植民地戦争+α

歴史テーマの中量級のボードゲームを制作し、ゲームマーケットに出展しています。
なので歴史とボドゲの話が多いです。

大人はそもそも遊ばない。相模大野アートクラフトの感想。

2015年05月10日 09時38分15秒 | ゲームシステム
今回、相模大野アートクラフトに出展して、一般の人にゲームを遊んで貰う難しさをとても感じましたた。そして、ゲームマーケットの環境が如何に特殊な環境かをまざまざと感じました。
ボードゲームやカードゲームを普段から遊び、製作までして、ゲームマーケットで売っていると、ボードゲームが身近にあるものなのですが、一般の人から見れば、これは特異的な状態です。

相模大野アートクラフトに出展して、普段ボードゲームなんかで遊ばない人に「樹ブロック」を売ってみると売ることにとても困難が伴うことに気付かされます。

まず、ゲームは子供が遊ぶものと言う概念があります。
凡そ「ゲーム」や「おもちゃ」と分類されるものに大人は手を出さない。。。樹ブロックを見て大変興味を持ち、面白い!って思っても、それを他の人と一緒に遊ぶのにとても敷居が高いのです。興味を持ってくれた人も、その知り合いも大人なので普段「遊ぶ」と言うことを行わないので、例え樹ブロックを買っても、そして友達が遊びに来てもゲームを遊ぶシチュエーションにならないので、樹ブロックに価値を見出せないと言うことになります。

買ってくれた人の多くは、2人や家族で来て、みんなが楽しめると判断して買っていくケースが多かったです。遊ぶ相手がそこに居るケースです。あとはおばあちゃんが孫へのプレゼント。こちらはおばあちゃんが興味を持ってもきっと孫に与え、自分自身は遊ばないケースです。

こんな感じでボドゲを普段遊ばない人に遊んで貰うのは本当に大変だと思いました。
売る側として、遊び方やゲームの面白さなどを伝える以前に、1人のボドゲファンとしてボドゲを遊んだことの無い人を少しずつ巻き込んで行くのが、ボドゲ市場を大きくしていく手段なのかなーって思います。

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