植民地戦争+α

歴史テーマの中量級のボードゲームを制作し、ゲームマーケットに出展しています。
なので歴史とボドゲの話が多いです。

サクサク三国志:ほぼ最終調整

2011年04月17日 09時39分39秒 | ゲームシステム
 こんばんは先週、自身のコンベンションでテストプレイを行いまして、そこでの結果を受けてのルールの調整をかけました。

1.局地戦の導入
 要望のあった武力で都城を落とせる効果を採用しました。これをそのまま「一騎打ち」と言う呼称にしてしまいます。同一州内の白い都城に限って、都城と相手将軍を指定して、武力で勝てば城都を奪えるってものです。戦争と同じく負けた方の将軍は死亡で、相手が受けなかった場合は、その都城を奪われる上に指名将軍も失います。
 戦争より効果が良い反面、州を越えられないので、かならず統率による戦争の局面が必要となりますし、前に比べて一騎打ちで相手将軍を斬りまくると言うのも制限されて、バランスが取れました。

2.地図の変更
 上庸(孟達が居た)と、襄陽(劉表が居た)が読みがどちらもジョウヨウと判りにくかったので、襄陽を南陽に変更しました。また調べてみると上庸って荊州だと思っていたのですが、益州の漢中郡の上庸県なんですね。と言うことで、漢中の範囲に変更です。
 しっかし、某SLGでも幾つかの書籍でも、上庸が荊州の範囲になっているのは何故?

3.南斗北斗の回数-1
 ゲームが思った以上に長かったので、もう少し短くします。

4.特殊カード(看破・和睦など)の将軍配置
 これはまだ検討中ですが、ルールを簡素化する(無駄なルールのケース分岐を無くす)為に、特殊カード(看破・和睦など)の将軍配置を可能としようと思います。今までどおり、特殊カードは戦争や支配など能力を使った行動は行えず、手持ちでも将軍でもその特殊効果を使い切りで使用するだけです。
 将軍配置を許可することで、最初に君主を決める際に特殊カードを脇に置いたりしていたのをそのまま使用できるようになります。但し、これ1枚だと何も出来なくなるおそれがありますので、これが勢力の場合、さらに1枚追加して引くなどは必要です。
 これの採用を検討しているのはどちらかと言うと、5.の検討が大きいかな・・・

5.献帝、玉璽
 献帝が結構捨てカードになっていたのと、見せると+1点と言うのがルール上特殊だったので、4.の改変によって、将軍にしたらさらに+1点に変更します。なので将軍にするため、マークを×□に変えます。
 一方、玉璽はマークを△○(袁術と同じ)に変えて、将軍にしたら所持枚数制限に含まない効果を付けます。(前は王位をもっていたらさらに+1点でしたがこれは廃止です)
 これによって玉璽の方は、所持枚数を圧迫することが無くなるので、もう少し使われるかな…。


 あとは最後に、今行っている武将の能力調整をGWまでに終わらせて(最後までは到底無理なんで、出来る限りかなー)、GWに量産を進める計画です。
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