備前焼 やきもん屋 

備前焼・陶芸家の渡邊琢磨(わたなべたくま)です。陶芸、料理、音楽、路上観察……やきもん屋的発想のつれづれです。

『岡山から被災地へ手仕事を届ける会』からのお願い

2011-10-31 09:03:20 | Weblog



現在、活動中の『岡山から被災地へ手仕事を届ける会』からのお願いです。
直接、お伺いして趣旨説明等を出来るようにと思っておりますが、なにぶん備前焼作家さんだけでもかなりの人数がいらっしゃるので全て回りきれません。その為、メールやブログを使ってのお願いもしております。
(※ お知り合いに作家さんがいらっしゃいましたら、是非ご紹介下さい)

この会は、『岡山県内の手仕事の作品を、直接作者の手によって東北へお届けする』のが趣旨の会です。
このままでは長いので、プロジェクト名は『手から手へ』としています。

この度のお願いは、岡山県内の作家さんから自作品の提供についてです。

下記について、賛同いただけましたら、是非ご協力を承りたくお願い申し上げます。



◆◇◆ 岡山県内で手仕事に従事されている皆様へ(ご協力のお願い) ◆◇◆

我々『岡山から被災地へ手仕事を届ける会』は、工業製品の支援物資の供給ではなく、作り手が想いをこめて日々製作されている手作りの品を使っていただくことで、少しでも心安らぐ暮らしを取り戻すきっかけにしていただこうという『心の支援活動』です。

現地へ赴き『手から手へ』直接届けることに重きを置いたのは、ただ届けるだけなら業者輸送で差し支えないのですが、使い手の方々への一方的な押し付けとせず、個々の『作り手の想い』を実現させる為に最も大切な配慮ではないかと考えたからです。

先日、気仙沼・南三陸町・石巻・仙台を訪れ、被災された皆様に手仕事の品を直接お届けに上がりました。
(活動報告はブログ

訪問先では震災から半年が過ぎた事もあり、生活に必要な支援物資はほぼ揃っており、その様な中で我々の品が受け入れられるのだろうかという不安がありましたが、実際に我々の手から被災者の皆様の手へとお渡しする場面では、皆さんいい笑顔で「ありがとう」と言って下さり、
作り手の一人として “ 手仕事の持つ力 ” を実感するとともに、心の底から自然に涙が込み上げてきました。

画一された仮設住宅は、無機質な空間で世帯間の繋がりも希薄ですが、この活動によって、そこに少しの明るさや笑顔が生まれれば、『復興への希望』のささやかな一助になると信じております。


この想いを今後も伝え続けるために、どうか県内で平素から真剣にものづくりに取り組んでおられる皆様にご協力をと厚かましいながらもお願いの次第です。

温かいご支援の程よろしくお願いいたします。


●活動報告・予定等はコチラ。
『岡山から被災地へ手仕事を届ける会』ブログ  http://teshigoto311.jugem.jp/




◆◇◆ 具体的なお願い内容 ◆◇◆

・岡山県内で手仕事の物作りに従事されている方から、自作品の提供をお願いしております。
・作品とメッセージを一緒に手渡しいたします。製作への想い、使い手へのメッセージ等添えていただければ幸いです。
 記入シート(PDF)   http://ww36.tiki.ne.jp/~takuma-w/teshigoto311/Message-1109.pdf
・今回の募集目標点数は300点です。

・現地に直接トラックで持って行きます。(自治体のある仮設住宅地・気仙沼鹿折中学校内仮設住宅等)
・公民館等に集まっていただき、全体を見ていただいてから、気に入ったものを選んでいただきます。
・メッセージとともに手渡しします。


※ 現地でのヒヤリングリクエストによりますと、必要最小限の救援物資には見当たらないものとして、
・酒器、徳利、ぐい呑
・温かな雰囲気の照明
・アロマ関係
・アクセサリー
・マフラー、帽子等のホームスパン

などをお伺いしております。


なお、今回12月の活動には、ワタクシ渡邊も直接現地へ赴きお届けする予定です。
継続的に数年先まで見据えた活動になる予定です。
参加いただく皆様の負担が大きくなり過ぎない様、かつ数年間のご参加をいただけると幸いです。



◆◇◆ 作品の集荷要領 ◆◇◆

下記の要領で集荷を計画しております。


<集荷>
・集荷日:11/2 午前中
・場所:赤磐市桜が丘西7-1-4


<11月1日(火)までに、ご持参いただく場合>
・カフェドグラス(赤磐市下市92-1)
・実行委員宛てに委託 (実行委員


<配送の場合>
・11月2日(水)午前中着指定
・恐れ入りますが元払いでお願いいたします。
・宛先:〒709-0802赤磐市桜が丘西7-1-4 末藤功太郎 宛 TEL/080-6306-2728

※梱包は割れない程度に。
※不定形の場合、紙箱等に入れていただくと助かります。
※破損等の検品を致しますので、包装は不要です。
※持参先と送り先の住所は異なります、ご注意下さい。

※作品と一緒にメッセージカード(記入シート)を作品点数分添えて下さい。本活動の趣旨です。
記入シート(PDF)
http://ww36.tiki.ne.jp/~takuma-w/teshigoto311/Message-1109.pdf




◆◇◆ 今後の予定 ◆◇◆

■活動資金調達のための実行委員兼作家の展示会(チャリティー展)
・11月15日(火)~20日(日)
・ギャラリーグロス(岡山市富田町2-10-18)
・遊工房(岡山市北区出石町1-6-5)
2か所同時開催


■東日本大震災被災者支援シンポジウム
・11月19日(土) 13:00開場 13:30開会
・岡山県立博物館 講堂


■活動
・12月初旬~中旬
・気仙沼鹿折中学校内仮設住宅へ




◆◇◆ Web ◆◇◆

・ブログ : http://teshigoto311.jugem.jp/
・twitter :http://twitter.com/teshigoto311
・facebook:岡山から被災地へ手仕事を届ける会



◆◇◆ 事務局 ◆◇◆
Cafe du Grace (ギャラリー カフェ ド グラス・末藤宛)

〒709-0816 岡山県赤磐市下市92-1
Tel (086)955-4548
E-mail cafedugrace@ybb.ne.jp


________________________________

●参加していただける場合、
ワタクシ渡邊bizen-nabechan@mail.goo.ne.jp か
事務局cafedugrace@ybb.ne.jpまでご一報いただけると助かります。

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最後までお読み頂き有難う御座居ました。長文失礼致しました。
質問・疑問・ご意見等はワタクシ渡邊まで。
bizen-nabechan@mail.goo.ne.jp




美しいものと美味しいもの

2011-10-25 19:49:50 | 料理・食材


朝夕の冷え込みがぐっと身にしみる頃となりました。
仕事がはかどるこの良い気候ですが、何かとバタバタとしていて製作も遅々としております。

人間のご都合には関係なく作物は順調に成長し、ユズも随分大きくなってきました、黄色くなってきた実も少しあります。霜が降りる前には収穫しないといけないので温度計やら天気予報を少し気にしています。
他所の畑の大根も随分と太くなってきたようです。こちらは(大きな声では言えませんが)散歩中に見ているだけで良いので……「きっと頂ける」という心積もりで御座います。


今日は天気も良く「仕事してる場合なのか~~?」と山のキノコも気になりましたが、終日引きこもり。……ながらも沢山の方からご訪問頂いた一日でありました。
黒豆を届けてくれたヤキモノ屋さん。宅急便のオニイサン。仕入れに来れられた業者様。野菜を持ってきて頂いたオクサマ。セールスのオニイサン。野暮用のボンボン。twitterとfacebookも。
皆様、有難う御座居ました。

夕刻、外で枝豆の葉っぱやらカメムシやらを掃除して……。鍋一杯の枝豆を茹でる。

この黒豆の枝豆。はっきりと最高峰の絶品でした。
茹で加減をチェックしつつも味見の手が止まらんぞ~~~。今期の2位を大きく引き離している。ただし見栄えは悪い。



丸々太っていて甘い。「味覚がおかしくなった」と思われる覚悟で書くけど、本当に『栗』みたいな味。
惜しむらくは、まもなく枝豆シーズンが終わるとの事ではあるが。

もうね、頂いた方に次回会ったら、強烈に印象に残るぐらいベタ褒めしまくって「絶対来年も頂くべし!」と心に誓ったのであります。
いやぁ~~、出会いですなぁ。ありがたい。


今日の夕焼けも一期一会。また出会いたいものです。
美しきものと美味しいもの。


夕刻に一日の充足を感じる引きこもり。

炊き込みご飯 ~山里の出会いのもの

2011-10-21 20:00:00 | 料理・食材


秋も深まり、周りの稲刈りもボチボチ終了。地元の神社の祭りも終わったし、猟期にはちと早い。
さて、隣は何をする人ぞ……。でもなく、毎年このタイミングはキノコ狩りシーズンになる。ウチから奥の山道を通ってキノコ狩りに通る人もチラホラ。

かつてはマツタケ山の入札があって、この時期は迂闊に山に入るとあらぬ嫌疑を掛けられるのであるが、今はその心配がない。マツタケが出なくなったからね。
よく探せば、まだ少しぐらいはあると思われるけど、よっぽど好きな人が上がるぐらい。天気が下り坂なので、雨後のマツタケがあるやも知れないなぁ。

マツタケよりも地元でいうジィタケ目当ての人もいる。歯ごたえのある美味しいキノコ。水に漬けると紫色の汁が出るので彩りを気にしない味噌汁などに向く。

他にも色々と生えているけれど、素人は手出しできない。なので、売っているものが先ずは間違いないと思われる。
そこで、この時期に出回るキノコを道の駅やらJAなどで入手。それらを直射日光で2時間ほど干して料理すると味が一段と濃縮され歯ごたえも出てくる。軽く水分を抜くのがポイント。


最近の散歩の折には、晴れていても傘を持って行くようにしている。
ヤマイモのツルを見つけたらその下に傘を広げて引っ繰り返して置く。そして、その茂みを揺するとムカゴがバラバラっと落ちてきて傘に入るという寸法。これがまた素朴な味でして……抜群。
ただ、簡単に見つかるけれど採る時期が難しい。早く採ると小さいし、大きくなるまで待っていると落ちて無くなっていることもある。「何時採るのがベストか?」というちっちゃいギャンブルになる。今日か明日か……。




さて、キノコも干したし、ムカゴもある。三つ葉もまだ残っている。山と里の出会いのものだ。
それらを混ぜて『炊き込みご飯』に。秋は炊き込みご飯が似つかわしいなぁ。特にご馳走と言うわけでもないけれど。何でだろう?
「散歩したらご飯の材料がありました」という日常の幸せ。




山のシバグリ(柴栗)は小さいながらも味は濃い。なかなか剥きにくいけれど『栗ご飯』にすれば、じんわり~~とした旨さがあって捨てがたい。
この頃は散歩しながらキョロキョロ。「散歩が先か収穫が先か……」である。山との境界に住む特典であるなぁ。


夜になると、休耕田の水の滲み出る泥場でイノシシ達が遊びまわっている。せっせとドングリやクリを食べているようだ。

秋は馬も肥えるがイノシシも肥える。
さて、いよいよジビエの時期に突入するわけだが……な。



『けらもす』@銀座

2011-10-20 09:25:56 | 展覧会・ご案内


明日から始まる展覧会です。『若手備前焼作家集団 けらもす』のグループ展。初東京です。
先日、個展をした際にお話を頂きました。機会を与えて下さった事に感謝。

皆様のご高覧賜わりますれば幸いです。秋晴れのもと、是非お出かけ下さい。





◆◇◆ 備前6人展 (けらもすグループ展) ◆◇◆

■備前6人展
■10/21(金)~11/2(水)
■ギャラリー夢幻庵 銀座店 (HP

東京都中央区銀座5-6-10 銀座ミヤコビル2F
TEL/FAX(03)3289-8585・(050)3628-7467
営業時間 午前11時~午後7時 木曜休廊




《けらもす》

2009年、7名の備前焼陶芸家により発足しました。
『 一点一点、手作りの器を作家本人から直接お届けする 』ことをコンセプトに、ショップ、個展、グループ展など、様々な企画を展開。リアルとヴァーチャルを繋ぐWeb運用も模索。毎日更新のブログあり。
『けらもす』はギリシャ神話の『陶器の神keramos(ケラモス)』から命名しました。和風にひらがな表記しています。

因みに、ケラモスの父は『酒神ディオニソス』。お父上にも日々お世話になっております。m(_ _)m


梱包の豆知識

2011-10-18 18:22:58 | 陶芸


数日後にグループ展が始まります。
このグループは、「バーチャルとリアルを繋ぐ」という趣旨を持つ『若手備前焼作家集団けらもす』です。小生も参加しています。
毎日更新のブログもあります。コチラ
昨年の初展覧会は現代アートのギャラリーでした。壁にぐるりと貼ったQRコードを読み込むと、Web上の展覧会会場に飛ぶという仕掛けを作りました。
今回は初の東京。きっとメンバーそれぞれがWeb上で何らかのエントリーがあるかと思います。

展覧会となるとまずは荷造り梱包です。今日はその日。
ワレモノの梱包は我々業界では普通の事ですが、一般にはそういう機会は無いかも知れません。
いずれノウハウはエントリーするとして……。今日は外の紐の件。

梱包の最後は、箱全体に大きくバンドを掛けます。昔なら荷造りヒモの出番の場面です。
今は通称『PPバンド』があるので簡単になりました。滅多に紐結びは見ませんが、時々「おっ」という仕上がりのモノを目にすることもあります。もう我々世代には廃れた技術になったように思われます。

このバンドを留めるには色々と方法があります。熱で圧着するタイプは大量に発送するデパートなどで見かけますが、手作業ならパーツを使うタイプが一般的です。
最近はパーツも金属製よりもリユースの利くプラスチック製の方が多くなりました。
ただ、手で締めるので簡単ですが、解くのが意外と大変な場合もあります。

そこでパーツに『引き解け』にしてバンドを通しておけば、解くのが簡単になります。文字通り「ひっぱると解ける」。


ただし、受け取った方が判ってくれればの話……。
お互いにこの豆知識が共有出来ていれば作業が楽になるのですが、こういうのはマニアックですからねぇ。どうなんでしょうかねぇ。
いつもウチから出す荷物は『引き解け』にしてあります。「相手先がどうかなぁ?」と毎回思いながら……。
こういうのは多くの人目には触れないものですが、ちょっとメッセージじみた梱包です。判っていただけるとウレシイのですが。


さておき、今回のグループ展の会場は、先日の小生の個展と同じギャラリーさんです。


皆様、ご高覧賜りますれば幸甚で御座います。m(_ _)m


備前焼まつり終了。

2011-10-17 10:56:22 | 陶芸


備前焼まつり終わりました。

今年もご来場頂いた皆様に感謝。毎年リピートしていただく方も増え大変嬉しく思いました。なにぶん顔を覚えるのが苦手なのでスルーしちゃった方もいらっしゃったかとは思いますが、そこはゴメンチャイ。m(_ _)m その点、細君は顔覚えが良い方なので助かりますが。
差し入れも沢山頂戴致しました。この場を借りて深謝。m(_ _)m m(_ _)m

今回は店から抜け出せなかったので、他の会場の様子は判らず仕舞いです。珍味名産の類もご縁が無いままでした。チリメンジャコは入手しましたが……。あと、穴子と鯖寿司と……アイスクリーム、おやつ色々。結局、色々仕入れてたなぁ。
小生からご挨拶には伺えませんでしたがヤキモノ屋さんもチラホラ。久しぶりにお会いする方もいらっしゃって、ゆっくりお話もしたかったのですが……。
感覚的には、例年よりも人出が増えたような感じでした。会場最寄りの駐車場(伊部小学校)も早々に満車でしたし。出店者の小生が入れませんでした。(というか家を出るのが遅かったんだけど)

2日目は天気も良くなりました。なにか説明中ですな。



例によって少数精鋭の酒呑。「なんで全部伏せてるの?」と訊かれましたが、消費心理学的考察によるものです。(ウソです)



16時過ぎに、やっとお昼ごはんでした。件の『アナゴめし』は午前中の段階で確保済み。
やっぱり旨い。これにビールでも付いてれば最高~じゃないですか。お茶ですけど。
あまりの空腹で、ひと口掻き込んでから「あっ、写真撮っとこ」と珍しく思いつく。まつり中のtwitは唯一コレのみでした。



お隣は大人気のアクセサリー専門。超繊細な仕事。
お客さんの中には、毎年まず一番にココに来て身につけてから会場を見て回る方も多いようです。
ウチの細君も毎年お求めになられておりますなぁ。



更にもうひとつ先は、色々とお世話になっているT氏。
売り物の布袋さんとシンクロ中のところを、ウチの子(小5)が面白がって撮影。



夕方、お祭り終わって陽も傾いて撤収作業。夕日をバックに『アロマぶた』の勇士。コーンタイプのお香を入れて使います。「飛ばねぇ豚」ですが例のブタ似。
これもウチの子の撮影。アチコチに連れ出して庭の花と撮ったり……。楽しそう。



今回も色々と発見がありました。次回作の追加構想もあったり……。


さて、数日後には『けらもす』のグループ展@銀座が始まります。

宅急便作らな~~。明日発送。今日はボチボチやります。ちょっと筋肉痛。













備前焼まつり前日

2011-10-14 18:55:28 | 陶芸


明日、明後日は、『備前焼まつり』です。

備前も今日一日はザワザワしていましたが、皆さん一様に空を眺めては天気の心配をしています。「雨の振る日は天気が悪い」
タープやシートも新調しました。今までウチで使っていたものはすっかり日に焼けていたので。

毎年の事ながら『丹波焼陶器まつり』と同じ日程です。いつになったら小生は丹波に行けるのでしょうか?兵庫陶芸美術館や陶の郷も楽しそうです。


若手備前焼作家集団『けらもす』のメンバーもアチコチに店を出しています。
「ヴァーチャルとリアルを繋ぐ」という一面のある団体なので、きっとtwitter・facebook・blogなどWeb上で店番しつつ情報が飛ぶかも知れません。
けらもす参りするお客様もいらっしゃるかも知れませんねぇ。

ネットで見かけた方はお声掛けしてください。
もれなく『無料のスマイル』を差し上げますよ~~ん。


さておき、まだ持っていくモノの梱包が済んでいない訳だが……。(書いてる場合じゃないような気がする……)

窯焚きの行楽

2011-10-09 21:38:31 | 陶芸


秋晴れの連休です。が、仕事です。
今日は以前に窯出ししてそのままだったモノの磨き作業です。
ただ単に磨いていてもなんとなく時間がモッタイナイ(←貧乏性な!)ので、どうせなら他の事もしつつ出来ないものかと思案し……結果、窯焚きしながらです。 \(◎o◎)/

……という事ではなく、本当は青備前を焼く為に前から計画していました。
窯焚きしながら磨き作業をしているのは事実ですが。


ただ、この「備前焼まつり直前に窯焚きしてます」というタイミングが如何にも ┐(-。ー;)┌ な感じなので、ちょっと公言が憚られるような。(気にしすぎか……)
おまつりに間に合わすなら、もっと早い時期に余裕を持ってするべきだし、滑り込みならなんともドロナワな。
なので、「そんなつもりは無いですよ」というフリだけでもしておかないと……。(ナンノコッチャ)


さて、本日、秋晴れのもと爽やかな風も気持ちよいので「お昼ごはんは外で」という事になりました。
外だし火もあるし……という事で、メニューは些かの逡巡もなくBBQに即決。冷蔵庫にあるものを色々と引っ張り出して……。

ここ最近は、ベジタリアンに近い生活だったので、久しぶりに頂くお肉が大変美味しゅう御座いましたな。食べ終わってから冷凍庫に秘蔵の肉があったのを思い出しましたが、あとの祭り。
ならば、明日も……。いやいや。(^。^ゞ


子供達は焼き芋の準備に抜かりが無いようです。明日なら窯の温度も上がっていますし。石焼き芋が簡単に出来ます。

仕事なのに秋の行楽のような扱いになっているような窯焚き。
一応、小生は真面目にやっているんですがねぇ……。


「そうは見えないよ」との事。(子供談)


備前焼まつり 2011

2011-10-07 19:35:58 | 展覧会・ご案内


今年の『備前焼まつり』の時期が近づいてきました。

平成23年 10月15日(土)・16日(日)9:00~17:30(最終日16:30)です。


出店告知がてらご案内~~~。
昨年2010年のブログの記事(意外と好評でした)の引用と追加です。


【経験上のメモ】

■交通関係
・駐車場は伊部小学校などの近い場所は、8:00時点でほぼ満車の傾向。
・シャトルバスで閑谷学校に行くのが便利(片道200円はお得)
・JR赤穂線の臨時電車がでます。


■飲食関係
・弁当、麺類、出店などあり。(個人的には『アナゴ弁当』がオススメ)
・ビールなどアルコール飲料を売る店が少ない。
・アイスクリームが悩みどころ。白桃・醤油など。行列あり。
・黒豆の枝豆、コノコ、アナゴ、デビラ、ぶどうが地元特産品。
・コンビニ・スーパー(マルナカ)は駅から東へ10分弱のところにあります。


■その他
・花材の黒米を持っている人が多い。(昨年は、亀の飾りを買いました)
・紫外線ケアはしたほうが良い。
・日傘は邪魔かつ危険です。
・路地に入ると意外と面白いものがある。


■小生の個人的なこと
・毎年、備前焼小町を見そびれる。
・毎年、写真愛好家撮影の小生のアップ写真が駅に飾られる。
・毎年、昼ごはんが15:00過ぎ。
・ほぼ毎年、2日目の新聞朝刊に写真で登場する。
・時々見かけるワンコ達は皆、可愛く、お利口さんである。
・主催者発表の来場者数は、実際より○○いと思う。


■新しいイベントとして、
・備前焼を主題にした漫画家さんがお越しになられます。
 『ハルカの陶』制作者サイン会 15日 14:00~15:30
 
・備前焼作家のバンド演奏。
 BIZEN BLUES BAND 〔びぜんブルースバンド〕 15日 13:00~ 




●小生の出店場所は例年通りです。(旧・安達酒店前)

駅前の信号を渡ったら、大通りを突き当たって、東(右折)へドンドン……。右側に出しています。オレンジ色の幟(のぼり)が目印です。
神社まで行ったら行き過ぎですよ~~。酒屋の看板がなくなりましたが、旧安達酒店前です。



旧『安達酒店』前で、例によってオレンジ色の幟を立てています。



■詳しいイベントの場所と時間はコチラ


また近づいたら再掲しまする。(*^o^*)/~~













キンモクセイ

2011-10-04 10:25:42 | Weblog


キンモクセイが盛り。
爽やかな秋風に香りを添える。鼻腔をくすぐるような奥ゆかしさの時もあるし、クラクラするような濃密さの時もあるしその時の風向き次第。
窓を開けてキンモクセイの香りを部屋に取り込みたいけれど、ヨモギの花粉も入ってくるので断念。窓は締め切って、引きこもりです。

一枝、手折って仕事場に。
人の動きで生じるわずかな空気の乱れに香気が立ち上がる。ただし、あまりに香りが強すぎると芳香剤のようになるので、少ないくらいの枝で。
意識しない程の通奏低音の如き存在に、時折気付くぐらいで丁度良い。

香水もね。量が多いと逆に安もんになりますわよ。(って、何の話)


このキンモクセイは、敷地の入り口に植えている。
その根元にコンクリート製の町名碑が建っている。「建っている」というか「置いている」が正しい。『備前町』と書かれているもの。勿論、元々ここにあったものではない。

これは、弟子時代に住んでいた長屋(備前市)の庭に放置してあったもの。
その頃、既に備前町ではないし、転がってるし、所有者も忘れてそうだし……。で、度重なる引越しの度に一緒に持ってきている。
ある時は、割木置き場で使っていたり、花壇の縁になっていたり、番犬福助の小屋の基礎になったりしながらも、ここ最近はキンモクセイの根元が定位置。
厳密に「占有離脱物」といわれればそうであるので、一応「預かってます」と言っておく。


これが『伊部村』と書いてあったり石碑なら趣きもあろうというものですが……。しかも先の町村合併で備前市になっていたら、持っていても少しは意味があったのになぁ。
まぁ、備前焼やってるし関係なくもないか……。ここにあっても後世の町名史に禍根を残すこともないし……。
という事で、この先暫くここにありそうです。ちなみに、もう20年持ってることになるなぁ。

キンモクセイも実家から根引きにして持ってきたので、既に30年以上経っている木。


金目のないモノの物持ちが良いという困った性分。 ┐(-。ー;)┌