先日、私がカルチャー教室で講師をしている講座に出席してくださったTさんからメールをもらいました。
彼女は講座が終わってからもちょくちょく、自分が出会ったものなどについて定期的にメールをくれます。
嬉しい限りです。
そこでは「先日、オーラソーマもカバラとつながっているという話を聞いてから、カバラの数秘に興味を持って、個人セッションをやっている方のものを受けました。でも、正直ちょっとがっかりしました。」と書かれていました。
彼女ががっかりした理由というのは、ひととおりの説明が終わると、「で、そのことはこれに書いてあるからまた自分で読んでみてね。」と数字の意味が書かれた一冊のリーフレットを渡され、それをパラパラとめくってみると今まさに言われた通りのことが書いてあるだけだったそうです。そのリーフレットが明快にわかりやすく書かれたものだっただけに底が浅い・・という感じを抱いてしまった、というのです。
そのあとは「で、どうだった? どう感じた?」と聞かれ、彼女のほうから感想を話して終わり、だったそうです。
彼女は、「カバラの数秘は奥深いと思っていたのに、冊子に書かれてあることをそのまましゃべるだけなら、正直、誰にでも出来るじゃないの、と思いました。」と言っていました。
これに、私、どきっとしました。
オーラソーマのコンサルテーションは、4本のボトルの意味をお伝えすることですから、それぞれの色のメッセージさえ頭に叩き込めば、これも誰にでもすぐできること、といえばできることです。
それぞれの色のメッセージですら、授業のときには先生から数十個ずつくらいは並べ立てられましたが、それぞれの関連性、どういう源からそういうメッセージが出てくるのか、ということなどについて詳しくは教えてもらいませんでしたし、「これ以外の意味については、あなたたちがコンサルテーションをしていく人たちの数をこなすことによって、自分自身で色のメッセージに深みを加えたり、数を足したりしていってね。」と言われました。
その意味でも、プラクティショナーの資格をとってからのそれからの個人努力によるところが非常に大きなウエイトをしめるのがオーラソーマのコンサルテーションだといっても過言ではないくらいです。
あとは、数々ある意味のなかのどれにフォーカスするか、その意味を採択すると4本のストーリーがきれいにつながるからこの意味かな?というのがそれぞれのプラクティショナーの勘どころということはありますが。
「誰にでもできるじゃん。」と感じさせるシンプルなシステムのものが、その世界に入ってみると実に奥深いものであることがわかり、ずんずん探求しがいがある、というものがホンモノだと思います。
その意味で、改めてオーラソーマはホンモノだと思いました。
例えば、「赤」という色のもつメッセージには「情熱的」という意味がありますが、情熱的とはどういうことなのか、なぜそもそも赤という色に情熱的という意味があるのか、などをプラクティショナーがよぉく考えて、クライアントに話すときにそれらを加味して話したとき、初めて「情熱的」という言葉に深みが生まれるのでしょう。
右から左へ流すように(そういえば、ムーディ勝山は今どうしているのでしょう・・)、ただ「情熱的な方ですね」と言ったところで、人の心を打つことはできないでしょう。
「誰にでもできること」という入り口が広いものを、その入り口から入ってみるとなかはだんだん細くなっており、果てしないほど奥までつながっている。ときには道も別れていて少しだけつながりながら脇へそれる道もある。それらの道をくまなく回ってみるのもよし、1本の太い幹線道路を王道としていくのもよし。
ただし、入り口だけ入ってもうここで道草しているだけでいいもん、という人に比べれば、たとえ使っているキーワードが同じであっても奥まで探索した人のコンサルテーションは決して「誰にでもできること」ではなかった、というようにしなければいけない、と気持ちを引き締めました。
オーラソーマヒーリングサロン「些々羅」では、メールにてコンサルテーションのご予約を受け付けております。営業時間は月~土(AM10:00~PM4:30)です。
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