東京から帰って「日常生活に戻る!」「引き篭もる!」という予定でありましたが、何かと外出する案件が多い。
昨日はイレギュラーな案件にて丸々一日。『家庭の平和を守る為(=細君のご機嫌をとる為)』には重要な臨時ミッションである。年末のデパートに連日参るとは予想だにしていなかったが……。
「ヨイ オカイモノヲ シマシタネ。オクサマ」 (´・_・`)
さてさて、帰路に魚屋さんへ。
年末の買い物客の刺すような視線の中『タイやヒラメが舞い踊る』のではなく、岡山では『サワラやブリが舞い踊って』おります。「いよっ、出世魚!」
同じく出世魚であるはずのママカリやコノシロチームはご不在でした。魚種にもハレとケがあるという事なのでしょうか。
久し振りに藻貝(マルサルボウガイ)も見ましたが、殻は無く剥き身。殻付きじゃないと経費で落とせないじゃん!(←窯道具にするのでね)
鮮度の良いブリが大量に出ている。
しかし、お刺身用サクを正月まで冷蔵庫で寝かせるには、購入日としてはちょっと早い? それともチルド室での熟成で丁度良いのか……。判断が付かないな。
さておき、例によって文豪のお言葉に従い「刺身の特売日にはアラを見よ」である。やはり店の隅でブリのアラが大量かつお買い得になっている。鮮度は刺身クラスなので「夕食には、コレをアレしよう」と決めて購入する。
うん、こういう段取りに関しては日常生活に戻っているぞ。
チョイチョイッと料理して……『ブリねぎとろ丼・ブリかま照り焼き』である。
ブリねぎとろは2層構造で。
中骨から漉き取った身は叩いてゴマ油を隠し味に超細切りネギと混ぜ冷蔵庫で休ませる。刺身で取れる腹部分は歯応えを残す方向にカット。
我ながら、こういう事には気が回る。これに味噌汁やら野菜も添えたらステキな夕食だわ。たぶん
作りながら日本酒を頂くのはナイショだがデフォルト。
照り焼きから出てきた『ブリのタイ』。
大きいねぇ。
因みに、ブリねぎとろ丼・ブリかま照り焼きの原価は@250円ぐらいか。(←相変わらずケチな計算)
食後には到来物の人形焼を頂きました。ありがたや~~。
さて、本日は2015年のラスト一日で御座います。
何に出会って喰らうのでありましょうか?