備前焼 やきもん屋 

備前焼・陶芸家の渡邊琢磨(わたなべたくま)です。陶芸、料理、音楽、路上観察……やきもん屋的発想のつれづれです。

下見ツアー on誕生日

2015-10-28 10:24:19 | Weblog


昨日は、小生の誕生日に沢山のお祝いのお言葉有難う御座居ました。

朝起きると怒涛の如くメールが……。誕生日を忘れていたので「何事ぞ?」と思いましたが、SNSさんのご親切な告知の結果でありました。
かくして、SNSの通知メールも通常のメールボックスにも入るので、「緊急のメールが紛れていないかな?」と目を皿のようにして見ましたが……特に御座いませんでした。 (`・ω・´)ゞ
まぁ、通常も無いんだしっ。

「急用やのに返信無いやん」という方いらっしゃいましたら、ゴメンちゃい。m(_ _)m


さてさて、誕生日の朝。

拙宅から丁度1時間ほど離れたお茶室までのドライブから始まりました。誕生日をお茶会で……という事ではなくて、仕込み中の『展覧会&お茶会』の会場下見ツアーであります。

今回の企画ではご縁があって、勝手に狂言回し的中間管理職を担っております。
集ったメンバーは、作品製作以外に適材適所で能力やアイデアを発揮する方々にお願いしました。
そういう事で人数が多いにも関わらず、物事がサクサク決まり、実に気持ち良い打ち合わせとなりました。全員が前のめりでなくては面白くないのだ!

ただし『職業的に扱う素材に人格が似る』という自説に従うと、ヤキモノ屋が大部分ですから、現場合わせな部分もかなり残っております。
流石に、ライター、デザイナー、フォトグラファーのメンバーは事前打ち合わせからして理路整然としています。
ヤキモノ屋は……まぁ、最終的に納まるべくして完成するハズですわ。( ← ホメてるよ!)


こうして、庭を見ながら、「11月を踏み切らねばな」とアレコレ思うのでした。

そして、枯山水をアレコレ蹂躙するご不孝をお許し下さい……。


お昼過ぎに終わったので「昼食でも…」という流れ。
人数が半端だったので、そのままお誕生日席に座り……、周囲の方々からオメデトウやら、生メロンジュースやら、コーヒーやらを頂戴して……。
あぁ、あとがオソロシヤ……。しっかりとイベントで働きますよ。


子供たちからは、日付が変わる2分30秒前に「おめでとー」と言われました。
まぁ、目出度いのは小生そのものではなく、産んだ事で母になったその人をねぎらうべきなんだしな。良い良い。


さて、瓢軽て参りましょうぞ! 


そして、いつも言いますが、『おいしい一年になりますように』 ( ̄ε ̄)~♪


































鹿の頭骨

2015-10-23 18:56:19 | Weblog


過日の夜。色々お世話になっている某氏が来られました。

「渡邊家にはこれが要るでしょ」と、車から鹿の頭骨の登場である。無論二つ返事で頂く。半年ほど、土に埋めていたとか。角が大きくてカッコイイ。
闇夜に浮かぶ乾湿どちらとも言えない独特な質感と色。良いねぇ。

翌日、たまたま歯科医の先生が拙宅に来られて「見て見て~~」と見せる。(←ほとんど子供の自慢)
流石に医者だけあって静かに観察。「歯が磨耗してますねぇ」「この穴に神経が通ってて、ほほぅ、脳はこのサイズか…」「鼻腔が長いね」
ふむふむ。勉強になります。

概ね、この話に対するリアクションは、「うわぁ、ええなぁ~~」か「うげぇ、やめて」のどちらかである。
拙宅の子供は「うひょ~~」と喜んでいる。まぁ、誰に似たかは言うまでも無い。

記念撮影もしっかりとやった。


さて、それから数日後、遠方の弟弟子くん夫妻がご来宅した。またしても例によって「見て見て~~」である。

奥様(陶芸家)が「うひょ~~」で、旦那君が「……」
奥様の感動っぷりが良かったので、頂いた方の許しを得て進呈することにする。しかし、旦那は他の話をしていても事あるごとに「要るん?」「要るん?」と奥様に訊いている。
その温度差がかなり面白くて、「これは是非持って帰って頂こう」という使命感に変わる。ヤル気スイッチが入ったな。 Ψ(`∀´)Ψ

その後、旦那の困惑顔を完全無視して袋に入れて渡すと、奥様は大事そうに抱いて車に乗り込み、骨はヒザの上に。(←荷物が多くて、そこしかスペースが無かった)

かくして、弟弟子くんは骨と並んで帰って行きました。


さて、今頃どうしてるんだろうなぁ。

いつか見に行ってやろうっと。( ̄ε ̄)~♪

路上観察 @和気町

2015-10-22 18:59:30 | 路上観察


先日、我が町内(といっても車で15分ほど離れた場所)でクラフト&産直市的なお祭りがありました。
「商店街の空き店舗や空き地を利用して町に人を呼ぼう」的なイベント。いろいろツッコミどころ満載の企画でした。(´・_・`)


一応、目玉は『旧大國家住宅(きゅうおおくにけじゅうたく)』だそうで、初めて行きました。
いわゆる田舎の旧家です。このあたりは旧山陽道から離れる為、武士階級の方々は本陣代わりの宿として利用し、ここから池田藩墓所や閑谷学校視察などに出向いたようです。

その名残として、家の真ん中に茶室があったり、


池に張り出す風雅な広縁があったりします。


しかし、裏に回ると……。┐('~`;)┌

古いのではなく既にボロい。修復費が無いので、基本放置状態だそうです。草刈はしてましたが。
屋根ワラは角が丸くなり、本瓦の隙間から植物がアレコレと。おそらく雨漏りし放題でしょうな。大きな土間や下屋は見ていると危険さえ感じるレベルでした。

総じて国指定である事が、色々な面でアダになっている気がしました。


さて、充分に堪能した後に、おまつりエリアへ。
アート作品と称する敬老会、婦人会、孤高の趣味人の力作がずらり。その隙間に展示されている知り合いの面々へご挨拶を兼ねてウロウロ。
展示場で、お行儀が宜しくないお年寄りをやんわりと叱責せねばならない緊急事案もありましたが、基本、和やかな雰囲気でした。まぁ、和やか過ぎて身内以外のお客さん動員数が定かでは御座いませんが。


さておき、我が町内とはいえ歩いた事がないエリアなので、これまた『路上観察ネタ』の宝庫でした。

以下、ご報告。


『VIP対応なカラオケ屋』

「閉まっていても営業してる」けれど「予約しろ」というカラオケ屋さん。呑んでいてカラオケがしたくなっても夕方6時までに予約しないとダメ。むしろ呑む前から歌う気マンマンな人は予約して下さい。そんな人は知らないけど。
お客さんがVIP扱いされるのではなく、店主がVIP。


『過保護なガス管』

よほど大事なのでしょう。金属の縁飾り付き。ガス管の足元にはイケズ石まで置いてあります。


『親切な電線』

「触るな危険」をその造形で端的に示している秀逸なデザイン。オーラさえ感じる。


『常温氷柱』

外壁の吹きつけ施工時に作り出したツララと思われる。かつては超絶技巧な鏝絵が職人の腕の見せ所であったが、現代版『伊豆の長八』として超絶リアル氷柱を目指したのであろうか?
夏でも溶けずに涼感を誘うという洒落がステキ。


『正方形の駐車場』

ほぼ正方形な区画の駐車場。『駐車場は長方形であるべき』という合理性の名のもとでの思い込みに、一石を投じるアンチテーゼにドキッとさせられた。


いやはや、『アート作品』を横目に路上観察しただけでこれほどの成果があるとは! レベル高し!
丁寧に見ていけばまだまだある気がします。恐るべし我が町内です。


ひとまず、最近の成果としてのご報告でした。 (← ニーズはあるのか……)














備前焼まつり2015 終了

2015-10-19 17:29:29 | Weblog


2015年の備前焼まつりも終了致しました。多くのご来場の皆様に感謝で御座います。

珍しく初日を徹夜せずに迎えられ、意気揚々と荷物を積み込んで出発~~。
会場でまだ什器を組み立てている最中にスチームパンク(プロトタイプ)のお買い上げあり。「朝商いは大事やねぇ」と軽口を叩きつつ「さぁ、包もう」とした瞬間。

「あっ!!」

梱包材一式の忘れ物。2年前は栞であったが……。
細君に拙宅まで往復約40kmを取りに戻って貰いました。2回目到着段階では既に駐車場は一杯なので、遠方の駐車場からプチプチをサンタクロース状態で手持ちで帰還されました。
丁重にお礼を申し上げるも低調なご機嫌。ミスったなぁ。(´・_・`)

それに引換え、お天気は抜群の快晴。暑かった。
午前中こそ人通りは疎らでしたが、お昼からは例年通りな雰囲気に。リピーターさんもあり「やぁやぁ」のご挨拶。特に酒器に狙いの『同好の志』も多くなりました。特に今回は香酒盃のゴリゴリ焼けに注目があったか。

で、毎年の事ながら初対面の方に小声で言われる「ブログ見てますよ」のお言葉。ドキっとして手が止まります。自分で書いておきながら……ではありますが、急に恥ずかしくなりますねぇ。
更に「楽しみにしてます」とか「お上手」とか誉められちゃうと余計に恥ずかしい。「出来れば……ブログじゃなくて、モノも誉めて!」とか言いそうですが、流石にそれは……言えないなぁ。いやはや因果な性格です。

「拙ブログは、やきもん屋の生態を知って頂くというほんのアフターサービスで御座います」(←なんだ?)


さておき、回数を重ねるにつれてアイキャッチな役者アイテムも揃ってきました。

初回から登場していて、毎回の定位置に陣取るのは『蚊取り豚』選手。

季節はずれ商品であるが故に毎回注目されるヤツです。遠くから指を指される事が一番多く、大抵の場合「あ~、アレや~~」と言われ「アレです」と答える関係性。
本当は窯詰め道具でもあるので年間数匹焼くのだが、これが適正在庫数らしい。需要と供給が釣り合っている。


3年程前から登場したのが『ひいらぎいわし』ちゃん。

未だに、適正サイズと価格が判らないながらも注目度だけはある。
目標は招き猫並みの知名度獲得であるが、まだ始まったばかりである。ガンバロー。


今回、初登場したのが『スチームパンク』野郎。

完全に自分の趣味ながら密かに市場調査も兼ねていました。結果は、やはり『男子絶賛、女子スルー』でした。往年の備前焼ファンからは眉を顰められる事も。嗜好性がはっきりとしたアイテムで快感すらある。
それでも一応「人口の半分からは支持されている」という思い込みで自分を鼓舞しつつ、今後もまだまだ作ります。(←割と小心者)

このところよく繰り返していますが、スチパンは個人的には『新しい細工物モチーフ』と思っています。陶芸の細工物モチーフだけが、いつまでも伝統的な神様・仏様・神獣・聖獣・霊獣・瑞獣の類に限ったものではないだろうし。
勿論『伝統技術をしっかり表現する』という意義は承知の上です。その昔、クラシック音楽に身を置いていた者としてその認識は割とある方ですし。と言いつつも、その一方で『前衛のみが伝統を作る』という過激思想もありますが。アンビバレンスですなぁ。
ついでに蛇足ながら、古い織部や古伊万里などの絵付けも当時の身の回りの風景を取り込んでいる。野草、樹木、荷車、山水……。
現代で作られるモノなら今のモチーフだって良いのでは? 多肉植物、電信柱、スポーツカー、高層ビル……。むしろ表現の文脈としては然るべくであろうよ。知らんけど(←関西人的言い回し)


閑話休題。


例年、お祭り最中の昼食は15:00ぐらいになる。
初日は拙宅のバイトさんが買出しに行ったところ、「なんにも無かったぁ~~」といってオニギリ1個、焼穴子1匹を支給された。
ふっくらとした穴子で身太り良く美味しゅう御座いましたが。ご飯とのバランスが悪い。思わずビールを無駄に追加してしまいました。(←仕方ない)
2日目はそれを踏まえての買出し作戦を実施。午前中の早い段階で伊部のど真ん中のお寿司屋さんへ行ってもらう。「サバとサワラのお寿司があったからサワラにしたよ」との事。素晴らしい判断、GJ~~~!
「親の顔を見てみたいな」と言いつつ、隣にいる細君と顔を見合わせる。「あっ、ども」


お客さんの切れ間に一切れづつ頬張る。昆布と身の甘味と酢飯が良いなぁ。来年もこのタイミングで動こう。うん。


兎にも角にも色々御座いましたが、お祭り終わって日も暮れて……。
明けて本日はボチボチと片付けを。



明日までに片付けんとなぁ……。


ともあれ、皆様、今年も有難う御座いました。m(_ _)m 


また来年~~~~~~。 (*^o^*)/~~ チャオ!
































備前焼まつり前夜

2015-10-17 00:44:43 | Weblog


明日は(というか現時点では今日なんだけど)『備前焼まつり2015』です。
例年、ほぼ徹夜状態で当日をヘロヘロで迎えるのであるが、今年は珍しく「寝る!」のである。まぁ、その分、早起きするけどね。
しかし、告知もろもろが後手に回っており些かアレコレな思いもあり、現在PC前であります。もっとも「告知するぞ~~」という気迫には程遠く、普段通りの酔っ払いであるが。


さておき。


最初に断っておきますが、以下は決して悪口とか陰口では御座いません。(このブログのポリシーとしてネガティブな事は書かないので)
その辺りをお含み頂いた上で続きをどうぞ……。


例年、細君には備前焼まつりには多大なるご協力を頂いております。当日のみならず、その準備段階でも猫の手以上の働きには実に感謝の念が絶えません。
さて今年は数週間前から細君の何に火がついたのでせうか? 
多肉植物の本や実物等々を勢い込んで取り揃えておられました。ご本人様曰く「売りモノにあらず」との事では御座いますが……。俄かに入ったスイッチに戸惑いました。
しかし、我が家の園芸部の活動と思えば、まぁ通常の霹靂です。


いずれの陶家でも同じくでありましょうが、大なり小なり『物原』というものがあります。(物原:物理的に処分した陶器の破片の山)
そこから、それぞれの植物に相応しいと判断したアレコレを拾って厳選して植木鉢とされておりました。
園芸部部長のされる事なので、部員は「完全にお口はチャック」を厳守で御座います。

そして、やおら出来上がったのが……。


見ているとアレコレと楽しい造形の植物ですな。こういうモノに惹かれるのが女子力もとい!婦人力もとい!『女性の感性』なので御座いましょう。
(小生は多肉植物よりもエアプランツの方が興味深いが……)

ご多分に漏れず、末端部員もサギじゃなくて……鶴の一声で召集され、喜んでご奉仕させて頂きました。

後に残った大掛かりなパートは造園部の仕事です。もちろん上部組織の園芸部は管轄外であり、造園部部長には小生が任命されております。

まっ、これでご機嫌麗しく本来のおまつりにご協力頂けるので有難い限りで御座います。
あとは『多肉植物購入に関わる経費のご請求』が無い事を祈るばかりで御座います。


さぁ、戯言は置いといて……寝ましょう。


明日は楽しい一日になりますように! ではでは、チャオ! (*^o^*)/~~


(「全く告知になっていないやん」というツッコミはご容赦の程)





















【ご案内】 備前焼まつり 2015

2015-10-15 11:53:06 | 展覧会・ご案内


備前焼まつりの告知です。
詳細は、コチラ(備前焼陶友会のページ)へどうぞ。


日時 : 10/17(土)9:00~17:30・18日(日)9:00~16:30
      10/16に前夜祭 炎のまつり「かべりだいまつ」があります。

会場 : 備前市伊部(JR赤穂線伊部駅周辺)
      例によって会場マップは数年前のままです。m(_ _)m


さてさて、今年も出店致します。場所は例によって例のところです。オレンジ色の幟出してます。たぶん。

また、『お買い上げ頂いた方へのローリエ(月桂樹)一掴み進呈』が好評でしたので今年もやります。(今、思い出した!)
「ネットで見た」とか言うのがハズカシイ合言葉を言わなくても半強制的配布です。ご容赦の程。

さて、例年の如く準備はこれから……。間に合うのかしら? 今年は『備前焼ガチャ』の仕込みもあるのにねぇ。(←他人事にしたい)


___________

【出店場所】

●駅を降りたら正面通りをまっすぐ。T字路にぶつかったら右。そのまま右を見ながら歩いてオレンジ色の幟がウチです。(旧、安達酒店前になります)

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【経験上のメモ】

■駐車場関係
・伊部小学校は、8:00時点でほぼ満車。(昨年は7:30でもほぼ一杯でした)
・岡山セラミックスセンター北側広場から備前中学校間に無料シャトルバスを随時運行します。
・リフレセンター(伊部の西端)に駐車すると遠いようですが、旧道や路地をブラブラ歩けるので良いです。


■交通関係
・JR赤穂線の臨時電車があります。(岡山~伊部約40分)
・シャトルバスで閑谷学校に行くのが便利。(有料)


■飲食関係
・弁当、麺類の出店などあり。
・日生カキオコは早々に売り切れ必至。
・カフェ(コーヒー)の出店が増えています。(岡山は何気にコーヒー焙煎士が多い)
・ビールなどアルコール飲料を売る店が少ない。
・アイスクリームが悩みどころ。白桃・醤油など。晴れた日は大行列します。
・黒豆の枝豆、コノコ、アナゴ、デビラ、ぶどうが地元特産品。(黒豆の枝豆は是非ものです)

・スーパーマーケット(マルナカ)は駅から東へ10分弱のところにあります。
・歩くにはちょっと遠いですがコンビニあり。備前警察署斜め向い。


■その他
・駅前の美術館が『備前焼ミュージアム』と名称変更しております。→入場料500円(大人)にプライスダウン。
・花材として黒米、唐辛子、トウモロコシを売るお店もあります。
・路地に入ると備前焼以外の面白いものがある。
・紫外線ケアはしたほうが良い。
・日傘は邪魔かつ危険です。(見ていてハラハラします)
・スマホ片手に歩いている人は急に立ち止まる事があるので注意。

・時間に余裕のある方は湯郷温泉へ! 程よいドライブの距離です。


■小生の個人的なこと
・お昼ごはんには『アナゴ飯』『アナゴ棒寿司』が鉄板。
・毎年、昼ごはんが15:00過ぎ。
・毎年、備前焼小町を見そびれる。
・毎年、写真愛好家撮影の小生のアップ写真が駅に飾られる。
・ほぼ毎年、2日目の新聞朝刊に写真で登場する。
・時々見かけるワンコ達は皆、可愛く、お利口さんである。
・主催者発表の来場者数は、実際より○○いと思う。
・陸上自衛隊は祭り会場には不似合いである。


■新しいイベントとして、

10/17(土)
・歌謡ショー  広瀬まみ 14:30~ 
・桜ヶ丘小学校合唱部  15:05~  
・岡山地元アーティストによるLIVEステージ 15:30~ 
・復興支援ソング「未来へつなぐメッセージ」  16:50~ 
  
10/18(日)
・備前焼陶芸家による演奏  11:30~   
・岡山うらじゃ連  響喜乱舞&鬼々よろしく魁望蓮 13:30~ 
・城東高校コーラス部 14:35~ 
 
   
両日共通
備前焼陶友会 私の欲しい膳の器展 伝統産業会館3階


●個人的注目は、
・BIZEN中南米美術館ペッカリーミニコンサート
・日生カキオコ
・備前焼陶芸家による演奏  
・備前焼作家集団けらもすの備前焼ガチャ


ってな感じです。



なお、
●備前焼作家集団けらもすメンバーの会場配置は下記のとおり。


備前焼のガチャガチャは地図を頼りに見つけて下さい。( ̄ε ̄)~♪



以上、ザックリですが、ご案内でした。よろ。(*^o^*)/


路上観察 @横浜 @倉敷

2015-10-06 10:44:15 | 路上観察


倉敷でのグループ展『けらもす6.0~倉敷deびぜんやきマルシェ』が終了し、現在は、ヤレヤレなところ心情であります。
多くのご来場の皆様、有難う御座居ました。また来年。たぶん。

特に今回は……ねぇ、備前焼ガチャが……。『10人目のけらもす』の登場でしたな。
しかし、間もなく備前焼まつりも来るなぁ。モノが無いねぇ。どうしよう……。作る? 窯焚く? いやぁ……。


さて、お出掛けした時のお決まりは路上観察である。その報告。需要の有無は無視しての報告で御座います。


まずは横浜。
横浜ではあまりウロウロしなかった。自主的なソロ深夜パトロールを1度のみ。その為、路上観察にもさほど成果はなかった。
既に酔っ払っていたので、場末やら裏路地に入り込むのは避けた。トラブル回避の大人な対応ですな。キリッ。
そもそも都市型観光地には食指の動く物件は少ない。どちらかといえば、建材断面の化石の方が成果があったりするが、既にそういう建物は閉まっている。

成果無くヨロヨロ(疲れではなく酔っ払って)宿泊先に戻る。その玄関先で、ニョロニョロの大群を発見!


う~~ん、車止め? それにしても数が多過ぎやしないか?
ウ~~ン、ヨッパライスギタカ? 沢山に見えるぞ。
フラフラ、ヨロヨロとその場で酔っ払いステップを踏みながら撮影する。あとで見返すとピンボケ写真多数……。さもありなん。
題して、『ニョロニョロの兵馬俑』としておこう。


翌日はギロッポンへ。つか、健全なお昼間に行ったので、普通に六本木ね。

歩き疲れて休憩したカフェの店先。配電盤のくっついた大木。「お前も大変だな……」と見ていたけれど、俄かに思い至る。

これは『二宮金次郎へのオマージュ』であろう。
燃料の薪ではなく電力を背負わされて、人々を見守り木陰を提供している『ながら族』。(←死語)


帰宅して、すぐに倉敷の会場入り。正確には帰宅せずに直接倉敷だったが。

これは既にお馴染みの『カメレオン電柱』

赤いペンキが秋空に映える。違っ、「赤レンガとの親和性が良いですね(棒読み)」

裏通りでは、良い雰囲気の野地板を見つけた。風雨に晒された味わい。


正直、これ欲しいわ。


見飽きないテクスチャーです。『建築の積層』と言ったところでしょうか。
持ち主は敢えて放置しているのかしら……。


今回はトマソン物件の発見はありませんでしたが、個人的に好きなモノには出会えたので良かったなぁ。


完全に個人的嗜好なので共感は頂けないかとも思いますが……まぁ、そういう事ですよ。ハイ。オシマイ。m(_ _)m





『へ茶』終了

2015-10-01 19:02:23 | 展覧会・ご案内


そすっ!っと行ってきました横浜。多くの方にお世話になり、楽しい2daysでした。有難う御座いました。

そもそもは本格的歴史長編ギャグ漫画『へうげもの』を主題とした『勝手に古田織部没後400年シリーズ・へうげOH!茶湯2015』……「長いわっ!!」なので、略して『へ茶』(短っ!)への参加でした。
かの秀吉が開催した北野大茶会よろしく今焼主体の自由自在で融通無碍な茶会フェス。場所は近代の大数寄者・原三渓ゆかりの三渓園にて。
全国各所よりユニークな茶人・陶芸家のみならず能楽師・ミュージシャン・学生等々が集結した大規模かつバラエティーある空間でした。また、カキ氷・珈琲・中国茶というスパイスもあり、大の大人による真剣な『剽げ』に感心する事もしばしば。

そこへ「我らがリヤカー茶室による『リヤ茶』も遅れを取る事かなわじ」と参戦。



リヤカーは多くの方々の目に留めて頂き大盛況でした。多忙により他の茶席を回れませんでしたが通りがかりに拝見。

●『SHUHALLY』 from横浜

今回の首謀者もとい主宰者。濃茶席を担当され陶芸家諸氏の器が集結。

●『SECOND GRID』 from広島

広島、甲冑でピン!と来た人は……その通りです。

●『カマーソニック』 from岐阜/美濃

窯と釜を掛けてのネーミング。金屏風前でのライブもされていました。陶芸家・茶人・ミュージシャンとしての活躍でした。一瞬「むむむっ、小生もTrb吹きたい!」っとなりましたが……もう20年吹いてないな。

●『農友閑人』 from東京農大茶道部

東京農大的アイコンも登場。学風なのかな? 全体がほんわかと和み系でした。

●『T'sストーリー』 from東京  
東京各大学茶道部OBOG混成チーム。懇親会で熱く五反田LOVEを語る若者たち。そっちの方が印象的。

●『陶々舎』 from京都  
大徳寺前に居を構える茶道ユニット。チリ人女性茶人も。鴨川沿いで自転車に茶道具を積んでお茶を振舞っているらしい。

●『給湯流茶道』 from東京 
サラリーマンとOLによる給湯室を茶室とする流派。茶碗は昔あった磁器のプリント絵付けの子供茶碗。

●『しもきた茶苑大山』 from東京/下北沢
行列の出来るカキ氷屋さん。食べたかったなぁ。

●『茶通人タジー』 from東京/広尾
クールな佇まいで上質な空間でした。

●『いさ珈琲』 from東京・下北沢 
車で移動販売もする珈琲屋さん。着ていたTシャツの“BAD COFFEE IS THE ENEMY”が印象的。

●『備前楽茶』 from岡山/備前
この度は旗指物として幟を掲げ、会場の入り口に陣を構えました。


以下、頂き物写真。
 
妙齢のご婦人方に囲まれたっ!

 
「……」 (この瞬間は黙る)


そすっ!

 
相方。正統派茶人だけど……なんかスマヌ。

 
古田織部様が見守る席


そして、1日目の懇親会は横浜関内で。

主宰者と小生。自己紹介タイムもあり。なにげに瀬戸芸Tシャツであるが気付かれない。(←当たり前)


解散後ホテルに戻るも炭水化物欲が収まらず、再度、横浜パトロールを自主開催する。


猥雑な店で、蕎麦を頂き終了。



かくして2日目を無事迎え、そして茶会終了後、我らがリヤカーは山形へと旅立ちました。

次回は、東京の日本橋ど真ん中辺りかな……。

乞う、ご期待!!


最後にもう一度。この度は有難う御座いました。m(_ _)m m(_ _)m