備前焼 やきもん屋 

備前焼・陶芸家の渡邊琢磨(わたなべたくま)です。陶芸、料理、音楽、路上観察……やきもん屋的発想のつれづれです。

『個展@東京』 終了致しました (初日かく迎えり)

2016-06-30 12:01:44 | 料理・食材


『ギャラリー夢幻庵』での個展が終了致しました。
「初めまして」の方々、久しぶりにお会いする方々、サプライズ訪問の方々など多くの出会いがあり感謝で御座います。
そして「都会なら反応があるかな?」という試金石アイテムも結果が掴めました。いつも発表する場とモノとのマッチングは難しいですが、うまくいくと楽しいですね。

上京のタイミングでご挨拶方々アチコチ訪問したかったのですが、諸用山積の為、すぐに岡山へ戻りました。あぁ、不躾なワタクシをお許し下さい。m(_ _)m
ということで、都内の遠出はしなかったのでご飯関係も銀座周辺のみです。


初日はギャラリーのオープンが11:00ながら、9:00過ぎには東京駅到着。そのまま迷うことなくギャラリーと正反対方向へ歩きました。
前回の上京での『裏テーマ』で定休日だったお店をまず訪問です。
きちんとキリをつけて、今回のスタートを切る所存で。 キリッ(`・ω・´)ゞ ( ← 他の滞在日では定休日という都合であるが)

目的地は、かつおぶし問屋の経営する蕎麦屋。

ただし「うどんもあり」であるが、そこは落語『時そば』に倣って「うどんなんざぁ、野暮なモン喰わねぇよ」と俄かに江戸っ子気取りである。

ともかく出汁を味わいたいので、『かけ』をオーダー。トッピング不要。

味は甘目だが出汁の香りが高い。すっきり具合なら新宿のそれ、だけど、味と香りを濃い方へ振るならコチラか。レベル高し。

そして、気になっていたTKG。=『玉子かけごはん』ね。

ご飯と蕎麦トッピング用の生卵をオーダー。ご飯をオーダーすると自動的に鰹節粉が付いてくるシステムらしい。隣客は、白ご飯に掛けながらであった。

ここに至っては「プリン体、何するものぞ」の気概でガッツリと。

う~~ん、満足だわ。

これで、思い残した件をスッキリ片付けて意気軒昂にギャラリーへ向かう。時にまだ10:00である。
「時間潰しで銀座を歩くか?」と思ったが、まだどの店も開いていないのでウインドウショッピングは不可。

銀座の朝は遅い……。
いや、始発で駆けつける地方在住者の方が問題か……。

ビルの合間から射す朝日を避けるように地下へ潜る。
ICOCAにチャージ。関西人属性が発露するも「Suicaなんざぁ持たねぇよ」と江戸落語の口調で。

オープンより早目にギャラリー到着。
如何にも「展示の仕上げをする為に早目に着ました」風ではあるが、それはそれ。


そして、一番乗りのお客さんが来られて、個展の始まり~~でした。




第5回ふるさとあっ晴れ認定委員会

2016-06-22 22:33:32 | Weblog


さてさて過日の事。

JR西日本岡山支社様とのお仕事『第5回ふるさとあっ晴れ認定委員会』がありました。
今回の対象エリアは、津山市・鏡野町・美咲町・吉備中央町・久米南町でした。
会場は『津山まなびの鉄道館』で、移動は岡山から観光列車『みまさかノスタルジー』でした。
これが楽しみで、レトロ感に合わせて着物と麦藁帽子で行ってしまった。( ← ワクワクし過ぎ)

懐かしいカラーリングの車両。車内はカメラをぶら提げた血中鉄分が高そうな老若男女の方々が。

車内は昔風の再現をしているとはいえ、まぁ、現役のローカル線と雰囲気は近いか。
瓶の栓抜きが設置されていて、お約束どおり瓶コーラの栓を抜いて乾杯! 

そして会場へ。

審査席からの風景。


プレゼンは、滞りなく進み、観光地『えぇとこ』、特産品『えぇもん』、そして、いよいよ食の『うめぇもん』のプレゼンへ。
この時点で「腹減り~~」でしたから審査には抜群のコンディションです。

まずは、ドリンクの乾杯~~! 審査から。

中山間エリアらしくジビエやチーズなどが登場。地域性が反映されていますねぇ。

特にジビエを安定した商品にする苦労が偲ばれました。強めのスモーク、缶詰で熟成、色々混ぜてウインナーなど工夫を感じました。


審査集計中には、会場の『津山まなびの鉄道館』を館長さんにご案内して頂きました。

展示のメインは扇形車庫と転車台。

転車台は、小生の実家方面(鷹取駅)にもあって「子供の頃は通りかかるたびに眺めていたなぁ」と思い出す。これって確か能舞台と関係なかったっけ?(あやふや)

各車両が扇形の車庫に納まっています。13台は圧巻。
『DE501』というディーゼル機関車がマニア垂涎らしい。馬力が最大級ながら、電化の過渡期でもあり活躍出来なかった不運な車両。

「偉い人にはそれが判らんのですよ」との声が。( ← 聞こえない)

デゴイチ(D51)は2番目に作られた車両を大阪から移送したとか。


う~~ん、すべて、現地での耳学問なので「らしい」しか言えないのが辛い。

個人的には『部品萌え』なので、細かなところへ目が行く。

蒸気機関車の警笛のみを取り出して展示してあった。当時の半分の音量で定時(12:00・15:00)に鳴らされている。
開館当初は騒音として苦情もあったが、今や定刻の合図として市民生活に受け入れられているとか。となると正確に鳴らす義務が発生ですなぁ。

転車台そのものよりも、それを操縦する運転席がカワイイ。

めっちゃシンプル!! 色の素っ気無さも良いねぇ。

重量感ある車両の隅っこには、小さい車両も。

保守車両なんだろうけど、人に近いメカという気がする。ブラックボックス感の無い見たまんま。

鉄分の少ない小生でこれだけ楽しめるのですから、『鉄』な方は是非。

……と、楽しみも多くありましたが、その後、審査もきちんとして決定しました。


『あっ晴れ認定』は全部で17件。( うち『あっ晴れ大賞』は7件=☆印 )


◆えぇとこ
 ・津山城(鶴山公園)
 ☆ 津山まなびの鉄道館 
 ☆ 奥津温泉・奥津渓
 ・柵原ふれあい鉱山公園

◆えぇもん
 ☆横野和紙(上田手漉和紙工場)
 ・作州絣(津山民芸館)

◆うめぇもん
 ・作州津山ビール 宇宙ラベルシリーズ(合資会社多胡酒造場)
 ・五十鈴 さくら雪(株式会社牧野酒造本店)
 ・スモークドビーフ(坂手牧場)
 ・ジビエ缶詰”ののもん”(合資会社鏡野やま弁クラブののもん)
 ☆奥津とうがらし(NPO法人てっちりこ)
 ☆農家自家製チーズ(吉田牧場)
 ・猪鹿スモークソーセージ〈山のめぐみシリーズ/加茂川有害獣利用促進協議会)
 ☆久米南のゆず(久米南ユズ部会)
 ☆津山ロール(津山ロール製造菓子店)
 ・青苺〈ブルーベリー〉大福(吉備高原栄屋)
 ・玄米コーヒー(イージー株式会社)


という事で、5回目も無事終了しました。
認定品は8月以降、JR岡山駅新幹線改札内の店舗『ふるさとキューブ』で販売されます。(入場料が必要ですが、1000円以上のお買い上げでキャッシュバックされます)


さて、次回は秋。
いよいよ備前、瀬戸内エリアです。楽しみも不安も色々。


最後に……、多くの方にお世話になりました。有難う御座居ました。m(_ _)m












最近の動静

2016-06-21 22:53:11 | Weblog


《 TOP写真と本文は関係ありません 》

なんだか怒涛の日々。回遊魚か? 止まったら死ぬのか? 
自転車操業的な日々は確かなので、止まったらコケるのは必定。いや、走っていても道から外れそうだけど。


倉敷の個展の後って、何があったっけ? 記憶が遠く朧げに……。う~~む。┐(-。ー;)┌

確か、グループ展の搬入がチラホラあって3ヵ所同時開催みたいになったタイミングもあったっけ。その都度、ラジオ、新聞、テレビでも取り上げて頂きました。感謝。


てんやわんやの幕開けは、『美食電車』だったかな。

打ち合わせた段取りとは違う事が多々発生。

まぁ、それも面白かったし、よくある事。『無常なる日常』ですな。( ← テキトー)

『備前焼ミーツグルメ』もあったねぇ。

昨年と同じく美味しいお店と組めたのが何より。知り合いも行ってくれてた。『柚子胡椒風味の若鶏の唐揚げ』がオススメですが、これは自分でも作ってみよう。

大きなイベントとしては、『ひがしやま備前焼市』があったねぇ。

広報に危機感があって、1週間前から俄かにSNSからガシガシと。PCのキーボードの叩き過ぎで腱鞘炎になるかと思ったわ。
管理人が小生であることが数人にはバレてた。作文の癖ってのがあるからなぁ。オハズカシイ。


イベント当日は、完全に目が回ってました。


先着100名様に器ごと差し上げる『ミニミニ備前焼ドン!』のスタンバイ風景が壮観でした。運営側の風景。
朝から長蛇の列には感謝です。仕込みを考えた人、作った人にも感謝。

リヤ茶も。

備前の歴代人間国宝そろい踏みの茶碗が圧巻。もっと広報出来ていればなぁ……と、やきもん屋らしからぬ感想あり。


うどんツアーもあったなぁ。( ← グループ展ね)


建築探訪もあったなぁ。( ← グループ展ね)


『世界啤酒杯2016』は行きたかった。

会期が諸般の案件と被ってて一日も行けなかった。無念じゃ。


申し訳なくも作品だけの参加で。


それから、窯焚きお手伝いウィークの始まり。


岡山駅新幹線改札内の『えぇもんミュージアム』の入れ替えもして。

今回のテーマは『花入』。予定より1点多くて展示に苦労した。その為の皺寄せがあって該当者には誠にスマヌ思い。

DM製作はやり直し発生。モニターと印刷の明度のギャップを把握出来ていなかった。これだから素人は……。

窯焚き明けの昼間に睡魔と闘いながら……「スキルアップした」……というか、簡単な方法に気付いた。上達するには時間が掛かりますなぁ。

横焚きは暑くもなく寒くもなく。

これから夏はたいへんだよねぇ。( ← 夏にチビ窯焚く件は忘れたフリ)


そして昨日は、鉄分の高め。

観光列車『みまさかノスタルジー』に乗って、遠足……ではなくてお仕事。


最後の記念撮影。これに関しては別途報告するとして……。


で、アレコレ残ってるけれど、さておき、週末は江戸勤務。その準備でバタバタ。(-_-;)






_____________________

タイトル : 備前 渡邊琢磨 作陶展

期 間  : 2016年 6月24日(金)~29日(水) 11:00~19:00 木曜休廊

会 場  : ギャラリー夢幻庵 銀座店 

     東京都中央区銀座5-6-10 銀座ミヤコビル2F
     TEL/FAX(03)3289-8585・(050)3628-7467

      MAP 地下鉄銀座駅A1出口
_____________________


●在廊日は、24(金)、25(土)、26(日)です。
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ご高覧頂けると幸いです。m(_ _)m


ふ~~~っ、上京までに片付ける案件がまだまだ。

イケイケ、ドンドンな日々は続く。












個展 @銀座

2016-06-21 12:26:03 | 展覧会・ご案内


展覧会のご案内です。
_____________________

タイトル : 備前 渡邊琢磨 作陶展

期 間  : 2016年 6月24日(金)~29日(水) 11:00~19:00 木曜休廊

会 場  : ギャラリー夢幻庵 銀座店 

     東京都中央区銀座5-6-10 銀座ミヤコビル2F
     TEL/FAX(03)3289-8585・(050)3628-7467

      MAP 地下鉄銀座駅A1出口
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いつも告知が「開催中……」とか後手後手が多いのですが、なんと会期前に告知とは素晴らしい!( ← 普通)
まっ、荷物はギリギリ発送だったけどね。(´・_・`)


●在廊日は、24(金)、25(土)、26(日)です。
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在廊の段取りは数ヶ月前に手配済み。朝ご飯は築地で。( ← こういうのは気が回る)


なんとうっかり5年ぶりの銀座。グループ展では年に数度出していますが……。
折角なので、自分のラインナップの新旧対比として、定番『帯のシリーズ』とスチパン『ミライノカセキ』を出します。
あと……夏向けにカップ類も充実!( ← 出し過ぎ?)

ご高覧頂けると幸いです。m(_ _)m


以上、業務連絡でした。 (`・ω・´)ゞ








































人工土地 @坂出市 (その4)

2016-06-02 09:06:39 | 路上観察


さぁ、皆様お待ちかねっ! 
いよいよ『人工土地』シリーズも最終回です。

件のアーケードに入ってみた。やはりシャッター街である。昼から営業しているのは高齢者向けのカラオケ店ばかり。
ファザードはアーチだったけれど見上げる天井は平らであった。配管設備があるのかな?

部分的に開いた穴がある。

明かり取りになっていた。

そういえばパティオに突起物が並んでたっけ。「あれか!」と合点。深い筒状からして晴天ならスポットライト的効果が出るのだろう。これは次回の楽しみにしておこう。

アーケードの裏は駐車場。

暗い。というか、思ってたより柱が少ないなぁ。

車と人を繋ぐ通路が実に素っ気無い。

やっつけ感すらある。後付け設備の目隠しなのかな。それでもアーチを作ってあるのはコダワリなのだろう。

しかし、柱はカッコイイぞ。

もう、コンクリートのアール・デコだわ。角に入った鎬(しのぎ)の仕上げには職人スピリッツを感じる。

随所に見られる鉄錆は年月を物語りつつ、鉄とコンクリートの存在感を増している。

中の鉄筋が露出している部分もあるが、う~~ん、大丈夫なのかな? これって。

レンガも使われていた。

やきもん屋的には安心感と好印象。

ホール上の階段は、一直線に空に向かう。

『いつも離陸の角度で』……だな。 ( ← 言いたいだけ)

一方で自転車やバイク用にはスロープ。

建物同士の繋ぎ方の変則性によって縦方向に効果的な変化を生み出している。これがラビリンス効果かッ!! ( ← テキトー)

階段の隙間は、改修工事のしやすさと明り取りを兼ねているのかも知れない。

この角にもデザインのコダワリを感じる。


全体を場として纏めているのは、カラーリングの要素が大きい。

タイルを基調として塗装色が選ばれているのが判る。という事は、建築当初からのカラー計画なのだろう。建築家の美意識の表れですなぁ。時を経て建築家とちょっと通じた瞬間。こういうのが判ると建築って楽しい。


全体的に土の部分が少ないので雑草自体も見かけない。

唯一、雨水と土ぼこりを糧として頑張る多肉植物には声援を送りたい。
ちなみに『雑草と言う名前の植物は無い。あるのは人の無知である』って言い回しはよくあるけれど、これは……モリムラマンネングサ。まぁ、一般にセダムって呼ばれてるやつ。ウチにも生えてる。
頑張れ。


と、まぁ、コマゴマとした部分にも注目してみました。

で、最後に気になったもの。

このクスノキの樹齢は人工大地と比例しているのだろうか。



さてさて、次回は晴天の時にお邪魔したいものです。


ではでは、次の報告をお楽しみに~~~。 ( ← いったい何人が興味があったのか……。まぁ、いいや)


































































人工土地 @坂出市 (その3)

2016-06-01 20:37:53 | 路上観察


細い階段を上がる。

天空のラピリンズは市営住宅だった。現在も住民がいらっしゃるので見学には配慮が必要ですな。


図によると区画は合理性よりも緩やかな繋がりを意識した配置を感じる。単純な整列ではなく、あえて曲がったり遮られたりしながら次々と風景が変わる仕掛けである。適度に視線を遮りつつ人と出会う街。いいなぁ。

コンクリートの重量感とソリッド感が堪らん。今のビル建築なら表面にタイルを化粧貼りするのだろうが、コンクリートにペンキである。実に潔い。

入り組んだ直線の構成は大好物である。

間のとり方や庇もクール。


そして、いきなり現れる家庭菜園。

上層で土を見ることを想定していなかったので軽い違和感ながら安堵感も得る。ここは生活の場と再認識。

敷地の端に、ステキなテラスハウスが見えてきた。全戸南向きの優良物件だなぁ。空に伸びていく階段。

場所的に、市民ホールの上になる。


おぉぅ、勾配がまさにホールの天井なのだろう。
コンクリート打ちっ放しに映えるお社と自動販売機の赤。なんだかクールなCMが撮れる気がするな。まったく予定は無いけど。( ←誰の、何の?)

頂上まで一気に続く直線の階段が街の印象をすっきりさせている。

バルコニーとかどうなってるのだろうか? 
階段を上ればすぐに判るけれど、雨が強くなってきたので、その見学は次回の楽しみにしておこう。

植栽のある広場側から見るとホール側面がよく判る。

補色関係が嫌味にならないカラーリングも好ましい。ややファンシー趣味だけど。

南西に向かうと、急に広場が現れた。

ちょっとしたイベントには充分なスペース。かつてはここで夕涼みや盆踊りぐらいは出来たかもしれない。雨の為、讃岐富士が見えるのかは不明。
しかし、このコンクリートに降る夏の夕立を想像すると……。立ち上がる熱気と匂いが……昭和だわ。

集会所も。

ココハ、ニホンデスカ? 「ヨーロッパの街角」と言われても違和感がない。そうか、電線がないからだ!

住人の人数に事足りる自転車置き場が好ましい。

ん? ここは最上階だぞ? なんと玄関先まで自転車で来れるのかっ! オシャレ。

アーケードの上は一直線な通路になっていた。


しかし、見る向きを変えるとパティオがあり、植栽に生活感を感じる。

大事にしているであろうバラなどが香気を漂わせている。

ドアなどがカスタマイズされた物件も見かけた。

2階にもテナントがあったのかな。


しかし、空き部屋もそれなりに目立つ。

蔓の伸び具合から、随分と放置されているのかも知れない。

おまけに、老朽化も否めない。


しかし、錆止めすらデザインに見えるのは『場の力』だな。


空き部屋事情を調べてみると、1戸あたりの床面積の狭さと風呂がない事にあるらしい。戦後は銭湯で間に合ったのだろうが。
近年は2戸をぶち抜いて床面積を広げ、キッチン・風呂・トイレなどを備えているらしい。
また、エレベーターがないので高齢者は大変。特にあの一直線な階段は想像に容易い。

現代の住居としてはマイナス面もあるけれど、仕事やクリエイトの場としてはかなり可能性を感じる。
「仮に、ここを再開発するなら……」と思って見ると魅力が一杯だ。

アートや工芸などのアトリエとギャラリー。
ビジネスのSOHO基地。
ブランドのテナント発信の集合場所。
グルメ街も良いか。
茶室もありだなぁ。
上層ならライブも可。
コンサートならすぐ下にホールもあるし。
パンクールの大会も出来そう。

エレベーターがなくても一応のバリアフリーは達成しているので、搬入もまぁまぁ大丈夫そう。
インキュベーションする場としては、適度なクローズ感と人との交流が生まれて楽しそうだ。

これが、人口の多い都会であったら簡単にデベロッパーが付くだろう。
しかし、このローカルだからこそ活かせる使い道はある筈。坂出市役所のセンスと力量が試されるでしょうねぇ。このまま廃墟化して壊すのは勿体無い。


う~~む、自分の仕事が場に縛られないものだったら……。
いやいや、今はオノボリサン目線なので、実際に住んでみないと判らない事も多いのだろう。


さて、次回は~~~~。物件のコマゴマした部分を見ていきましょう。

ではでは。(*^o^*)/