備前焼 やきもん屋 

備前焼・陶芸家の渡邊琢磨(わたなべたくま)です。陶芸、料理、音楽、路上観察……やきもん屋的発想のつれづれです。

『あっ晴れ!おかやま国文祭』始まる

2010-10-31 19:36:24 | Weblog
こちら岡山では『瀬戸内国際芸術祭2010』が台風通過と共に終了し、続いて『あっ晴れ!おかやま国文祭』が始まりました。国文祭は、基本アマチュアの祭典で地元のみならず全国からも、老若男女善男善女揃ってのイベントで、いわば国体の文化祭版という位置づけです。

国文祭のHPによるとアマチュアを中心とした各種文化活動の日頃の成果を全国規模で発表し、競演し、交流する機会を提供する日本最大の文化の祭典です。毎年度各都道府県持ち回りで開催しており、平成22年度は岡山県で開催されます。(以下、略)……とあります。

周りでもザワザワと関連イベントの動きがあります。

告知に関しては、予算が相当カットされたとかで「ホントニヤルノ?」という情報量でしたので盛り上がりに不安を感じていました。京都国文祭(来年開催)の今年のプレイベントの方がよほど告知を聞くぐらいでして……。まぁ、『瀬戸内~』と続いてましたしねぇ。

それでも始まれば、TV、ラジオもひっきりなしです。(盛り上がって参りました!)


さて、我が町の国文祭関連イベントは、『ふれあい歌謡フェスタin和気』です。ありていに申し上げるとカラオケ大会。ゲストは地元に備前焼の窯を持つ有名女性演歌歌手だそうでして……。で、会場が町立体育館。

? 体育館?

すぐ近くには、持て余すほど立派なホールがありますが?
しかも、ヤマハのフルコンサートグランドピアノCF(-Ⅲだったと記憶)も鎮座しておりますが?
何故に体育館?

まぁ、諸般の事情があるのでしょうが。キャパと音響を考えても謎。
『宝の持ち腐れ』というか、はっきり「判っていないのでは?」と言うべき。(楽器って鳴らさんとアカンのやけど、あれはインテリアですな)


六古窯関係のイベントも備前市主催事業であります。


拙宅関係では、『晴れの国 陶芸浪漫』に子供が出品(入選)していたので本日観覧。
題名は『うちの犬たち』という事で、チッコイ犬が2匹。
やたらと焼けが良過ぎてオドロキ。ナイフレストぐらいのサイズなんだけど自然サンギリ。学校の先生が知り合いの作家さんに焼成依頼したそうですが、特にお気使い戴いたのかも。有難う御座居ます。

その後、『日中女性陶芸家フォーラム』をちょっと覗いて、知り合い関係にご挨拶。
ウチの子の作品を焼いて戴いた女性作家さんもいらしたので御礼とか、諸々。


で、そのモデルの犬は……。



文化も芸術も、知らんぷり~~なご様子にて、爆睡中。


給食献立表 とくれん~~~!!

2010-10-29 09:07:09 | 料理・食材
子供が給食の献立表を貼っている。
今の献立表はかなり詳細に栄養群ごとに食材が書いてあり、その日に家庭で補うべきものまで書いてある。バランスの良い食事の見本表。

食べる方の子供にとっては、メニューそのものが興味の対象で、好きなメニューには蛍光マーカーでチェックしてある。
曰く、「オレンジ色が好き。青色は特に好き。緑色は好きなものばかりの日。」とか。
朝、必ずこの表を眺めてから小学校へ。朝の元気の源らしいな。

米飯給食の経験が無い小生には、珍しいメニューもある。麦ご飯、おでん、サワラの西京焼、餃子、すき焼、キムチラーメン、おからハンバーグとか。
蓮団子の寄せ鍋煮、海老とサツマイモの磯和えに至っては、ご馳走に思えるぞ。

牛乳は給食のデフォルトなので食べ合わせに考慮しないとしても、随分とテーマ性もあり楽しくて美味しそう。

幸せやねぇ。


さて今朝、メニューを眺めていた子供がガッカリしたような声だったので、「珍しいなぁ」と思って献立表をチェックした。

見るとひとつだけ、好きなものチェックが入っていない。「ひとつだけでガッカリとは……」と思ったら、昨日まで連続8日で緑の日だった。
なるほど。幸せ続きでは、些細な事も哀しみとなるか……。
今月全体では、20日間のうち13日間が緑の日。チェックの無い日は無い。だったら健全な悩み(?)。

自分が子供の時って、こんなに献立表を見ることは無かったんだけど、時代なのか、食いしん坊なのか。


今、振り返ってみて食べたい給食メニューといえば、オレンジのゼリーかな。
周りの人々に聞いても「知らない」と言われるんだけど、『とくれん』って平仮名で書いてあって、温州みかんっぽくてジューシーで、ちょっと凍ってる感じ。
ただし、平べったくて量が少なくて……その少ないが故に未練が残って「また食べたい」という絶妙な加減。これがある日はテンションが上がるし、欠席者がいると大ジャンケン大会が始まる。
もっとも、凍ってるのでお腹が痛くなる事もあるんだけどね。その危険な感じも魅力だったな。


どっかに売ってないかなぁ。大人買いしそうなんだけど。


……っと思いつつ、ググッたら通販サイトがっ!

神戸っ子諸君!突撃~~。コチラ
うひょ~~ぃ、悶絶ぅ!

試しに通販をクリックして……。


……( ̄□ ̄;)!! 


通販終了??? 逆の意味で悶絶ぅ~~。(見なきゃ良かった)


つか、子供の献立表から、自分の過去の給食メニューで悶絶してるとは、世話無いなぁ~。

親子のDNAを確認しましたっ!



・モシ、アナタガ、コウベッコナラ、ワカッテモラエルダロウ。
 「とくれん~~~!!」って気持ち。



冬のシ者

2010-10-27 12:34:58 | Weblog
急激に寒くなったと思ったら、冬の渡り鳥がやってきている。
冬の使者ジョウビタキ。

チッコイくせに気が強くて、早々の縄張り宣言らしい。谷を見渡す場所に陣取って「何処かに飛んだな」と思ったら、すぐに舞い戻ることの繰り返し。

昨年は、ウチには2組の番(つがい)とオス1羽の合計5羽が来ていた。
5羽がまとまって、高くなり低くなり風ともつれるように飛んでいたけれど、どういう組み合わせだったのか良く判らない。
今、来ているのはオスが1羽だけど、去年の独り者はどうなったのかなぁ。


猟師さん曰く、「裏山でイノシシがワナにかかっていた」とか、「雨の後でマツタケが採れた」とか。いよいよジビエも本格化しつつある。
ただ、ドングリやクリが少ないので、今年のジビエはそれほどでも……という下馬評もあったり。


天気は、晴れたり降ったり、暖かくなったり寒くなったり……の繰り返し。
そして、その渚のような振幅はゆっくりと確実に冬へと誘ってゆく。

秋深まり、冬遠からじ。季節の渚と冬の使者。



作陶モード

2010-10-25 21:43:00 | 陶芸
諸般の事柄が一段落し、作陶出来るまとまった時間がやっとこさ出来ました。

小生は集中力はある方ながらも、性格が『短距離』向きなので「この時期にヤッテやるぜ!」というテンションです。目標が見えていてスタートするという数ヶ月でオシマイの短期持続力です。ニトロ系?
年中コツコツという長丁場は性格的に無理。

で、その勢いながらも、お買い物アシスタントやら植木の安売りやら気に掛かる案件もあり……、日中の時間がそれらに消費されると、俄然、作業は夜になります。
という事で、作陶モード早々ながら日曜日の仕事終了はテッペン(0時)を過ぎて、月曜に突入した真夜中でした。シーズン開幕直後なので、いささか疲れて「片付けは朝にしよ」とそのまま寝てしまいました。

朝起きて見た作業台は……。削った粘土が山になり、道具は無造作にとっ散らかり……。
刀折れ矢尽きた「何とかが夢のあと」というような疲労感が漂っています。


本日の仕事のスタートは、昨夜の片付けから。なんともキリの悪いスタート。
やっぱりお片づけは、すぐにしないとねぇ。朝の始まり方で、一日のテンションが変わってしまいます。ここら辺は、自分できちんとルールにしておかないと、全体がグダグダになってしまうので注意。

しかしながら、経験からすると、仕事終了時刻はすぐにグダグダになる。
真夜中がズルズルと明け方へ近くなっていき、最後は完全徹夜になって、グル~っと生活が逆転するのが常。まぁ、24時間営業と思えば、それまでだけど。という事で、そのあたりは流動的でルール制定は不可能。

さて、今日は何時に終わるやら……。


朝のテンションを無理矢理変える方法は、今のところひとつ。
なりたい気分に応じた音楽を一発。しかも目一杯の音量で。
これは山暮らしの特権である。近所迷惑になる近所が遠いので。

本日は、片付けをしながら、ブルックナーの第4番『ロマンティック』(カラヤン・ベルリンフィル)でした。

「チマチマしとらんと、でっかく行こうぜ!」&『目覚まし』向きですな。


鍋シーズンを迎えるにあたって

2010-10-24 15:24:24 | 料理・食材
今年は、色々と作物が不作である。ウチの最大の痛手は、柚子。
昨年は12年目の木が豊作で、枝がしなっていた。が、今年は完敗。近所でも、出来が良い木とダメな木が混在している模様。

昨年なら実が青いうちから夕方にひとつ採って、ザクザクッと切って、ジンやウォッカのロックに放り込むという晩酌をしていたのだが、今年はそれは無し。
それよりも基本的に、これからの鍋シーズンはどうなる。う~~む。


手絞りの『柚子酢』は使い切ったけれど、今年の初めに窯焚きしながら作った柚子の陳皮がまだある。ラベルは子供(当時小3)が描いたもの。
柚子陳皮は、フレッシュなものよりも香りが濃密になっていて七味の材料には良い。
今年の鍋は、『柚子陳皮入り七味』で満足すべし……か。鍋シーズンを迎えるにあたって、これは淋しいなぁ。

さて、一緒に植えてあるカボスは……というと、これがまだまだ木がチッコイ。
「ユズの大馬鹿18年」とは言うものの、カボスはいつ?


っっと、そういえば!
仕事場の片隅の奥の方~~~に、手絞りの『スダチ酢』を一升瓶でストックしてあったっけ。
(書きながら思い出したけれど、かれこれ3年以上経ってるような気が…)
となると、今年は『スダチ酢』と『柚子陳皮入り七味』ですな。

これで何とか鍋シーズンの小さな幸せは望めそうだ。うん。


ただし、スダチ酢が発酵して瓶の栓が吹っ飛んでいなければ……の話だが。

( 見るのがチョット怖い )



アリとキリギリス 民度 グ~ルグル

2010-10-20 08:30:47 | Weblog
秋空が爽やかな頃となりました。いつもこの頃に思うのは虫の音のキレイな事。

薄い繊細な鈴を転がすかのようなスズムシ。
歌舞伎の見得を切るような粋なウマオイ。
男前にいつも断言するキリギリス。
賑やかしのクツワムシ。
通りを行き交う物売りの声のようなコオロギ。
通奏低音のオケラ。

これに月が出て晩酌すれば、「日本に生まれて良かったなぁ~」と思います。


さてさて、お国柄によっては、さにあらず。虫の声、風鈴の音、小川のせせらぎを騒音と捉える向きもあるようでして……。

それを感じるのが『アリとキリギリス』というお話。
あれって、暖かい頃にバイオリンを弾いて歌を歌っていたキリギリスが、冬になって食べ物が無くなってアリのお家を訪ねるものの「働かざる者食うべからず」と言われて追いかえされる話と記憶している。
音楽をやっていた身からすると、「職業音楽家は労働に値しないのか?」とか「作業BGMの効用は?」とか「一体、アリの福利厚生はどうなっているんだ!」とか少しイキドオリを感じたりもするものです。

そのキリギリスが良くなかったのかな?


『民度』という言葉がある。
小生は個人的に、『ある町の民度は、楽器を持って歩いている人の数で決まる』と思っている。
楽器を持つ人がいるという事は、演奏者、聴衆、施設、運営、企画、スポンサー、教育環境、……と付随する諸々の事柄が同時発生している証だから。そしてそれらは概ね大きな利益生まないにも関わらず、存在し得る。これを支えるのが個人個人の民度であり、その集合体が町の民度に他ならない。したがって、楽器を持つ人の数に比例して、その町の民度が現れる。
そして更に『都市の民度はプロ・オーケストラの数と規模で決まる』と見ている。
これは昔からの持論のひとつ。


さて、アリの側から見ると、路上パフォーマーの音楽には理解が無かったらしい。ひいて言えばアリの民度は……。いやいや、アリって実に組織だった社会を営んでいる。
ただ、遠くまで出ている働きアリほどベテランらしい。若いバリバリが巣の近くで働き、危険な目に会う確率が高い長距離ほど年寄りとか。やっぱり福祉にも理解がないか……。

アリの福利厚生って! (福利厚生も民度の現れだねぇ)

外国から「働きアリ」って揶揄されていた「モーレツ!」の頃の日本もこういう風に見られていたんだろうねぇ。だって、自国発の文化・芸術的な事柄は社会的に影が薄かったし。オケも少なかったし。
でも、その外国が虫の音やせせらぎの音に理解が無かったり…。
結果、なんだかお互いに同じような所をグルグルとしている。国民性の違いもあるなぁ。

あぁ、そもそも地球ってそうだよなぁ。46億年も同じところをグルグルまわってら。

グルグルの上で、グルグルと動いて、お互いがグルグルで……、全体も細部もグ~ルグル。
これもフラクタルか……。目が回ってきた。



見上げると、高い空。
千の風が、あの大きな空を吹きわたっているのだろう。

かつて惹かれたブノワ・マンデルブロ氏のご冥福をお祈りいたします。 (-人-)南無。




備前焼まつり終了~

2010-10-18 14:18:48 | Weblog
今年の備前焼まつりも無事終了致しました。まずは、多くの方々との出会いに感謝です。m(_ _)m

初窯以来、毎年出店しておりますので今年で4回目です。場所で憶えて戴いていたり、ネット経由だったり、徐々に親しんで戴いている気が致します。
今までのご購入品を「使ってますよ~」とのお声掛けや、お客様同士でのオススメしあいっこがあったりして……、それによって、またお買い上げ戴いたり。

感涙しきりでございます。m(_ _)m

ブログについてのご意見、ご感想も多く頂戴しました。(^。^ゞ


さて、初日。
例年のお祭り準備は明け方近く迄かかっていましたが、今年は少し余裕がありました。と言ってもDTP作業は日付が変わってから。PCには、これまでの蓄積があるので新規作成はほとんど無かったのでラクでしたが。それとプリンターが新しいし。

朝、出かける直前に家の周りのススキ、メキシカンセージ、ハーブ各種を摘んで出発。

現場では什器組み立てから始まるものの、その棚の足を積み忘れていて、家まで取りに帰るという大誤算で、スロースタート。一番乗りのお客様に開封作業を手伝ってもらいつつ、まぁ、それを愉しんで戴いたようですが……。アリガトウゴザイマス。
結局、朝から疲れてしまって何処にも行かずじまい。14:00ぐらいに朝ごはん。
お客様にオススメしていた『アナゴ飯』は、どうだったのかなぁ?2年連続で食べ逃しているので、味が変わってたりして。データが古くて自信無くなってきたぞ。

新婚ヤキモノ屋さんが奥様連れでお見えになる。オメデト。ウチの細君も初紹介。
帰路、泡の出るアルコール飲料とホルモンを買って頂き、一人モツ鍋を明日への活力として、早々と睡眠。

筋肉痛。


山陽新聞HPの動画ニュースの最後のカットで、小生のお店がガッツリ映っていました。驚いたぁ~。いつの間に撮られたのでしょうか? コチラ



2日目。
早起きして『ガマの穂』を取りに行ってから伊部へ。
初日よりもお客さんが多いものの、全体には来場者数は減っているような……。でも、駐車場は一杯との事。
バスツアーのお客さんも「おぉ見たぞ!」という程度。主観的来場者数が少なく思えるのは、あちこちのお祭りやイベントと日程が重なっているのが原因かも。
でも集客が減るという事は、それだけ祭りとしての……(ry

お昼ごはんは、15:00ぐらいにオニギリ各種。なんとなく疲れてる。トシ?
お客様やヤキモノ屋さんから、桃太郎ぶどう・ゴーヤの佃煮・黒豆の枝豆・フランスパン・甘味などイロイロと戴きました。
ありがとうございました。m(_ _)m
初日よりも2日目は、お祭りそのものを愉しまれている方々が多いように感じます。

16:00頃に知り合い各所を駆け足で訪問。家族連れで参加している出店もあり、ほほえましい光景でした。皆さん日焼け顔。臨月の女性作家さんも無事で何より。祈無事出産。
伊部前大通りは良い匂いと煙が充満していて、正直何かを頂きたかったのですが、撤収時間でしたから止めときました。なので、何が出ていたかは不明。

日が暮れて暗くなった頃、帰宅。

翌朝、荷物満載の軽トラが佇んでいる。日本の『はたらくくるま』代表の面持ちですな。
カッコイイ。しかしながら、いつまでも荷物が載っていては可哀相なので荷解き。


さてさて、2011年にお会いできる事を祈りつつ、アリガトォ~~。

ぢゃ! (*^o^*)/


備前焼まつり 2010

2010-10-15 00:21:10 | 陶芸


マップ画像を他の記事の中に入れ込んでいて、判りづらいとのお声が御座居ましたので、再掲です。


●小生は例年通りの場所です。(旧・安達酒店前)

駅前の信号を渡ったら、大通りを突き当たって、東(右折)へドンドン……。右側に出しています。オレンジ色の幟(のぼり)が目印です。
神社まで行ったら行き過ぎですよ~~。酒屋の看板がなくなりましたが、旧安達酒店前です。



◆◇◆ 第28回 備前焼まつり 平成22年◆◇◆

日時:10/16(土)・17(日)
場所:伊部駅周辺


【10月15日(金)前日】

・炎のまつり「かべりだいまつ」 19:00~ 
  天津神社・履掛天神宮出発伊部地内


【10月16日(土)】

・備前焼まつり開会式 9:00~ 
  伝統産業会館前

・備前焼小町委嘱式 10:00~
  伝統産業会館前特設ステージ

・ろくろ踊り 10:30~
  伝統産業会館前特設ステージ

・お夏踊り 11:20~
  伝統産業会館前特設ステージ
  
・地域安全推進大会・県警音楽隊演奏とパレード 14:30~
  伊部駅出発


【10月17日(日)】

・備前焼小町撮影会 10:00~12:00 
  伊部駅周辺(天津神社・不老川) 

・歌謡ショー 12:30~
  伝統産業会館前特設ステージ
 

【両日共通】

・茶席(一服500円)10:00~16:00 
  天津神社境内 文化の空間(備前陶芸美術館前)

・ろくろチャレンジ 10:00~(受付15:30まで) 
  伝統産業会館3階
  
・ろくろ実演 11:00~、13:00~15:00~ 
  文化の空間(備前陶芸美術館前)
  
・『野の花と器』展 9:30~17:00(土曜日) 9:30~16:00(日曜日)
  リフレセンターびぜん




【経験上のメモ】

・駐車場は伊部小学校などの近い場所は、8:00時点でほぼ満車の傾向。
・飲食関係は弁当、麺類、出店などあり。(個人的には『アナゴ弁当』がオススメ)
・ビールなどアルコール飲料を売る店が少ない。
・アイスクリームが悩みどころ。白桃・醤油など。行列あり。
・黒豆の枝豆、コノコ、アナゴ、デビラ、ぶどうが地元特産品。
・花材の黒米を持っている人が多い。
・紫外線ケアはしたほうが良い。日傘は邪魔かつ危険です。
・意外と路地に入ると面白いものがある。
・シャトルバスで閑谷学校に行くのが便利(片道200円はお得)
     
・毎年、備前焼小町を見そびれる。
・毎年、写真愛好家撮影の小生のアップ写真が駅に飾られる。
・毎年、昼ごはんが15:00過ぎ。
・ほぼ毎年、新聞に写真で登場する。
・時々見かけるワンコ達は皆、可愛く、お利口さんである。
・主催者発表の来場者数は、実際より○○いと思う。


う~~ん、以上、備前焼まつりの情報でした。


さて、準備せんとなぁ~。





是非、リアルな場面でお会い致しましょう

気まぐれの……炊き込みご飯

2010-10-14 20:20:06 | 料理・食材
時々、小洒落たお店で『シェフの気まぐれサラダ』などの『気まぐれなんちゃら』というメニューを見かける。
実際出てくると、どこがどういう風に『気まぐれ』たのか、いまいち判然としない事が多い。気まぐれという心の在り様ではなく「経営的判断ではなかろうか?」と、ついつい意地悪く勘ぐりたくなる事も。
ありていに言えば『食材の都合によるおまかせ』なんだろうけれど。(←やっぱりイヂワル)


夕方に晩酌目的で食料品を物色していてゴボウを発見した。「たまにはピシッと辛いオトナのキンピラで晩酌だな」と思い、作る事に。
胡麻油を引いて、トウガラシを熱して、ゴボウのササ掻きを投入~。と、ここまではいつも通り。しんなり~としたところで、醤油なりお酒なりを入れて味付けする段階。

マチガイは、次で起こった。


何の気なしに、水。 しかも多め。

鍋の中身は、キンピラには程遠く……油が浮いたゴボウの水煮である。
う~む、どうしようか。(-_-;)

ここからのリカバリーは、直感力が勝負である。この鍋に、鶏肉・人参・キノコ各種を追加。別鍋で出汁をひいてブレンド。醤油、酒、味醂でちょっと濃い味にして煮る。
味は大丈夫になった。このままでも食べられなくは無いけれど、コレ何という料理だか……「?」。

しばし、冷まして……。
お米を入れた炊飯器にこの煮汁と具材を静かに入れて、水を足してご飯を炊く。
すると、少しオコゲのある炊き込みご飯が完成。少し胡麻油の香りがする炊き込みご飯である。相対的に上手くいった。(と思う)
最後に焼酎に入れるべく切っていたスダチをあしらって、出来上がり。炊き込みご飯に柑橘の香りって合うんだよなぁ。偶然と直感のコラボ。

気まぐれというよりも、思いつきであるが……『本日の気まぐれ炊き込みご飯』だな。

とりあえず、食卓に出す時には「本日の気まぐれ炊き込みご飯ですよ~」と言いつつ……。
敢えて『気まぐれ』を強調して言うと、失敗の批判を真正面から受けてへこまない自己防衛になる。(ような気がする)
「『気まぐれ』って、場合に寄っちゃぁ~不味かった時の言い訳なんだな」と発見した。
まぁ、プロの料理人はそういうつもりは無いだろうけどね。

しかし、予想に反してのお替りラッシュ。子供達は、オコゲ争奪戦である。
結果ついつい食べ過ぎる食欲の秋。


炊き込みご飯なら、これからの時期は『キノコ三昧の炊き込みご飯』も良いなぁ~。
しかし、今年は裏山のキノコはイマイチとか。ご近所さんは稲刈りが済んだので、ボチボチと山歩きに気もそぞろである。雨を待っている様子。


さてさて、気まぐれでマツタケなど来ないかしらん。( ジイタケも良いよなぁ~ )


備前陶心会展@いよてつ高島屋

2010-10-13 12:52:47 | 展覧会・ご案内
本日より、愛媛にてグループ展『備前陶心会展』が始まっています。
是非ご高覧下さいますようお願い申し上げます。m(_ _)m


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■ 備前一千年 土と炎の伝承 備前陶心会展 ■

期間 : 10/13(水)~ 19(火)

場所 : いよてつ高島屋 6F美術画廊
      愛媛県松山市湊町5丁目1番地1
     TEL:089-948-2111(代表)

人間国宝作家をはじめ、選抜した現役会員から特別会員による力作100余点を一堂に展観します。


●在廊作家
 10月13日(水)~15日(金) 大森宏明 松井浩之
 10月16日(土)~19日(火) 小川壮一 横山直樹 (敬称略)



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思えば、今年の2月に三人展でお邪魔して以来です。
滞在中のご当地名産品の数々を思い出しております。キビナゴ、ジャコ天、ジャコカツ……。ジャコカツといえば、お昼にデパ地下で食材を買い揃えて、『オリジナル・ジャコカツサンド IN 高島屋バージョン』を自作したのを思い出します。

お酒は『千代の亀』などが呑める地酒アンテナショップも懐かしく……。道後温泉の朝風呂も宜しゅう御座居ましたなぁ。

また、訪れたい場所です。(この度は在廊予定なしです)


さて、今週末は、いよいよ『備前焼まつり』です。
本日、所用にて伊部に行くと幟や小さな旗がアチコチで翻っていました。
町全体が、お祭り前特有の浮き足立ったザワザワ感に満ちていて、窯出しや大掃除のお宅などもありました。


小生も、ぼちぼち準備せんとなぁ~~。


場所は例年通りです。(オレンジ色の幟が出ています)