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裏山の藪を伐採整理しています。
「こんな時期にしなくても」と激しく思いますが、窯焚きやら何やらでスケジュール的に仕方ないタイミングです。お百姓さんなら致命的な段取りですなぁ。
そもそもは、「頂いた木を植えたい」という動機から。
→ しかし、植える予定の場所に倉庫が建っている。
→ 倉庫を移動する必要あり。
→ 倉庫移動先は『チビ窯』の屋根を増築してから決まる。
→ 屋根増築場所に裏山から木の枝が張り出している。
→ 増築後は伐採が難しくなりそうな立ち位置。
→ 裏山の藪掃除をしなければいけない。
というドミノ倒し的スケジュールが年末に判明。でも、その頃は窯焚き直前だったので延期。
製作、窯詰め、窯焚き、窯出し、展覧会、その他モロモロと続いて……伐採に一番良い冬は過ぎて、やっとこさ今になって一番始まりの部分に着手。
時すでに遅く、葉っぱが出ているのみならず毛虫さえも。イラという名の最強なヤツもいらっしゃる。
長袖、麦藁帽子、首タオルという古典的防護ファッションで山へ。
藪とは言っても、それなりに有用な植物もあるので、それらを取捨選択しながら。ツバキ、ツツジ、コバノガマズミなど花の咲くものは残す。ヤマノイモ、フキ、アケビなど食べられるものも。
中でもお気に入りの『合歓の木(ネムノキ)』の大木は守りたい。しかしながら、伐採本命の樫の大木を切る為には非常に厄介な場所に立っていて……。
倒れる向きをロープで微妙に調整して隙間を狙って倒す事に。失敗して伐れているのに枝が引っ掛かって倒れないというのが一番困るパターン。
その為、今回の伐採では調整作業に一番時間が掛かった。少ない経験と想像力で。なんともイヤハヤのヒヤヒヤものです。
その結果、少々枝先が折れた所もあるけれど概ね大丈夫。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/fa/eefb546949ec5b6a4c12e6cbd18d55a0.jpg)
葉っぱも元気良し。
さて、このネムノキの花はというと……(写真は昨年のもの)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/27/e9e545088c6908fff3992e5be57e9884.jpg)
独特な美しさなんですなぁ。
博覧強記の御仁に伺うと「ネムノキはな、ゆっくり燃やすと蚊取り線香代わりになるぞ。伐り方はだな……(ry」とも。
最終手段にさせていただきましょう。