備前焼 やきもん屋 

備前焼・陶芸家の渡邊琢磨(わたなべたくま)です。陶芸、料理、音楽、路上観察……やきもん屋的発想のつれづれです。

スッポンの日

2012-06-28 00:50:33 | 料理・食材
師匠から頂いたスッポン。
スッポンって怖いよ。大っきい口を開けて噛もうとするし。

あ~~、食べる時期としては「冬のものだよなぁ。いまは夏。さてさて」と思いつつも
冬まで飼うか否かの選択肢において、決断は「冬まで待たない」となりました。
二匹とも頂きます。



要はさ、精肉なのよ。
首を伸ばして……なんだけど、放っておいて伸びるものでなし。結果、ガシッと首根っこを押さえてグイッと伸ばす、これが出来れば仕事の半分は完了。
えっとね、スッポンの骨は太く堅い。鳥と違って関節も判りにくい。となると、力技だわさ。
まな板の端で首を伸ばさせて、あとはゴンッ!

怖い部分がなくなると後は簡単。甲羅の縁をガシガシ、チョキチョキとやって内蔵を出す。

苦玉と膀胱(胆嚢と小便袋)をかわして、あれこれ。


頂く前は「この時期なぁ、唐揚げ?」って期待薄っな発想。しかし、あえての鍋。
さてさて、茹でこぼししてアクを充分掬って準備万端。カメっぽさは無くて旨し!ですぞ。
卵になる前のものも素晴らしい。



料亭なんかではさ、スッポンは一人当たりの肉の量が少な過ぎるんではなかろうか……。
本日は唸るぞ。二匹分だからな。
最初、敬遠気味だった細君もノリノリ。

そして、たまご旨し。エンペラ旨し。


「夏のこの時期、如何なものか」と思われたけれど、いやはや、思いのほか旨し。


もうね、委細語らず。 「旨しっ!」であるよ。


ありがとうございました。m(_ _)m


(あ~、はいはい。酔っていますけど、何か?)

彫る…削る…

2012-06-26 18:51:43 | 陶芸


7月にある展示会に向けて、チビ窯を焚く予定。
というか、絶対焚かないといけない。

モノが足りないのと、今回の個人的テーマである『夏の備前焼』がある為。

『夏の備前焼』は、窖窯(あながま)半分、チビ窯半分の構成でする。
『緋色と白』『青備前と象嵌』のラインナップの2本立て。

おっと、あまり風呂敷を広げるとあとが大変なので、これ以上は語らないとして……。


チビ窯の分は、今作っている素地の色に近いまま焼き上がる予定なんだけど、窯の湿気が多いのが気掛かり。
この時期は仕方ないな。
ちと心配。

でも、とにかく作るべし。(家訓:いけいけドンドン)


昼夜問わず、彫る…削る…彫る…削る…の繰り返しです。



夏至の日には

2012-06-22 12:03:14 | Weblog


一年のうちに「この日にはこれを聴く」というお決まりの曲があります。その日は家に居れば必ず。
で、昨日の夏至の日には『真夏の夜の夢』です。ユーミンじゃなくてメンデルスゾーンの方ね。
最近は『夏の夜の夢』と表記される事が多いみたいだけど、なんとなく『ま』が抜けてるな。「Midsummerだから真夏で良いじゃん」と思うんだけど。

というわけで、朝から序曲に始まり全曲を。
途中の結婚行進曲があまりにも有名すぎて、このタイミングで誰か来たら「何で?」って思われるとハズカシイなぁとも。
このCDはそのまま『オベロン(序曲)』へ突入し、何故か『魔弾の射手(序曲)で終わる。
『魔弾の射手』には思うところは多いけれどスルーするとして……。

夜のお祭り繋がりでムソルグスキー『禿山の一夜』。
「禿という漢字はハゲともチビとも読むなぁ」と無駄な豆知識を思い出す。間違えないように『ツルッパゲ山』と言うか。(←怒られるわ!)

で、お祭りといえばレスピーギ『ローマの祭』。酔っ払いのTrbがいつも笑える。そこから三部作通しで『ローマの松』『ローマの噴水』で。
そして祭りといったら「春祭」です。パンは関係ありません。
ストラビンスキー『春の祭典』のキラキラした和音と土俗的なリズムが大好き。流れで『ぺトルーシュカ』も。ムーア人怖すぎ。

気分がハイになったので、ラヴェル『ピアノコンチェルト・ト長調』。このキラキラ具合も好き。
でラヴェルと比較されることが多いガーシュイン『ラプソディー・イン・ブルー』を聴いてみて「そういえば、この組み合わせは『のだめ』でやってたなぁ~」と思い出す。

『のだめ』といえばR☆Sオーケストラでしょう。で、ベートーベン『交響曲第7番』。
「こ~んな高い音、出る訳~無い無いナイナイっ!」とロクロを挽きながらHrをお手伝い。

で「やはり映像を見るべし」とYoutubeで例の楽器クルクルとベルアップを見る。
「俳優さんの演奏の雰囲気が上手く出来てるけど指揮者がなぁ……」とか思いつつ「千秋といえば」と、ラフマニノフ『ピアノ・コンチェルト』へ。


仕事場に戻ってラフマニノフ『交響曲第2番』。
ちょっとけだるい夕方に突入し、尚且つ、雨のしっとり具合が妙に心に落ち着きをもたらす。曲も良いねぇ。

落ち着きついでに耳休めとしてブラームス『第4番』を。雨音とブラームスとロクロ。


夕方、雨が上がり陽が差す。雲間から天使の梯子が。
ブラームスの4楽章のパッサカリアから……ここからはバロックか。バッハ召喚~~。
バッハ『ブランデンブルグ協奏曲』をチョイス。家で曲をかけたまま福助と散歩。遠くから木管みたいなトランペットをかすかに聴きつつ歩く田舎道。
日暮れを待つ……けど暮れないな。曇ってるので日没がハッキリしないし。でも何となく気が済んだので帰宅。

ようやく降りた夜の帳の底で「あっ、そもそも夏至の夜だったんだよ」と思い起こして、メンデルスゾーン『真夏の夜の夢』を小さな音で静かに。小さい音なら結婚行進曲も面映さが無いな。

その他諸々を聴きつつロクロ。

で、日付を跨いでお仕事終了。


という昨日の夏至でした。



ドンドンッ! せっせっ!

2012-06-21 12:59:54 | 陶芸


お昼ご飯前。仕事しててトラックが来たことに気がつかなかった。
そして、ドアチャイムが鳴ったときにはたまたま裏口から外に出ていたんだろうなぁ~、聞こえていなかった。


手を洗って気分良く「さて、お昼ぅ~ ( ̄ε ̄)~♪」と思いながら仕事場に入ると、玄関をドンドンッ!と叩く音がする。
「えっ何?」っと思うとまたドンドンッ! 田舎の人はいきなりドアを開ける人もいらっしゃるのでおそらく他所からの訪問。
しかも今度は大声で、玄関を叩きつつ「せっせ!せっせっ!」とやっている。
ちょっと身構えをしっかりして「ハイハイ!」と返事。まだ外ではドンドンッ!
こちらの返事がドンドンッ!に邪魔されて届いていないみたい。

「ハイハイ!」「ドンドンッ!」「せっせっ!」の応酬。


返事している間に「せっせっ!」が「せんせっ!」であり、それが「先生」の意味と脳内変換されて「あぁ宅配便かな?」と。

ドアを開けると大きな体格の若者が拳を振り上げていて、殴られそうな勢いで「お届けものです~~」と荷物を差し出す。顔はニッコリ。
いやいや、その業務用ニッコリは逆に怖いってば。
しかも笑顔で「先生~?」 白い歯が眩しいぜ。

「……」

再度「先生?」と訊かれて、つい「はぁ…」と生返事。
しかし気を取り直して「あっ、ハイハイ(えぇ、もちろん私が先生でxcvbwdvhj;/☆/;l&kjhgf~~な感じで)」と受け取りつつ、チラッと宛名を見るとやっぱり『先生』でした。

素直な宅配業者さんです。そう書いてあるもんね。
荷物を引き渡すと颯爽と雨の中トラックは去っていきました。


受け取った荷物を手にしながら、ふと落語を思い出す。

五代目志ん生のマクラ。
 「私なんざ落語家も「先生」ってぇ呼ばれることもありましてね……」
 「おいコラっ! 先生よぉ~、そこの下駄とってくれぃ」
 「下駄を取る先生っていますか?」

玄関で思い出し笑い。
今度来たら「なんだ、どこの生徒だ? 授業料を持ってきたのか?」って言ってやろうかな。


しかし、ヤキモノ屋を「先生」って呼び始めたのは何処の誰?
こちとら、ついこないだまで丁稚じゃ……。


まぁ、いきなり初対面で「なべちゃん?」って言われても、それはそれで動揺するけどね。




台風通過

2012-06-19 20:25:17 | 陶芸
どうやら台風は抜けたみたい。拙宅の周辺では雨は多かったけれど、梅雨の大雨とそう大差ない感じ。

台風前はドキドキしてアチコチの点検をして昼間の時間が潰れたけれど、被害が出ないうちに通過してくれて良かった。
全国的に被害が出ないで収まって欲しいなぁ。


進路が怪しい台風の場合、準備が大変。
特に今回はチビ窯を焚く前なので。側溝掃除して、割木を片付けて、窯にシートを掛けて……その他諸々。

そういう訳で今日は一日中ずっと外を見ていました。

雨が上がると大きな厚い雲が横たわり、その隙間からは青空も出ました。ダイナミックな景色。
田植えが終わったばかりの田圃にも空が映り込んでいます。

雨上がりの散歩では、番犬福助もヤレヤレという表情。
近くの用水路からの水音が凄いので見に行きました。福助は体を洗われるとでも警戒したのか嫌がったけれど。(ちょっとトラウマ)
こんな時にしないよ。



水量は普段よりもかなり多い。丁度、池の水が少なくなってたので良かったのかな。
お百姓さんもひと安心でしょう。


さて、やきもん屋は仕事をしないとなぁ。

順調に遅れてるよ。

(なのに、昨日ノコギリで指を切ったという間抜けぶり)

boy-meets-girl

2012-06-18 12:51:17 | 料理・食材


いやいや、福助はおのこであるが、このスッポンは……はて? (まだ、触るのが怖くて未確認ながら、たぶんメス)
その前に生物としての種が違うか。


師匠が拙宅までわざわざ届けて下さいました。地元天然スッポンです。
甲羅の長さが7寸と5寸の二匹。大きいのは……チビガメラですなぁ。首をグイッっと伸ばされるとヘビとは違う恐怖を覚えます。(雷の音を用意しとかんと触れん?)




師匠曰く「食べ頃サイズはあるけれど、肉が多い方が美味しい」との事。鍋にするなら沢山使った方が良いかも。
ハイ、二人ともペットと見なしていませんですね。高級食材で御座います。

折角なので番犬福助くんにも見せてあげる。見せるだけだけど。
以前、散歩中にクサガメと出くわして匂いを嗅いで「悶絶ぅ~~」していましたが、さてさて……いきなり噛まれると可哀想なのでギリギリの距離で見せる。
最初は匂いを嗅いでいましたが、相手があまりにも動じないので遂に「ガルルっ」とやりだす。
いくら吼えてもダメだよ。

途中でザルから脱走しましたが、思いのほか力が強い! かつ歩くのが早い。なんとか無事捕獲してバケツに放り込みました。
ふぃ~、プチ格闘。

「ドジでノロマな亀です」という思い込みは外した方が良いらしい。


台風の間は外でしばらく放置ですな。

その間に色々と調べよう。(何を?って……)



夏っぽい写真

2012-06-11 19:41:44 | 陶芸


昨日の『夏っぽい写真』の件。
7月のDM用でして、この入梅の時期に夏っぽいものを撮るというのが昨日のお仕事。そして本日、無事に写真をデザイン会社さんへ入稿しました。(うん、仕事が早い! つかギリギリ。)

で、その余り……というか、アレコレやっている途中の気分転換の一枚です。
DMとしてはモノが小さく写っているので使えない。まぁ、暑中お見舞い葉書ぐらいの用途ですか。

寝転がって撮影していて体の節々が痛くなって来た頃に「ちょっと体を動かそう」と思い、流木を拾って、海で洗って、立て塩の如く砂を綺麗に振りかけて……。妙な行動だっただろうな。
そんな休憩がてらの一枚なので、あまり考えずにワンショット。まぁ、夏っぽさはあるか……。(ちょっと構図がハズカシイ)


ところで、使っているデジタル一眼はフルサイズではなくてAPS-C機なんですが、これは銀塩のフルサイズ(35mm)と比べると違和感がある画像の比率です。縦が長い。
最初は、妙な感覚だったんだけれど、馴れとはオソロシイものでして「トリミングすれば良いじゃん」的な使い方をしていました。
『短辺のスペースだけを決めて長辺は切り落とす』という安易な発想。


ところがっ! です。

このAPS-Cのサイズって、葉書とほぼ同じ比率なんですなぁ。(昨晩、今日のプレゼン用にラフデザインして知った。遅っ)
トリミング要らないじゃん!
いままで、トリミング前提だったので気付かなかったよ。

というわけでして、このお気軽ショットは撮りっ放しで葉書サイズ。
「しかし、ここで載せちゃうと使えんなぁ」という懸念を他所に、他にもボツショットがありまして……。なにせ20G撮影済みですから。


そして本命のDM用は死屍累々の上に生き残った……わりと地味なんですが……「DMらしい」という一言で決まりました。
あとの作業はプロにお任せ。よろしくお願い致します。m(_ _)m
格好良くね。(*^ー')b


さてさて、手元には『梅雨のわりには夏っぽい』写真が色々御座います。(お礼状に使うかな)

まずは一枚ちょい出し……と。





浜辺で寝転ぶ日

2012-06-11 02:51:13 | Weblog


今日はロクロも土造りもせずに、浜辺で寝転んでました。
ステキな休日ではなく、一応お仕事です。

夏っぽい写真を撮影する案件があったので、アウトドアセット一式を軽トラの荷台に放り込んで準備。
「東向きの浜辺なので午前中はどうせ逆光だし」とグズグズしてたら昼になってました。慌てて出発。今日中に撮りきらないといけないので。
で、夕方まで浜辺にいました。

浜辺には陽気に誘われて、カップル様やBBQの若者イチャイチャ集団が結構いました。おひとり様は小生だけ。ちッ。
その嬌声に挟まれてカメラを持って寝そべっているという傍目にアヤシイ所業でした。
でも不審者扱いは困るので、全身で『これは仕事なんですよアピール』をしていたので大丈夫だった。(と思いますが)

「寝転んでいるのは、ローアングルから来る必然性ですよ」「ほら、望遠レンズじゃないですよ」と。ここ大事。場所が場所だけに強調しとこ。


さてさて、アレコレとやって「何だかなぁ~」と腑に落ちない仕上がりながらも終了。
あとはトリミングとデザインでカバーだな。うん。


RAWとJPEGで撮影していると、あっという間に20ギガに到達していました。昨年32Gを買っておいて良かった。カメラを買ったときは2Gだったんだけどなぁ。
これが『ムーアの法則』なのか! (って、違うな)

夕方には、もう人も少なくなっていました。釣り人が数名。見ていると皆さんフグしか釣れていませんでしたが。


気分転換に岩場を見物。随分と風化している。大小のフラクタルなひび割れが興味深い。



剥き出しのざらついたマチュエールには心惹かれますなぁ。


寄り道しながら帰宅すると、家の前の田圃の田植えが終わっていてビックリ。たった半日で景色が一変しているという浦島気分でした。


さぁ、明日からまた仕事せなな。






英国庭園

2012-06-07 16:13:55 | Weblog


近所に『英国庭園』なるバラが売りの公園があります。閉校した木造の小学校跡地を利用して作られました。
ハコもの行政全盛期だかバブルだかの名残冷めやらぬ頃に作られたそうです。最初は庭師を招聘して作庭し、結婚式も行われていたとも聞きます。その後、全国あまたの例に漏れず、集客なく資金尽き……今は御近所の有志の方々で手入れがされているようです。


さて、情報によりますと「見頃である」との事でしたので、所用のついでに行ってみました。
駐車場は一杯でした。車のナンバーによりますと遠方からのお客さんもあるようです。
前回行った時よりも木造校舎が綺麗になっていました。教室を利用しての喫茶室や工芸教室もあるようです。
庭はグラウンドを利用して作られたので平地で歩きやすく出来ています。

バラは……アチコチにチラホラと。う~~ん。まっ、仕方なしか。
何故か、ホタルブクロもありますなぁ。

花の名前札がありませんが、西洋野菜やハーブの類も植わっていました。フェンネルとディルというよく似たものも。実用も兼ねているのかな?

その中で目を引くのがコレ。造形的に目立つなぁ。



誰も頂いていないのなら……。
いやいや、ヨコシマな考えは止めましょう。

ところで花を見たことがないんだけど、でっかいアザミが咲くのかな。



熊山英国庭園

所在:岡山県赤磐市殿谷170-1
TEL:(08699)5-9300    
開園時間: 10:00~18:00(3月~9月) ・ 9:00~17:00(10月~2月)
定休 水曜日(祝祭日の場合翌日)
入園料:無料

コノシロの押し寿司

2012-06-05 07:09:47 | 料理・食材


「昨年もやってたなぁ」と思いながら今年も登場した。(昨年のエントリーは4月の終わり)
小さなシンコなら江戸前寿司で2枚付け、3枚付けでキュキュッと纏まった姿が美しい造形。頂いても若々しさを感じる春の風物詩的料理。

それから比べると、今回のはお腹に卵、白子が詰まったオ・ト・ナでありました。コハダからコノシロにかけてのサイズ。
成長するにつれて名前が変わる出世魚なんだけど、何故か小さいほうが喜ばれるという……。だからこそ、お求め安い価格になってはいるのですが。
日曜日に牛窓に用事があって、その途中で仕入れました。え~~と今回は99円/12尾。@8.25円。この店では最安新記録かも。
トロ箱で買えばもう本当にもっと安いんだけど、宴会でもなければ大量すぎて困るほどなのでファミリーサイズのひと盛りで。

コハダ:ツナシロ:コノシロ=1:1:1の割合。でもコノシロが目立つなぁ。


買ってきた日に三枚に卸す。白子・卵・身・中骨に分類。
身は、塩をして酢で締めてという定石通りの手順で冷蔵庫で一晩オヤスミ。まさに鮨詰め状態。いや、まだ寿司になってないか。頂くのは捌いた翌日。

余禄として出てきた白子と卵は甘辛く煮て晩酌のお供。(白子10腹、卵2腹でした)
こっそりとアテにすべく小鉢に入れておりましたが、子供たちに目敏く見つけられ……一旦、手渡した後に再び相見える事は御座いませんでした。あぁ、幻のひと口。
中骨は例によって片栗粉をまぶして揚げる。骨せんべい。


さて、翌日。
目の前にあったという理由で寿司飯にゴマを入れて、あれやこれやで押し寿司にする。途中で一枚摘み上げて味見(と称するツマミ食い)もあったり。

相変わらず、ドット柄が小粋ですなぁ。


昨年は押し寿司が個人的ブームでよくやりました。今年はあまりやってないなぁ……。多分、理由は日本酒ストックが少ないからだと思うんだけど、気のせいかな?
魚を見るときに、呑むものの取り合わせを考える場合も多いし。

最近、円高の所為かスコッチやバーボンがお求め安いなぁ。ウイスキーに合う魚って何だろう。手っ取り早く、油を足すか……。
でも、オイルサーディンなんてベタ過ぎるか……いや、あれはあれで奥が深いのかも。


ちょっと研究しようかしら……。 ( ←仕事しろ! )