植民地戦争+α

歴史テーマの中量級のボードゲームを制作し、ゲームマーケットに出展しています。
なので歴史とボドゲの話が多いです。

街コロ、もぐもぐハント、きのこはかせ<ゲームレビュー>

2012年12月10日 21時35分37秒 | ゲームシステム
週末、自身のセッションで遊んだ感想です。


●街コロ

実は買ってそうそう、連れと2人で遊んだのですが、実は大変つまらなかったので、今回遊ぶことに結構不安があったのですが、3人で遊んだところフツーに楽しかったです。
街コロは、お金で施設を買って、買った施設によって何の目が出れば収入が入るとか、相手も収入を得るとか、相手に取られるなどが出来上がります。すると、自分のターンに出したい目と、出したくない目が出てきて、それを祈りながらサイコロを振る訳です。
振っていない人も影響を受けるので、誰の手番のときもサイコロの目を見守ってしまいます。そうして良い目に歓喜し、悪い目に落胆する。。。そんなところが面白いゲームです。

しかし、一方で戦略性はかなり乏しいです。1回のゲームで勝ちパターンになりえる施設建設パターンが判ります。そのいくつかのパターンのどれかを選択して建築していけば、あとはサイコロ運次第です。

※一応、各カードの確率から有利不利を見極めたり、カード枚数に制限があるので、相手が買ったらこっちも買って相手に与えなくするとか、細かな対応はとれるのですが、ぶっちゃけダイス運でひっくりかえります。


●もぐもぐハント

かわいいキャラクタ、厚手のタイル、簡単なこと、あみだと言ういままでに無い要素を取り入れていることと、すごい作品なのですが、大人が遊ぶゲームではなかったです。
あみだを決めるタイルを4つ出して、そして場の3か所のいずれかに配置する。これを3回繰り返して、あみだを決めて誰がミミズを得るかを競うゲームです。
最大の問題は4つのタイルが判っており、そしておける箇所が3か所なので、その全ての組み合わせを検証することで、どれを置くべきかが決定してしまいます。
この時点でゲームとして成立が難しく、いわば子供なら○×(#に○と×を書く3目並べ)は楽しめても、大人は絶対解が判るためゲームにならないと同じ状況です。
逆に言うと子供ならその簡単さとキャラクターのかわいさなどから、楽しめるゲームだと思います。

※最終段に置かれるタイルですべてが決まるのですが、中段のタイルで一番左端になると不利なので、左端にはならないようにするという行動をとるのが良いようです。





●きのこはかせ

同じかわいい絵柄で、簡単なのに真逆なのがこの きのこはかせ です。こちらは前にも書いたのですが、どっぷりと心理ゲームです。ですので心理ゲームにならない相手と遊んでも面白くないです。つまり、相手がコンピュータならゲームにならないってことです。
このゲームの根幹は、どこでブラフを行うのか、まったく行わないのかを決めます。当然相手もブラフを織り交ぜてくるので、それを読み切るのがコツです。
親しい人と裏のかきあいを行うととても楽しい作品に仕上がっています。
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