今回、作っていると面白くなって、予定以上に沢山作ってしまったモノ。
擂鉢。
昔から「備前擂鉢投げても割れぬ」と謳われていて、江戸時代の百科事典である『和漢三才図会』にも「備前焼が堅くてエエよ」と紹介されている。
で、あるにも関わらず、現在は茶陶での見立て以外には「備前産擂鉢がないな」と思い立った次第。
まぁ、江戸時代以降は、磁器・プラスチック・金属・カーボンなど素材の開発が進んだしねぇ。実用であるなら「他の素材もエエよ」となったのだろう。
茶の湯の場面での擂鉢は、桃山時代あたりの『草庵の侘茶』の提唱のもと生活道具を見立てる事が流行った頃と重なるので、その時期に流通していたモノが必然的に使われた。それを建水・蓋を付けて水差・花入・菓子器……と、茶人が工夫して使ってきた流れがある。
然るに、今作られる擂鉢であっても茶の湯での適えてもらい易さから言えば、その時期に倣った形(今から見れば古備前スタイル)が多くなる。まぁ、総じてゴツイ。
それも良し。
食器としての擂鉢を使う場面は、ゴマよごし・白和えなどが定番。
現在は食生活がバラエティーに富むので、ドレッシングをチャッチャと作ったりもするだろうし、フルーツを粗く潰してトーストに載せたりヨーグルトに入れたり、鍋の取り鉢としても。
……ならば、現代生活に合わせた擂鉢があっても良かろうかと。調理道具でもあり食器でもあるモノ。
まずは、土の質感がありながらシンプルな形で。
古備前スタイルほどのゴッツサは無い。きっと「投げたら割れる」な。
大きさも小さいモノからソコソコのサイズまで。次回からは、バリエーションが増やせる可能性を感じるなぁ。
この質感と色なら、菜の花とかフキノトウなどのグリーンが綺麗に映える。
散歩がてら、フキノトウを探しに行ってみよう~~っと。
裏山に生えている山椒の木で擂粉木も作ってみるか。
ついでに犬山椒ではダメか……チャレンジだな。
擂鉢。
昔から「備前擂鉢投げても割れぬ」と謳われていて、江戸時代の百科事典である『和漢三才図会』にも「備前焼が堅くてエエよ」と紹介されている。
で、あるにも関わらず、現在は茶陶での見立て以外には「備前産擂鉢がないな」と思い立った次第。
まぁ、江戸時代以降は、磁器・プラスチック・金属・カーボンなど素材の開発が進んだしねぇ。実用であるなら「他の素材もエエよ」となったのだろう。
茶の湯の場面での擂鉢は、桃山時代あたりの『草庵の侘茶』の提唱のもと生活道具を見立てる事が流行った頃と重なるので、その時期に流通していたモノが必然的に使われた。それを建水・蓋を付けて水差・花入・菓子器……と、茶人が工夫して使ってきた流れがある。
然るに、今作られる擂鉢であっても茶の湯での適えてもらい易さから言えば、その時期に倣った形(今から見れば古備前スタイル)が多くなる。まぁ、総じてゴツイ。
それも良し。
食器としての擂鉢を使う場面は、ゴマよごし・白和えなどが定番。
現在は食生活がバラエティーに富むので、ドレッシングをチャッチャと作ったりもするだろうし、フルーツを粗く潰してトーストに載せたりヨーグルトに入れたり、鍋の取り鉢としても。
……ならば、現代生活に合わせた擂鉢があっても良かろうかと。調理道具でもあり食器でもあるモノ。
まずは、土の質感がありながらシンプルな形で。
古備前スタイルほどのゴッツサは無い。きっと「投げたら割れる」な。
大きさも小さいモノからソコソコのサイズまで。次回からは、バリエーションが増やせる可能性を感じるなぁ。
この質感と色なら、菜の花とかフキノトウなどのグリーンが綺麗に映える。
散歩がてら、フキノトウを探しに行ってみよう~~っと。
裏山に生えている山椒の木で擂粉木も作ってみるか。
ついでに犬山椒ではダメか……チャレンジだな。