小生の作るモノは「ロクロ挽きで終り!」というモノは、ほとんど無い。反面、ロクロ挽きがベースでもある。
つまり、何でも基本の形はロクロで作るけれど、そのままでは終わらないという事。
ロクロ時間は他の陶芸家と比べると、かなり少ない。でもロクロ比率は高い。(あぁ~、あまのじゃく!)
小生の場合、デザインのアプローチは概ね2通りのパターン。
『全体のイメージから細部を作り込む』か、『パーツから全体を組む』か。(これは普通だな。)
さて、頭の中のイメージは、まず方眼入りノートにラフを描く。
これまで作ったモノから派生したデザインに関しては、ラフ画を描けばすぐに作れる。
問題は、初めて作るモノ。
ラフではバッチリでも、実際に作ってみると『つじつま』が合わない事もある。特に『パーツから全体』の3D化の場合。頭の中では出来てるけれど、粘土が足りてなかったり、多かったり。
それで、マケットという段階を踏む事にしている。
このマケットは、ロクロで都合良い形を挽いておく為の確認作業でもある。
その為に、いきなり大きなモノから始めずに扱いやすいサイズから作り始める。大きすぎても、小さすぎても作りにくい。
まぁ、この段階で欲張りなのが、そのマケット自体も無駄なくモノにしてしまうというチャッカリ具合なんだが。
花器のマケットは一輪挿しに……、花入のマケットは掛花入に……。
あとは、作業手順の確認・技法の練習・道具の開発も兼ねていて、習熟度が上がると大きなモノに移行する段取り。
(大きくなった途端に思いも寄らない事も発生するんだけど、これは別件)
という事で、同時進行で数種類の技法とデザイン展開があるという訳。
なので、「アドリブで出来ちゃいました」というモノもあるけれど、結構少ない。ここのところ続いている『帯シリーズ』は、慣れてきているので組み方は、フリーハンドで現場合わせ。(これはアドリブというものだな。)
ラフのノートには、「アッチをアレして、コッチのアレをコレにして……」と、暗号めいた書き込みが増えてきている。この度、めでたく(?)マケットに昇格したラフもあれば、ボツネタと一緒に待機中のものも。
玉石混合状態。 (う~~む、石が多いかも?)
本日は、マケットとは名ばかりの『一輪挿し』作りでした。
つまり、何でも基本の形はロクロで作るけれど、そのままでは終わらないという事。
ロクロ時間は他の陶芸家と比べると、かなり少ない。でもロクロ比率は高い。(あぁ~、あまのじゃく!)
小生の場合、デザインのアプローチは概ね2通りのパターン。
『全体のイメージから細部を作り込む』か、『パーツから全体を組む』か。(これは普通だな。)
さて、頭の中のイメージは、まず方眼入りノートにラフを描く。
これまで作ったモノから派生したデザインに関しては、ラフ画を描けばすぐに作れる。
問題は、初めて作るモノ。
ラフではバッチリでも、実際に作ってみると『つじつま』が合わない事もある。特に『パーツから全体』の3D化の場合。頭の中では出来てるけれど、粘土が足りてなかったり、多かったり。
それで、マケットという段階を踏む事にしている。
このマケットは、ロクロで都合良い形を挽いておく為の確認作業でもある。
その為に、いきなり大きなモノから始めずに扱いやすいサイズから作り始める。大きすぎても、小さすぎても作りにくい。
まぁ、この段階で欲張りなのが、そのマケット自体も無駄なくモノにしてしまうというチャッカリ具合なんだが。
花器のマケットは一輪挿しに……、花入のマケットは掛花入に……。
あとは、作業手順の確認・技法の練習・道具の開発も兼ねていて、習熟度が上がると大きなモノに移行する段取り。
(大きくなった途端に思いも寄らない事も発生するんだけど、これは別件)
という事で、同時進行で数種類の技法とデザイン展開があるという訳。
なので、「アドリブで出来ちゃいました」というモノもあるけれど、結構少ない。ここのところ続いている『帯シリーズ』は、慣れてきているので組み方は、フリーハンドで現場合わせ。(これはアドリブというものだな。)
ラフのノートには、「アッチをアレして、コッチのアレをコレにして……」と、暗号めいた書き込みが増えてきている。この度、めでたく(?)マケットに昇格したラフもあれば、ボツネタと一緒に待機中のものも。
玉石混合状態。 (う~~む、石が多いかも?)
本日は、マケットとは名ばかりの『一輪挿し』作りでした。