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恒例
春のPちゃん祭り in 京都
開催日程発表!
5・16(火)、17(水)の2日間
<キーワード>は、
“天女のナビゲート”“レムリアンクリスタル”“オルゴナイト”
なんでしょ~! 何やるんでしょ~!!
また詳細が発表され次第、このブログでお伝えしますね。
<場所> 京都市伏見区 aura-soma.rubbyサロン
<内容> 未定
<金額> 未定
今年のPちゃん祭りは早々に日程がリリースされました。
こんなに早く決まることは今までありませんでした。
きっとたくさんの人が集えるようにじゃないかな~なんて思います。
私は2日間とも参加いたします。なにせ、この企画が始まって以来の皆勤賞なのでね。
もし、ご興味のある方、ちょっといろいろとまずはこれまでのことなど質問してみたい方、お問い合わせはすべて以下のメールアドレスへ。
↓
chakra@aura-soma.name
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<3月下旬~4月中旬までのご予約状況 >
16日(木) カラーセラピーの部屋 イベント 15:00~ ○ 17:00~ ○
17日(金) 午前10:00~ ○ 午後 13:00~ ○ 15:00~ ○ 17:00~ × 18日(土) 午前10:00~ ○ 午後 13:00~ ○ 15:00~ × 17:00~ ×
19日(日) 午前10:00~ × 午後 13:00~ × 15:00~ × 17:00~ ×
20日(祝) 午前10:00~ ○ 午後 13:00~ × 15:00~ × 17:00~ ○
21日(火) 午前10:00~ × 午後 13:00~ ○ 15:00~ ○ 17:00~ ×
22日(水) 午前10:00~ × 午後 13:00~ × 15:00~ × 17:00~ ○
23日(木) 午前10:00~ × 午後 13:00~ × 15:00~ × 17:00~ ○
24日(金) 午前10:00~ ○ 午後 13:00~ ○ 15:00~ ○ 17:00~ ○
25日(土) 午前10:00~ ○ 午後 13:00~ ○ 15:00~ ○ 17:00~ ○
26日(日) 午前10:00~ × 午後 13:00~ × 15:00~ × 17:00~ ×
27日(月) 午前10:00~ ○ 午後 13:00~ ○ 15:00~ ○ 17:00~ ○
28日(火) 午前10:00~ × 午後 13:00~ × 15:00~ × 17:00~ ×
29日(水) 午前10:00~ × 午後 13:00~ × 15:00~ × 17:00~ ×
30日(木) 午前10:00~ × 午後 13:00~ × 15:00~ × 17:00~ ×
31日(金) 午前10:00~ ○ 午後 13:00~ ○ 15:00~ ○ 17:00~ ○
4月1日(土) 午前10:00~ × 午後 13:00~ × 15:00~ × 17:00~ ×
2日(日) 午前10:00~ × 午後 13:00~ × 15:00~ × 17:00~ ×
3日(月) 午前10:00~ ○ 午後 13:00~ ○ 15:00~ ○ 17:00~ ○
4日(火) 午前10:00~ ○ 午後 13:00~ ○ 15:00~ ○ 17:00~ ○
5日(水) 午前10:00~ ○ 午後 13:00~ ○ 15:00~ ○ 17:00~ ○
6日(木) 午前10:00~ ○ 午後 13:00~ ○ 15:00~ ○ 17:00~ ○
7日(金) 午前10:00~ ○ 午後 13:00~ ○ 15:00~ ○ 17:00~ ×
8日(土) 午前10:00~ ○ 午後 13:00~ ○ 15:00~ ○ 17:00~ ○
9日(日) 午前10:00~ × 午後 13:00~ × 15:00~ × 17:00~ ×
10日(月) 午前10:00~ × 午後 13:00~ × 15:00~ × 17:00~ ×
11日(火) 午前10:00~ ○ 午後 13:00~ ○ 15:00~ ○ 17:00~ ○
12日(水) 午前10:00~ ○ 午後 13:00~ ○ 15:00~ ○ 17:00~ ○
13日(木) 午前10:00~ ○ 午後 13:00~ ○ 15:00~ ○ 17:00~ ○
14日(金) 午前10:00~ ○ 午後 13:00~ ○ 15:00~ ○ 17:00~ ×
15日(土) 午前10:00~ ○ 午後 13:00~ ○ 15:00~ ○ 17:00~ ○
※これより先のお日にちのお問合わせの場合は、まだ空いている場合が多いですので、
ご希望のお日にちとともに下記のメールアドレスにお問合わせください。
お問い合わせ・ご予約は chakra@aura-soma.name まで
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少し前のことになりますが、TVで「しくじり先生」を見ました。
出ていたのは、もと「EE JUMP」というメンバーの一員だったソニンでした。
めちゃ売れたわけでも大スターだったわけでもない、中途半端な売れ方の子だったと思います。
けれど私はなぜか彼女のことをすごく覚えていました。
親戚の子のように気にかけていたと言ってもいいくらいです。
それは彼女が全然悪くないのに、なんでこんな不運なことに次々と巻き込まれるんだろう、と同情のエールを送っていたからでもあります。
彼女はメンバーの1人が不祥事(刑事事件)を起こしたがゆえに、これからだ!というときの芽を摘まれてしまったように見えました。
芸能界のことにそんなに敏いわけでもアイドルのことを良く知っているわけでもないのに、なぜかソニンのことだけはよく覚えていた。
で、あれあれ、この子が出ているわ、今何をしているのかしら?と興味深く見ていました。
彼女のテーマは、「指示待ち族だった私が自分の意志でほんとうに自分のやりたかったことを見つけるまで」というものでした。
「指示待ち族」というのは「ゆとり世代」と言われる世代以降の人たちによく見られる傾向だと言われています。
“言われたことしかやらない。”
“指示されるまで自分からは動こうとしない。”
“自分から考えて工夫をしない。”
それらの特徴について私は全く憤慨していました。
何もかも親にちやほやと手を出してもらって乳母日傘で育てられてきた世代はこうなんだ、私はごめんだな、こんな世代と一緒に仕事をしたりするのは。
幸いなことに私はこの世代、世代だけでくくっちゃいけないなら指示待ち族とお見受けするような人と一緒に仕事をしたことはないので良かったなぁ、私の人生にこういう人が関わって来なくて、と思っていました。
しかし、ソニンの話を聞いていると、ちょっと様相が違うぞ、と思えてきました。
先述したように彼女は頑張ってこれから売り出される!というときにメンバーの不祥事によって挫折してしまわざるを得なくなりました。
そのときに彼女はこう思ったそうです。
「事務所が出す要望にはなんでもすべて完璧にこなせる自分でいよう!」「それがこれから自分が芸能界で生き残っていくすべだ」
生き馬の目を抜く芸能界で、いったん挫折を味わい、しかも自分が悪いわけでもないのにどん底に落とされた彼女のこの決意、笑うことができる人がいるでしょうか?
芸能界で何になりたい? とか、どういう立ち位置でいたい? ということを夢見ることができる人は幸せなごく一握りの人でしょう。
あるいはトップクラスに登りつめてから初めて抱くことを許される希望だと思います。
たいていはまずはこの業界でなんとか食べていく、居続けるためには、ということ自体が目標になってしまっても何らそれを責めることなんて出来ないと思います。
それどころか健気な決意だなぁ、と思います。
そして彼女はその決意通りにあらゆる“指示”を受け容れ、それらの無理難題に立ち向かっていきます。
自分の故郷の高知から出自のルーツである韓国までの570kmを走破しろ、とか体育館でたった1人泊まり込み6万個のドミノを完成させろ、とか。
そんなんの何が面白いの?と思いますが。
その結果、彼女の心身は壊れてしまいました。
そしてようやく事務所も彼女に対する要求が彼女のキャパを超えていたことに気付き、優しく彼女にこう尋ねるのです。
「ちょっとゆっくりしたらいいよ。で、その後はあなたはどうしたいの? 何がやりたいの?」
そのときに彼女はハッと気付くのです。
「この指示を受け付けなくてももういいよ、と言われても、では次に自分自身の望みは何なんだ? と問われても全くそれがわからない自分がいる!」ということに。
人の指示や望みばかりをこなすことに精一杯という毎日を送っていると自分自身の本当の望みや気持ちが片隅に追いやられてしまい、片隅に追いやられるどころか、いったん追いやられ続けそこで埃をかぶってしまった自分の夢や望みはいざ、というときに「なんなんだ?」と自問自答しても、もうわからなくなってしまう、という恐ろしさ。
それこそが「指示待ち族」の恐ろしさなのだ、とソニンは言いました。
なるほどねぇ。
私は初めて「指示待ち族」と言われる一派(?)に同情し、気持ちを寄り添わすことができました。
「人の指示ばかりを待っている人生の何が楽しいんだよ?」
「そんなことすぐにわかることだろーが。」
「なんで自分のアタマで考えない?」
そう思ってきてこういう人たちとは一生接点はないだろうな、と思っていたのですが、ソニンの話を聞いていて変わりました。
「指示待ち族」は「指示待ち族」というよりはまずは、「他人の期待に応えたい」人たちなのだな、ということ。
それはある程度の多寡の違いはあろうとも、誰でもが持っている気持ちであろう。
そしてその他人の期待に応え続けていると、自分の本当の望みが何だったのかわからなくなる。
他人に「もう私の期待には応えなくていいよ。で、あなた自身がやりたいことはなに?」と言われた時にハタと戸惑ってしまう。
ない・・。
ない、というかわからない。
そしてパニックになってしまう。
落ち込んでしまう。
なんて自分って情けない人間なんだ、とひたすら自分を責める。
これは誰もが陥る可能性のあるストーリーだなぁ、と初めて自分の身に置き換えて考えることができたのでした。(私も意外に?他人の期待に応えたいと思う方なのでね)
そして、指示を出していた立場の方としてはこの「受けていた」立場の人の心理の流れが理解できないと、せっかくもう指示を受けなくてもいいよ、あなたのやりたいことをこれからはやっていいんだよ、と言っているのに「ない」ってどういうことだ、「わからない」ってどういうことだ、なっとらん! もう気持ちを聞いてやることもないな、となってしまうのでしょうね。
ソニンの場合はそれからたまたま見たミュージカルに打たれるものがあり、そうだ! 私は歌うことも好きだし、演じることも好きだ、それをすべて中途半端な自分だと思っていたけれど、舞台でのミュージカルならそれはむしろすべて「トータルで出来る」人間だ、と評価してもらうことができる、ということに気付き、そちらの道に進み、昨年は菊池和夫演劇大賞を獲るまでの女優に成長していました。
彼女は傷つきながらも常にもがいてもがいて自分の道を探し続けたからこそ、得ることができたのでしょう。
あきらめてしまっていたらいまだに暗い穴のなかに落ち込んでいただけかもしれません。
よかった、よかった。
「指示待ち族」・・・。
つまり、「他人の期待に“異常に”応えてしまう人たち」。
それはどこまで頑張ったらいいのか、どこからは無理しすぎなのかがわからない人ということも言えるかもしれません。
でも、誰だってちょっと無理しないといけない頑張り時というものがあるのも確かなように思います。
難しいですね。
でも他人と比較せず、「私は私のままでいいんだ」と常に言い聞かせていたら、ある程度回避出来る気もします。
ソニンの場合は、ミュージカルをやりたい!と思った時、初めて事務所が出した指示に反発したことが「自分を出せる」きっかけになった、と言います。
「自分に正直になる」=「他人の期待をしりぞける」ということを1回やってみると、なぁんだ、大してそこに傷みはないじゃん、むしろラクじゃないか、自分を大切にしているってこういうことなのか、と気付くのでしょうね。
あんまり無理しないで生きていきましょうね。
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お支払いの方法は振り込みです。
振込先はゆうちょ銀行と普通銀行があります。
ゆうちょ銀行に口座をお持ちの方であれば振込手数料は発生しません
が(1か月に3回まで無料、4回目からは発生することに変更になりました)
それ以外は振込手数料が発生することをご了承ください。
製品の大きさによって通常郵便か宅配便を利用するかはこちらで
決めさせていただきます。ご指定はできませんのでご了承ください。
商品の到着は基本、「受注」から翌々日の発送となります。
それ以上にかかる場合もございますので、その際は事前にご連絡いたします。
すべて、お問い合わせは
chakra@aura-soma.name
までお気軽にどうぞ!
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恒例
春のPちゃん祭り in 京都
開催日程発表!
5・16(火)、17(水)の2日間
<キーワード>は、
“天女のナビゲート”“レムリアンクリスタル”“オルゴナイト”
なんでしょ~! 何やるんでしょ~!!
また詳細が発表され次第、このブログでお伝えしますね。
<場所> 京都市伏見区 aura-soma.rubbyサロン
<内容> 未定
<金額> 未定
今年のPちゃん祭りは早々に日程がリリースされました。
こんなに早く決まることは今までありませんでした。
きっとたくさんの人が集えるようにじゃないかな~なんて思います。
私は2日間とも参加いたします。なにせ、この企画が始まって以来の皆勤賞なのでね。
もし、ご興味のある方、ちょっといろいろとまずはこれまでのことなど質問してみたい方、お問い合わせはすべて以下のメールアドレスへ。
↓
chakra@aura-soma.name
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<3月下旬~4月中旬までのご予約状況 >
21日(火) 午前10:00~ × 午後 13:00~ ○ 15:00~ ○ 17:00~ ×
22日(水) 午前10:00~ × 午後 13:00~ × 15:00~ × 17:00~ ○
23日(木) 午前10:00~ × 午後 13:00~ × 15:00~ × 17:00~ ○
24日(金) 午前10:00~ ○ 午後 13:00~ ○ 15:00~ ○ 17:00~ ○
25日(土) 午前10:00~ ○ 午後 13:00~ ○ 15:00~ ○ 17:00~ ○
26日(日) 午前10:00~ × 午後 13:00~ × 15:00~ × 17:00~ ×
27日(月) 午前10:00~ ○ 午後 13:00~ ○ 15:00~ ○ 17:00~ ○
28日(火) 午前10:00~ × 午後 13:00~ × 15:00~ × 17:00~ ×
29日(水) 午前10:00~ × 午後 13:00~ × 15:00~ × 17:00~ ×
30日(木) 午前10:00~ × 午後 13:00~ × 15:00~ × 17:00~ ×
31日(金) 午前10:00~ ○ 午後 13:00~ ○ 15:00~ ○ 17:00~ ○
4月1日(土) 午前10:00~ × 午後 13:00~ × 15:00~ × 17:00~ ×
2日(日) 午前10:00~ × 午後 13:00~ × 15:00~ × 17:00~ ×
3日(月) 午前10:00~ ○ 午後 13:00~ ○ 15:00~ ○ 17:00~ ○
4日(火) 午前10:00~ ○ 午後 13:00~ ○ 15:00~ ○ 17:00~ ○
5日(水) 午前10:00~ ○ 午後 13:00~ ○ 15:00~ ○ 17:00~ ○
6日(木) 午前10:00~ ○ 午後 13:00~ ○ 15:00~ ○ 17:00~ ○
7日(金) 午前10:00~ ○ 午後 13:00~ ○ 15:00~ ○ 17:00~ ×
8日(土) 午前10:00~ ○ 午後 13:00~ ○ 15:00~ ○ 17:00~ ○
9日(日) 午前10:00~ × 午後 13:00~ × 15:00~ × 17:00~ ×
10日(月) 午前10:00~ × 午後 13:00~ × 15:00~ × 17:00~ ×
11日(火) 午前10:00~ ○ 午後 13:00~ ○ 15:00~ ○ 17:00~ ○
12日(水) 午前10:00~ ○ 午後 13:00~ ○ 15:00~ ○ 17:00~ ○
13日(木) 午前10:00~ ○ 午後 13:00~ ○ 15:00~ ○ 17:00~ ○
14日(金) 午前10:00~ ○ 午後 13:00~ ○ 15:00~ ○ 17:00~ ×
15日(土) 午前10:00~ ○ 午後 13:00~ ○ 15:00~ ○ 17:00~ ○
※これより先のお日にちのお問合わせの場合は、まだ空いている場合が多いですので、
ご希望のお日にちとともに下記のメールアドレスにお問合わせください。
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少し前のことになりますが、TVで「しくじり先生」を見ました。
出ていたのは、もと「EE JUMP」というメンバーの一員だったソニンでした。
めちゃ売れたわけでも大スターだったわけでもない、中途半端な売れ方の子だったと思います。
けれど私はなぜか彼女のことをすごく覚えていました。
親戚の子のように気にかけていたと言ってもいいくらいです。
それは彼女が全然悪くないのに、なんでこんな不運なことに次々と巻き込まれるんだろう、と同情のエールを送っていたからでもあります。
彼女はメンバーの1人が不祥事(刑事事件)を起こしたがゆえに、これからだ!というときの芽を摘まれてしまったように見えました。
芸能界のことにそんなに敏いわけでもアイドルのことを良く知っているわけでもないのに、なぜかソニンのことだけはよく覚えていた。
で、あれあれ、この子が出ているわ、今何をしているのかしら?と興味深く見ていました。
彼女のテーマは、「指示待ち族だった私が自分の意志でほんとうに自分のやりたかったことを見つけるまで」というものでした。
「指示待ち族」というのは「ゆとり世代」と言われる世代以降の人たちによく見られる傾向だと言われています。
“言われたことしかやらない。”
“指示されるまで自分からは動こうとしない。”
“自分から考えて工夫をしない。”
それらの特徴について私は全く憤慨していました。
何もかも親にちやほやと手を出してもらって乳母日傘で育てられてきた世代はこうなんだ、私はごめんだな、こんな世代と一緒に仕事をしたりするのは。
幸いなことに私はこの世代、世代だけでくくっちゃいけないなら指示待ち族とお見受けするような人と一緒に仕事をしたことはないので良かったなぁ、私の人生にこういう人が関わって来なくて、と思っていました。
しかし、ソニンの話を聞いていると、ちょっと様相が違うぞ、と思えてきました。
先述したように彼女は頑張ってこれから売り出される!というときにメンバーの不祥事によって挫折してしまわざるを得なくなりました。
そのときに彼女はこう思ったそうです。
「事務所が出す要望にはなんでもすべて完璧にこなせる自分でいよう!」「それがこれから自分が芸能界で生き残っていくすべだ」
生き馬の目を抜く芸能界で、いったん挫折を味わい、しかも自分が悪いわけでもないのにどん底に落とされた彼女のこの決意、笑うことができる人がいるでしょうか?
芸能界で何になりたい? とか、どういう立ち位置でいたい? ということを夢見ることができる人は幸せなごく一握りの人でしょう。
あるいはトップクラスに登りつめてから初めて抱くことを許される希望だと思います。
たいていはまずはこの業界でなんとか食べていく、居続けるためには、ということ自体が目標になってしまっても何らそれを責めることなんて出来ないと思います。
それどころか健気な決意だなぁ、と思います。
そして彼女はその決意通りにあらゆる“指示”を受け容れ、それらの無理難題に立ち向かっていきます。
自分の故郷の高知から出自のルーツである韓国までの570kmを走破しろ、とか体育館でたった1人泊まり込み6万個のドミノを完成させろ、とか。
そんなんの何が面白いの?と思いますが。
その結果、彼女の心身は壊れてしまいました。
そしてようやく事務所も彼女に対する要求が彼女のキャパを超えていたことに気付き、優しく彼女にこう尋ねるのです。
「ちょっとゆっくりしたらいいよ。で、その後はあなたはどうしたいの? 何がやりたいの?」
そのときに彼女はハッと気付くのです。
「この指示を受け付けなくてももういいよ、と言われても、では次に自分自身の望みは何なんだ? と問われても全くそれがわからない自分がいる!」ということに。
人の指示や望みばかりをこなすことに精一杯という毎日を送っていると自分自身の本当の望みや気持ちが片隅に追いやられてしまい、片隅に追いやられるどころか、いったん追いやられ続けそこで埃をかぶってしまった自分の夢や望みはいざ、というときに「なんなんだ?」と自問自答しても、もうわからなくなってしまう、という恐ろしさ。
それこそが「指示待ち族」の恐ろしさなのだ、とソニンは言いました。
なるほどねぇ。
私は初めて「指示待ち族」と言われる一派(?)に同情し、気持ちを寄り添わすことができました。
「人の指示ばかりを待っている人生の何が楽しいんだよ?」
「そんなことすぐにわかることだろーが。」
「なんで自分のアタマで考えない?」
そう思ってきてこういう人たちとは一生接点はないだろうな、と思っていたのですが、ソニンの話を聞いていて変わりました。
「指示待ち族」は「指示待ち族」というよりはまずは、「他人の期待に応えたい」人たちなのだな、ということ。
それはある程度の多寡の違いはあろうとも、誰でもが持っている気持ちであろう。
そしてその他人の期待に応え続けていると、自分の本当の望みが何だったのかわからなくなる。
他人に「もう私の期待には応えなくていいよ。で、あなた自身がやりたいことはなに?」と言われた時にハタと戸惑ってしまう。
ない・・。
ない、というかわからない。
そしてパニックになってしまう。
落ち込んでしまう。
なんて自分って情けない人間なんだ、とひたすら自分を責める。
これは誰もが陥る可能性のあるストーリーだなぁ、と初めて自分の身に置き換えて考えることができたのでした。(私も意外に?他人の期待に応えたいと思う方なのでね)
そして、指示を出していた立場の方としてはこの「受けていた」立場の人の心理の流れが理解できないと、せっかくもう指示を受けなくてもいいよ、あなたのやりたいことをこれからはやっていいんだよ、と言っているのに「ない」ってどういうことだ、「わからない」ってどういうことだ、なっとらん! もう気持ちを聞いてやることもないな、となってしまうのでしょうね。
ソニンの場合はそれからたまたま見たミュージカルに打たれるものがあり、そうだ! 私は歌うことも好きだし、演じることも好きだ、それをすべて中途半端な自分だと思っていたけれど、舞台でのミュージカルならそれはむしろすべて「トータルで出来る」人間だ、と評価してもらうことができる、ということに気付き、そちらの道に進み、昨年は菊池和夫演劇大賞を獲るまでの女優に成長していました。
彼女は傷つきながらも常にもがいてもがいて自分の道を探し続けたからこそ、得ることができたのでしょう。
あきらめてしまっていたらいまだに暗い穴のなかに落ち込んでいただけかもしれません。
よかった、よかった。
「指示待ち族」・・・。
つまり、「他人の期待に“異常に”応えてしまう人たち」。
それはどこまで頑張ったらいいのか、どこからは無理しすぎなのかがわからない人ということも言えるかもしれません。
でも、誰だってちょっと無理しないといけない頑張り時というものがあるのも確かなように思います。
難しいですね。
でも他人と比較せず、「私は私のままでいいんだ」と常に言い聞かせていたら、ある程度回避出来る気もします。
ソニンの場合は、ミュージカルをやりたい!と思った時、初めて事務所が出した指示に反発したことが「自分を出せる」きっかけになった、と言います。
「自分に正直になる」=「他人の期待をしりぞける」ということを1回やってみると、なぁんだ、大してそこに傷みはないじゃん、むしろラクじゃないか、自分を大切にしているってこういうことなのか、と気付くのでしょうね。
あんまり無理しないで生きていきましょうね。
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