編入されます。地中海の交易の中継点として栄える一方、サルディニアの西側は穀倉地帯としてローマに麦を輸出していました。一方東側では古代からワインが生産されていました。コルシカはオリーブの栽培が盛んです。また島の内陸にはコルシカ人が住み続け、古代ローマ人により奴隷として島外に売られていきました。

【初期行政】
ローマに麦などを輸出していた為、同じ資材3つを金に換える[港]、サルディニアが鉛や亜鉛の重要な産地だった為、奴隷2つを使って金を獲得できる[鉱山]、内陸部に残るコルシカ人に対応する為に要塞が作られていたことから蛮族を1つ無くせる[砦]、そして麦3つで奴隷を民に出来る[神殿]と言う構成です。
チラシのおまけなので、特殊な行政は1つも入っていませんが、それでもヌミディアと同じく奴隷を産出できる集落があったり、行政カードの[砦]があったりと面白い効果になっています。

【オススメの戦略】
[砦]があるのでいきなり道で繋がっていない集落の奴隷を排除できるのが利点です。欲しい資源を産出する集落があるなら早めに[砦]で集落を空けるのが良いでしょう。また、[砦]の効果を使うことで、全ての蛮族を駆逐しやすいです。後半になったら、蛮族を無くす為に[砦]を使用することを検討しましょう。但し、奴隷を産出できるからと言って、【討伐】をあまり行わないと、無駄な手番や効率の悪い行動になりかねません。【討伐】を行うことも織り交ぜながら奴隷を獲得することを考えてください。



 

もし、チラシを貰わなかった方は、こちらをクリックすると画像が開かれます。
それをA4横で印刷(できればフチなし)してお使いください。
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