植民地戦争+α

歴史テーマの中量級のボードゲームを制作し、ゲームマーケットに出展しています。
なので歴史とボドゲの話が多いです。

簡体三国志:テストプレイ③

2009年12月05日 14時06分56秒 | ゲームシステム
  先週末のセルフコンで、簡体三国志のカードゲームの方も1度テストしたのでその報告です。

 端的に言って私の戦略ミスによる敗北です。

 シナリオを「諸侯建国」にしたので、開始時から2カ国持ちでスタートです。豫州・揚州で孫策/孫権で始め、直ぐに徐州も支配下に置いたのですが、当然、冀州・エン州スタートの探偵のさんの袁紹も青州を支配下に置いた為、こちらの豫州と徐州が隣接することになります。
 ここで戦争を避けたかった為に、エン州に置かれている将軍と同じマークの武将を豫州の将軍に任命し、同様に青州の将軍と同じマークの武将を徐州に任命することで、探偵のさんの袁紹との対決を避けます。
 これによって私は気兼ねなく、漢中・益州の曹操と荊州の支配をめぐって争うことになります。
 この争いで私が荊南を得て曹操が荊北を得た頃、袁紹は幽州を得て4カ国持ち。私も4カ国持ちで、さらに手持ちに玉璽があったので、一応単独トップでこの時点までの戦略は正しく機能していました。
 しかし、この後、3カ国持ちのまま停滞する曹操が涼州の劉備と同盟を組むか、私と同盟を組むか悩み、悩んだ末に劉備に援軍同盟を行います。
 劉備も3カ国持ちでしたので、劉備との同盟は妥当だったかもしれません。そして策略「資金」で軍備を増強し、荊南への侵攻を匂わせます。さらに私の判断を誤らせたのが、袁紹の并州攻略。これによって袁紹は5カ国持ちで単独トップは袁紹のものとなります。
 ここに来て袁紹に攻められないように敷いた防衛が、こちらからも攻めることの出来ない枷となってしまいます。しかし、ここでこのシフトを今さらながら解いても、曹操は袁紹と隣接する領地を持っていなかったので、こちらと戦うしかなく、ならばと言うことで、逆にこちらも5つ目の領地を得るために、荊北への侵攻を断行します。
 群雄 孫策まで含んだ戦争でしたが、守る曹操軍は張飛!それに劉備の援軍まで到着し敗退してしまいます。さらに張飛の戦術「生捕」によって孫策は捕らえられ斬首と回帰不能なダメージを負います。
 結局、ここでの大敗により袁紹を詰めることが出来ず、直後に終了札が出てゲームエンド。自らが敷いた戦略がそのまま首を絞める結果になってしまいました。

 1つ前の記事を見ると判るのですが、豫州って中央なんですね。ここに本拠地を置いた時点からマズったのかな~


オリジナルカードゲーム 植民地戦争

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コメント
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