タイトル: オペレイション cafe Z
日時 : 3月27日(日)18:00~20:00
場所 : cafe Z (カフェ ゼット)
〒700-0845 岡山県岡山市南区浜野2-1-35
tel/fax:086-263-8988
アクセス
売り上げの全てが、山陽新聞社文化事業団を通じて寄付されます。
詳細は、
コチラ(カフェZのブログ)
[参加予定作家]
[参加予定作家]・井内淳司(鉄) ・石原清(石原田園ギャラリー) ・石原育子(ポジャギ) ・植山黄世(陶芸) ・ウナキアヤ(キャンドル) ・江田明裕(ガラス) ・大江さやか(ガラス) ・小川壮一(備前焼) ・尾崎雅子(ステンドグラス) ・小野順子(nara) ・加藤直樹(陶芸) ・カタヤマリエ(七宝焼) ・神山結子(染色) ・北野静樹(染色) ・北村直美(fablique451) ・5inchマサオカヒロミ(バッグ) ・小林克久(木工) ・小林泰子(造形) ・白神典大(ガラス) ・杉田修一(水彩・木彫) ・千田稚子(陶芸) ・十河隆史(陶芸) ・瀧山雄一(倉敷緞通) ・田中晶子&つくし(絵画) ・時実月夜(絵画) ・鳥越真生也(グラフィック) ・中野由紀子(ガラス)・ネコヲカヨ(フェルト) ・長谷川勢津子(紙造形) ・林淳子(磁器) ・細見博子(造形) ・松井朋子(型染め) ・松島千紗(染色) ・三浦奈巳(ファイバーワークス) ・三宅史家(陶芸) ・村上トモミ(イラスト) ・村上めぐみ(イラスト) ・矢吹公乃(アートクレイシルバー) ・横田製靴(革) ・渡邊琢磨(備前焼) ・カフェゼット
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◆◇◆ 自分用メモ ◆◇◆
子供に色々と質問されて調べたので保存。(一次情報でないものも含まれます)
【地震・津波】
●マグニチュードは、その地震のエネルギー。震度は各地の揺れの大きさ。
●マグニチュードはその地震についてひとつの数値。震度は場所ごとに違う。
●震度の定義は1996年に改定されている。それ以前の地震の震度と比較するときは注意。
●津波の「波高」は洋上での高さ。「遡上高」は陸上での高さ。
●モーメントマグニチュードは地震による断層の規模を決めてから求められるので速報できない。
●マグニチュードは、エネルギー量の精査で後で修正されるので、緊急地震速報で出されるマグニチュードは絶対ではない。
【原発・放射能・放射線・放射性物質】
●放射性物質が放射線を出し、放射線を出す能力が放射能。(某雑誌のコピー「放射能が来る!」は文意がオカシイ。)
●ミリは1000分の1、マイクロは100万分の1、ナノは10億分の1。『000』単位で替わる。キロ、メガ、ギガ、テラなどと同様。
●被爆は爆弾での被害。被曝は、さらされる事。漢字が違う。「花粉に被曝」とかOK。
●シーベルトとシーベルト毎時は違う。
『長期の健康影響に対する単位は累積値なのでシーベルト(Sv)』
『測定される強度はシーベルト毎時(Sv/h)』
●原子炉からの放射線の広がり(原発からの距離の二乗に反比例)と放射性物質の拡散が混同されることがある。
●遠方まで届くのが放射性物質。各地での放射線測定値は、その地域に届いた放射性物質が出す放射線のもの。届き方・蓄積のしかたは風向きや地形などによる。)
●チェルノブイリと福島の原発の仕組みが違う。(前者は黒鉛を減速材とする炉で稼動中の事故、後者は水を減速材とする炉で停止後の事故)
●『崩壊』:放射性物質が放射線を出しつつ別の元素に変わる事。
●『半減期』:放射性物質からの放射線は時間とともに減る。放射性物質の半分が崩壊する時間が半減期。半減期は放射性物質の種類によって異なる。
●半減期は「そのときの量の半分になるまでの時間」なので、半減期の二倍で全部なくならない。半減期の二倍の時間が経つと、もとの1/4。どこまでいってもゼロにはならない。
●『生物学的半減期』:放射性物質が体内に取り込まれても、代謝により放射性物質の半分が排出されるまでの時間。
●放射性物質は病原菌ではないので、外から取り込まない限り体内で増えることはない。煮沸消毒しても消えない。殺菌剤は効果がない。洗い流すだけ。
●「メルトダウン」という言葉の使い方には(欧米でも)幅がある。単に燃料棒が融ける・連鎖反応を続けたまま炉の容器が融けるなど。「メルトダウンなのかそうでないのか」といった議論は前提概念が違うので無効。
●原発事故:『Level7:チェルノブイリ』『Level6:キシュテム事故 』『Level5:チョークリバー事故、ウィンズケール事故、スリーマイル、ゴイアニア事故』(国際原子力事象評価尺度参照)
【放射線の影響】
●放射線の『急性影響』と『長期の発癌リスク』は別。
●体外被曝:体外からの放射線を浴びる事。
●体内被曝:放射性物質を体内にとりこんで体内で放射線が出る事。
●大人への放射線影響と妊婦や子どもへの影響は違う。
●妊婦には「妊娠している可能性のある女性」も含まれる。
●体内に取り込まれた放射性物質が健康に影響するのは、代謝されるまでに体内で放射線を出すから。半減期の長い放射性物質ほど影響が小さい。物理的半減期は長いほど生体影響は小さい。
●果物などに含まれる放射性のカリウム40は、半減期12億年。天然のカリウムに0.01%含まれていても被害はない。
●ヨウ素を含む消毒剤などを飲んではいけない。
●ヨウ素131は半減期8日なので、体内に滞在しているあいだに崩壊する。子どもの場合には、甲状腺に取り込まれてそこで崩壊するので良くない。
●ヨウ素129は半減期1570万年で、崩壊する前に代謝排出されてしまうので影響ない。
●『原子炉等規制法にかかる数量限度等を定める告示』では、1年間は、「4月1日を始期とする1年間をいう」と書かれてる。
【原発の二次被害(風評・差別)】
●既に「放射能差別」は始まっている。※但し『放射能』では誤用。そんな人はいません。
●東北産の農作物は、原発事故以後はまともに出荷されていない。市場にある物は事故前と判断すべき。
●『原乳から放射性物質が検出されること』と『牛乳に放射性物質が含まれること』とは違う。
●現時点では、原乳を牛乳として製品化して出荷するというプロセス自体がないので、放射性物質が含まれる牛乳は市場にない。
●放射線を恐れて避難地域への物流がない。※放射性物質との混乱のせい
●体についた放射性物質は洗い流せばよい。放射線を浴びた人に近づくと被曝するというのはデマ。
●体内に放射性物質が溜まった人の側にいても被曝しない。(鉄腕アトムの側のほうが危険)
●中国では原発事故のせいで海水が汚染され、塩に含まれるヨウ素が放射能を吸収するというデマが飛び交い、食塩が買い占められている。
●海藻を食べても即効性はない。
●日本人は、もともと海藻由来のヨウ素摂取量が世界トップクラスである。(摂り過ぎの傾向もある。)
【停電】
●発電した電気は貯められない。(揚水発電のプロセスは除く)
●節電の『停電を避ける為』と『省エネの為』は別。
●停電を避けるには、計画段階での見込み計算が必要なので全時間帯で電力需要が低い事が必要。
●計画停電の理由は大規模停電を避けるため。(ロス地震ではしばらく続いた)
●周波数が違う地域で節電しても、東京電力、東北電力の停電回避には役立たない。
●1980年の電力の消費量は、今の半分程度。
●電力消費は、大口電力需要(製造工場など)より小口電力需要(電灯、一般家庭など)の方が多い。一般家庭での節電が求められているのはその為。
●夜の過剰節電は、経済効果にマイナス面もある。
【水】
●飲料水中のI131濃度の基準値はWHOのガイドラインで10Bq/L。ただし「平時」の値であって、放射能災害時には適用されないことが明記されている。
●日本の300Bq/Lは非常時の値として以前から提案されているものなので、WHOの基準値を勝手に30倍にしたのではない。
【その他】
●「想定外」という言葉が、「思いもよらなかった」「あらゆる可能性を検討して備えたつもりだったが及ばなかった」といった意味に使われているが誤り。
技術的には「起こりうるが、非常に稀れなので設計条件として設定しない」「起こらないと考えていたという事」という意味。統計における誤差(無視できる数値)に近い。
「設定外」の表現が妥当では?
●興味深かったもの(必ず両方か、または、一色氏の方を読まれたし。各自ご判断を)
「破局は避けられるか――福島原発事故の真相 ジャーナリスト 広瀬隆」
http://diamond.jp/articles/-/11514 (←根拠に乏しいエセ科学だと思っています)
「一色靖氏による広瀬隆氏の主張に対する丁寧な検証」(ツイッターまとめ)
http://togetter.com/li/113815
ザックリしているけれど、なるほど。と。
ふぃーーーーーーー。
勉強せなアカンけど、高校の物理テストで、『5点(100点満点)』を取った優秀な成績なので、なかなか。
ちなみに平均点は7点だったのだが……。