植民地戦争+α

歴史テーマの中量級のボードゲームを制作し、ゲームマーケットに出展しています。
なので歴史とボドゲの話が多いです。

アグリコラ<ゲームレビュー>

2010年08月16日 20時56分15秒 | ゲームシステム
 今、有名なアグリコラを遊ぶ機会がありました。ネットでは噂ぐらいは知っていて、興味があったので、かなり期待してのゲームでした。

 このゲーム、大きな特徴はサンファンなどと同じく、同じ参加者を攻撃する行動は一切なく、自分の陣地(農場)の生産能力を相手より先に高めて、ゲーム終了時点で相手より優位に立てば勝利となります。
 相手と競う部分はあるにはあるのですが、どちらかと言うと自分の農場を如何に素晴らしいものにするかと言う自己満足的な要素が強いです。

 さてゲームは、未開の地に来た夫婦を操って、木材を取りに行かせたり、その木材で柵を作ったり、その柵で羊を飼ったりと、順番に行動を行っていきます。農地も耕して、種麦を買って、蒔いて、収穫って感じになります。
 行動は、20以上ある行動表がボード上や後からオープンされるカードに書かれており、そこに人の駒を置いて、行動を宣言していきます。

 数回に1度収穫があり、麦が実ったり、羊や猪が子を産んだりするのですが、そこで人数分×2の食料が必要になるので、収穫量を考えて食料の計画をしないと、物乞い(ポイントマイナス)を行う羽目になります。

 こうやって羊や猪・牛を育て、麦や野菜を植えて、さらに竈を作って麦をパンに出来るようにしたりと、本当に何にも無い開拓者が1から自給自足を行う雰囲気を満喫できます。
 そうして規定の14回の手番をおこなったらゲーム終了で、どこまで農場を発展させたかで、勝利を競うのですが・・・
 まあ、出来上がった農場が1つの作品の様相で、ポイント関係無しに満足したり、不満だったりと言った訳です。

 今回はファミリールールと言う入門を行ったので、一部カードを使わなかったので、ゲームのパターンが決まっているのですが、このカードを使うと作物を芋に出来たり、イチゴを狩ったり、職業も樵だったりすると、木材の入手が良かったりと、いろいろと変化があるようです。

 今回は入門でしたがかなり楽しめたので、次回この追加のカードを是非とも堪能してみたいです。
コメント
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