ちょいスピでセラピー的なKizukiの日々

色んな世の中の出来事、セラピーなどから気付きを得て、ありのままの自分に還ることを目指して生きてます。

鞍馬山に登る

2013-10-26 09:03:00 | まち歩き

さて、お待たせいたしました。(待ってない、って? ま、ま、ま。)

ぴーちゃんのシェアリングデー、鞍馬山に登った、というお話でございます。

わたくし、鞍馬山に登ったのは初めてでございました。

鞍馬山とは、ご存知ご本尊が毘沙門天で、金星からサナトクマラがこの世に降り立った地とされているところでございます。(なんで、鞍馬のことを語ろうとするとこういう大奥口調になっちゃうんだろう・・? ええぃ、戻すよ~)

ですから、オーラソーマを学ぶ者としては皆が一度は訪れたい、と思う聖地の1つだと思うんですよね。

今回、その夢が叶ってらっき♪

明日(行った日から数えての明日、ってことね。)の夜は「火祭りが行われる」ということで、記者席などが設けられ、入念な準備が施されていました。Photo_2


鞍馬山の標高は584m。

うちのサロンのご近所さんの金華山(ここもパワースポットなんですよぉ!)が329m。

山といえば、この金華山ぐらいにしか登ったことがないわたくし。

しかも、金華山に登るとへろへろ。

それよりも鞍馬は高い。

それで心して、参りました。

事前に下見してくれたえみるんが、「やっぱり山ですからね。鞍馬は結構、や・まなんですよ。」と念を押されていたということもあり。


スニーカーに、ユニクロのダウンという完璧な防寒スタイル。

・・・しかし、この日の鞍馬は暑かった。

前日の大雨はどこへやら、性根の良い人たちばかりの集まりなものですから(おほほ。)、もう、からっと晴れちゃって。

気温は約25℃。

空気こそすがすがしいけれど、ほぼ夏じゃん。

なのに私は、防寒スタイル。

そりゃ、暑いわ。

息苦しいったらありゃしない。

どうも私は「寒い」思いをするくらいなら、まだしも準備しすぎで「暑い」ほうがまし、という乳母日傘で育てられてきたせいか、着込みすぎる。

最近、寄る年波に勝てず、暑すぎても寒すぎてもダメというこらえ性のない体力になってきておりますゆえ、全くしんどかったですわ~

・・・見て、この階段。Photo

この階段を登りきったところに本殿があり、そこまでがほんの序の口なんですぜ。

さて、本殿から奥の院に向かいまする。

ここからが結構けもの道。

ところどころ、こんな風に木がせり出ていたり、足元も木の根っこなどで進みにくいところばかりとなります。

ここは「木の根道」と呼ばれていて、地盤が固いがために大木の杉の木が地中に根を張れず、表面にアラベスク模様を描きながら突出している、という場所です。Photo_3

牛若丸がここで兵法の稽古をしたと言われていますが、今はそんな風にこの神聖なる木の根を使ってはいけませぬ。

「なるべく木の根を踏まないよう、避けてお歩きください。」なんて看板が立ってます。

写真で見てもわかるように、杉の生命力はすごいと思うし、神聖さも感じるんだけど、決してこういう絵面ってなんか気持ちの良いものではないですよね・・

ちょっとおどろおどろしいような・・

私はこの「木の根道」でバタフライ&シーエッセンスのことを思い出していました。

私はバタシーを静岡のカラフルKさんで習ったんですが、そのとき柏村先生が、ご自身でシーエッセンスの海の生物たちを全部調べてその写真をくださいました。

見ると、なんとまぁ、海底に住む生物たちの奇妙な姿かたちなことよ。

ぎょっとしました。


そのとき先生は、

「姿かたちが気味悪いもの、っていうのはね、誰も近づかないでしょ。だから神の領域の者たちなんだって。神だけが語りかけ、神だけに仕えるものたちなの。

そんな彼らだからこそ、神の聖なるメッセージを運んでこられるのね。」と。


その姿かたちの衝撃が強かったのか、私はこのときの先生の説明をやけに鮮明に覚えていたのです。

そして今、鞍馬山の奥の院に向かうまでの道のりにこのような場所がある、ということが偶然の符合ではない、と思いました。

奥の院という鞍馬のなかでも一番神聖な場所に向かうまでには、「ここからは生半可な気持ちの者は寄るでない。」と言われているかのように、奇形のものを配置し、彼らに守らせているんだ、と感じました。


だって、今でこそ「ここは“木の根道”です。」と名づけられ、「地盤が固いために根っこが表面に出ているんですよ。」なんて説明書きの看板が立てられているから、観光スポットとして安心して「ほぉ~っつ。珍しいもんじゃのう。」(なんで、いきなりじじぃ?)などと言って平気の平左で通り抜けていきますが、何もなかったら、ちょっとたじろぎ、「いったいこの場所でこんな風になっているということは、この先はもっとおどろおどろしいものに出会うのではないか。」なんて思い、躊躇するのではないかなぁ、と思ったのです。

何事も「神に近づく」ということはそんな簡単なことではないはず。

そんな気持ちになって身が引き締まりました。

さて、そうしてようやく奥の院にとうちゃあ~く!Photo_4

正式には、「奥の院魔王殿」と言います。

650万年前、金星より地球の霊王として地上の創造と破壊をつかさどるサナトクマラが降臨した、とされるまさにその場所です。

天地降臨の場所というと、もっと明るいところなのかと思っていましたが、意外に暗くちょっとじめっとした場所です。


何年か前に九州の高千穂に行って、やはり天地降臨の場所を拝んできたときもそうでした。

やはり、杜に覆われ、その木々の葉の間から漏れる日差しが鋭く差し込むようなところでしたが、全体にはというと暗い感じのところでした。


神が降り立とう、と思うところというのは、自分が降り立つことによってその地に光をもたらしてやりたい、と思っていらっしゃるわけだから、むしろ一番暗い場所を選ぶのかな。

神の目とわたしたち人間の目、その視点の違いを思いました。

やっぱ、人としてならどうせ降り立つなら、明るく拓けた場所がいいと思うよねぇ。

鞍馬山自体がもともと「暗部山」(くらぶやま)が転じて、鞍馬山になったという説もあるくらいだから、全体的に暗い場所だったのでしょう。

でもやっぱりここは何か空気の次元が違う、と感じました。

なんだかわからないけれど、とてもすがすがしく、身が引き締まる思い。

単なる「わぁ~、鞍馬だ、鞍馬だ。」とはしゃいで観光気分で来てはいけないような気がする場所。

やっぱり格が高いんでしょうね。

そのあと、私は比較的先頭集団のほうで登ったので、降りて次の場所に行くまで、ほんのちょっとだけ時間の余裕があり、数名の方と一緒に貴船神社にもおまいりして来ました。Photo_5

貴船ってよそ者は「きふね」って言いますけれど、地元の人は「きぶね」って濁点をつけて呼ばれるんですね。

それも初めて知りました。

ここはまた鞍馬とは違う聖なる空気が流れている、って感じがしましたが、鞍馬が男性性なら、貴船は女性性って感じがしました。

両方で、「サナトクマラ&レデイヴィーナスクマラ」ですね。

ここで「水占い」というのをやってみました~

おみくじを買って、水に浮かべると文字が現れるんです。Photo_6

こういうおみくじっていろんな項目があるけれど、そのときの自分に必要だな、と思う項目にしか目が行きませんね。

だって、今の私には「引越し」とか「出産」とか「失せもの」という項目は関係ないもん。

私にとって気になるのはただ1つ。

「学問」。

「危うし。全力を尽くせ。」ですって!Photo_7

ひゃあ~!

尽くしますう~~~


でも考え方によれば、私が全力を尽くしたならば、必ずそれは報われる、って言われてるも同義語じゃないの。

らっき♪

さて、ここで「水まもり」というお守りを自分とダーリンへのおみやげに買っていきました。Photo_8

ここに書かれていた、

「水は命の源。気力の生ずる根源の神です。気力がよみがえればあらゆる事柄が開かれます。」という言葉がいいなぁ~!と思っておみやげにしたんだけれど、

ダーリンに、

「はい、これ。おみやげ。」と言って渡したら、じっと読んでから、

「こういう、気力さえあれば何とかなる!っていう言い方って昔の軍隊みたいだよな。何でも貴様らのヤル気なんだ~!ってさ。気持ちだけではどうにもならないこともあろうにさ。」と言われてしまいました。

あらま。

意外な反応。

なるほど、そういう風に受け取る人もいるわけか。

残念ながらダーリンにはお気に召さなかったようです・・

じゃ、あんたは気力以外の実力で頑張って生きてってちょ。






メニュー、料金、オーラソーマってどういうもの?ということをもう少し詳しくお調べになりたい方は、「HP 些々羅」をクリックしていただき、「オーラソーマ」のナビゲーションから、お知りになりたい項目をご覧になってください。

そこに直接「予約フォーム」に入れる表記があります。

ブログ左肩の「オーラソーマヒーリングサロン 些々羅」をクリックしていただきますと、最新の「営業案内」を見ることができます。

ご予約はメールにて受け付けております。

「オーラソーマヒーリングサロン 些々羅」は、岐阜市中心街にあるサロンです。(岐阜市役所南庁舎すぐ近くです。)


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
恵津子さん、次回、関西でぴーちゃん関連の何か (珠実)
2013-10-26 13:07:06
恵津子さん、次回、関西でぴーちゃん関連の何か
ございましたら今度こそお会いできますように。。!
ところで恵津子さんてやはり鋭いなと思いましたよ。
鞍馬山は意識レベルの測定値が998と驚異的に高く
(伊勢神宮が999なので日本で二番目というか
世界でも二番目?)
素晴らしい地ですが、近年はカルト系の人々が
夜な夜な集ったり、パワスポ詣の女性を狙った
危ない事件もあることから混沌としたエネルギーが
積もった印象も受けます。
敏感な方ほど『ちょっと怖い??』とおっしゃいます。
それでも私は鞍馬にいるであろう魑魅魍魎も含めて
好きで、ここで牛若が天狗に手ほどきを受けたんだなとか
それって大天使ミカエルじゃないのかなとか、
(実際は日本に来たイスラエル人だそうですが)
時間と空間がどこかに繋がっているような気がして
つい行ってしまいます。




返信する
珠実さん、コメントありがとうございます。 (些々羅)
2013-10-27 23:24:57
珠実さん、コメントありがとうございます。


今回のこのリトリート企画は参加者にえらく好評だったようで、早速来年の春先にまた企画されるようですよ!
そのときには是非、ご一緒に。。。
次回は「カフェミレット」さんの裏にすぐ金比羅山があって、そこもたいそうなパワースポットですよ、ということから金比羅山に登り、またまた「カフェミレット」さんにお邪魔する、ということになるみたいです。
詳細きまったら、またお知らせしますね。


時間と空間、確かにどこかでつながっていると思います!

魑魅魍魎とし、混沌としたエネルギーをすべて受け入れているからこそ、偉大なところなんですよね、鞍馬!
返信する

コメントを投稿