備前焼 やきもん屋 

備前焼・陶芸家の渡邊琢磨(わたなべたくま)です。陶芸、料理、音楽、路上観察……やきもん屋的発想のつれづれです。

【ご案内】 個展@大阪梅田(阪神百貨店)

2018-03-10 20:44:44 | 展覧会・ご案内


本日開催されました『チャリティ備前焼販売 from bizen』も無事終了致しました。

多くのご来場の皆様に感謝。
また、事前準備から始まり、広報活動、当日運営など若手メンバーによる実行委員会には大変お世話になりました。

さて、『細工物展@岡山天満屋』は本日は鼎談もあり、会場一杯のお客様でした。


●明日は、在廊日ですので終日会場に居ります。お時間ある方、ない方も是非!
現代作家の作品以外にも、西村春湖作『青備前唐櫃獅子香炉』、金重陶陽作『天拝獅子香炉』『象水滴』、古備前『彩色備前 バク』『瓦鳩』などの優品も多数展示されております。
また、明日は『型抜き』も体験(無料)して頂けますので、是非。

そして、若干前後しますが……ご案内を。(実は会期が被ってグループ展あり。また別日に)


大阪で個展です。

つい先日、イベントで梅田に参りましたが再び。
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タイトル:備前 渡邊琢磨 作陶展『Re:』

会期 : 3/14(水)~20(火) 10:00~20:00

会場 : 阪神百貨店 9階 美術画廊  Tel06-6345-1201
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●全日在廊しております。

主として花器、酒器。壁面には細工物も。

ご高覧頂けると幸いです。


(久し振りに、地下でイカ焼きかなぁ……)











【ご案内】 チャリティ備前焼販売 from bizen

2018-03-08 18:15:12 | 展覧会・ご案内


諸先輩方のお力添えにて衆目を集めております『細工物展』も連日の賑わいで御座います。
展示のモノに掛かる手技の濃密さから発せられる『気』の所為か、小生なんぞの若輩者には背筋が伸びる思いであります。
やはり、若干アウトサイドな立ち位置を再確認しております。それでもニコニコと受け入れていただけるのは備前の懐の広さで御座います。素直に感謝。

さて、例年この時期に開催する備前焼作家有志『from bizen』の『東日本復興支援チャリティ備前焼販売』があります。
こちらにも参加しております。

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【 Pray for 東日本 がんばろう日本 from bizen 】

  ~ 東日本復興支援チャリティ備前焼販売 ~


日時 : 3月10日(土)10:00~17:00
場所 : 岡山一番街 コンコース広場(JR岡山駅 地下改札前)


※作品がなくなり次第終了いたします。17時より寄付金贈呈式を行います。
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東日本大震災の復興支援として始まった『from bizen』によるチャリティ販売は、本年で8回目を迎えます。

若手備前焼作家による作品を、500円からご用意。
皆様には、気軽に備前焼に触れていただきつつ、チャリティーにも参加していただける企画となっております。

※一部経費を除く、売り上げのすべてが特定非営利活動法人「AMDA」を通じて、東日本大震災の復興支援活動に、
また一部はNPO法人「子どもシェルターモモ」を通じて、岡山県を中心とした子どもの自立支援や人権救済活動に役立てられます。


諸々続いておりますが、チャリティーもよろしくお願い致します。 m(_ _)m


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なお、岡山天満屋の『備前細工物のきのう・きょう・あした』の在廊は、

●土曜日のトークイベント前後
●日曜日(実演あり)

で御座います。


諸々、よろしくお願い致します。m(_ _)m





【ご案内】 備前細工物の きのう・きょう・あした @岡山天満屋

2018-03-05 18:02:39 | 展覧会・ご案内


大阪でのイベント『うつわとくらす』終了致しました。
沢山のイベント、また、懐かしい方々に多く出会えて楽しいひと時となりました。感謝。


さて、今週のサザエさん……じゃなくて、今週の展覧会のご案内です。

総勢20名による細工物のグループ展となります。


細工物というのは、ひらたく言えば『置物』です。

備前では、伝統的に『型起こし成形』による細工物があります。
かつては、造形師・型抜き職人の共同作業で作られましたが、後年は個人作家として造形師が型抜きも行い個人製作物となりました。
大きなものなら神社の狛犬があり、桃山時代には見立ての香炉、江戸期には精緻な細工、昭和初期には仏像などに受け継がれてきました。

そこに西洋的な彫刻、芸術といった概念が入り、昭和初期には(日用品が売れなかったという側面もありましたが)
東京や京都で新しいアプローチを学び、帰郷した人々による細工物が全盛期を迎えます。
型起こしではない『一点モノ』も作られるようになります。

骨董コレクター的に時代を分けるとすれば、古備前(桃山・江戸期)、又は近代(明治・大正・昭和初期)のいずれかが蒐集ジャンルになるでしょう。

そして、現代。

現代の細工物のムーブメントでは『ストーリー性の加味』が特徴かと思います。
表現としてはスーパーリアリズム、ユルさ、新しいモチーフなどの傾向が見られます。

さてさて、是非、現代細工物の一端をご覧頂き、何かを感じとって頂ければ幸いです。

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タイトル : 備前細工物の きのう・きょう・あした

期間 : 2018年3月7日(水)~13日(火)

会場 : 岡山天満屋 5階 美術画廊
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●ギャラリートーク
3/10(土)14:00~  現代作家の鼎談。

●ワークショップ(石膏型による型押し体験)
3/10(土)・11(日)参加費無料


なお、
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●小生の在廊日は、

・7日(水)
・11日(日)

11日は『ひいらぎいわし』の製作実演する予定です。桃太郎もするかも。( ← ガチの仕事?)
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是非、ご高覧の程よろしくお願い致します。