仕事場の面積は、おそらく備前焼業界中、一番狭いであろうと思われる拙宅。
狭小住宅の仕事場が狭小であるのは必然である。
窯出しを見に来られても、そこに仕事場があることを想像できない人もいるぐらい。逆に「住んでるの?」と訊く方もいらっしゃいますが…。
展示場の一部に組み込んでいるロクロ座は、実演販売ブースの如き有様。そのロクロ座のユニット周りは収納やらなんやらが付随していて、立体的にあらゆる道具が密集している。コクピットのように手に届く道具類の配置は、確かに便利ではあるが…。
フィジカルな空間サイズはメンタルに影響があるはずなので、時々「発想が狭くなっていないか?」という事に注意している。
『健全な精神は健全な肉体に宿る』かどうかは別として、『心地良い仕事は、心地良い仕事場でできる』のかも。
外の環境は良いとして、中の環境の問題。そこには音の影響もあったりもするので、せめてものの音楽は重要項目。ただしオーディオ的こだわりは無い。
かつて、酒蔵を仕事場にしていた時は、その大きな構造が心地よかった。柱も梁も板も全ての部材が立派で、精神的にもゆったりと出来る空間だった。ただし真冬はストーブが恐るべきスピードで灯油を消費するので、経理的に優しくない仕事場だったが。
夜の酒蔵で一人で仕事をしつつ『志ん生』を聴くには、実に贅沢な空間。
キッチンが片隅にあり、オープンキッチンのダイニングとして使うとかなり広くて、仕事途中の物を片付けなくても宴会が出来る。その為に突発的宴会もしばしばあったな。
さて拙宅。
仕事スペースのコクピット化は我慢できるとして、困るのが素地の置き場だ。これだけは、物理的な問題しかない。モノを作り始めるとたちまちに困る。床に置いたり、箱に入れたりしても非常に手間。
ただ、季節や場所に応じて湿気具合が異なるので、モノを置く場所によって乾燥スピードに差がある。それを利用して素地の乾燥具合をコントロールする。
上手くいけば仕事を進めやすくなるし、失敗すればず~~と仕事する羽目になるというゲーム性を持つのが面白いところ。
悩ましくも楽しんでいる。
…というか、「楽しまんとやっとれん!」というのがホンネ。
もう少し広い仕事場か、素地置き場があったらなぁ~。
その為には、アレをアレして…アレがアアなって…、生活設計の手順だけでもかなり先だ。
考えるのをやめて、仕事しよ。
という訳で…今日も前向きにガンバリマス。
狭小住宅の仕事場が狭小であるのは必然である。
窯出しを見に来られても、そこに仕事場があることを想像できない人もいるぐらい。逆に「住んでるの?」と訊く方もいらっしゃいますが…。
展示場の一部に組み込んでいるロクロ座は、実演販売ブースの如き有様。そのロクロ座のユニット周りは収納やらなんやらが付随していて、立体的にあらゆる道具が密集している。コクピットのように手に届く道具類の配置は、確かに便利ではあるが…。
フィジカルな空間サイズはメンタルに影響があるはずなので、時々「発想が狭くなっていないか?」という事に注意している。
『健全な精神は健全な肉体に宿る』かどうかは別として、『心地良い仕事は、心地良い仕事場でできる』のかも。
外の環境は良いとして、中の環境の問題。そこには音の影響もあったりもするので、せめてものの音楽は重要項目。ただしオーディオ的こだわりは無い。
かつて、酒蔵を仕事場にしていた時は、その大きな構造が心地よかった。柱も梁も板も全ての部材が立派で、精神的にもゆったりと出来る空間だった。ただし真冬はストーブが恐るべきスピードで灯油を消費するので、経理的に優しくない仕事場だったが。
夜の酒蔵で一人で仕事をしつつ『志ん生』を聴くには、実に贅沢な空間。
キッチンが片隅にあり、オープンキッチンのダイニングとして使うとかなり広くて、仕事途中の物を片付けなくても宴会が出来る。その為に突発的宴会もしばしばあったな。
さて拙宅。
仕事スペースのコクピット化は我慢できるとして、困るのが素地の置き場だ。これだけは、物理的な問題しかない。モノを作り始めるとたちまちに困る。床に置いたり、箱に入れたりしても非常に手間。
ただ、季節や場所に応じて湿気具合が異なるので、モノを置く場所によって乾燥スピードに差がある。それを利用して素地の乾燥具合をコントロールする。
上手くいけば仕事を進めやすくなるし、失敗すればず~~と仕事する羽目になるというゲーム性を持つのが面白いところ。
悩ましくも楽しんでいる。
…というか、「楽しまんとやっとれん!」というのがホンネ。
もう少し広い仕事場か、素地置き場があったらなぁ~。
その為には、アレをアレして…アレがアアなって…、生活設計の手順だけでもかなり先だ。
考えるのをやめて、仕事しよ。
という訳で…今日も前向きにガンバリマス。