備前焼 やきもん屋 

備前焼・陶芸家の渡邊琢磨(わたなべたくま)です。陶芸、料理、音楽、路上観察……やきもん屋的発想のつれづれです。

人獣接近

2010-03-22 09:47:12 | Weblog
雨降り後、敷地の側溝を見ると……側溝が無い。「あれ?」

側溝ぎわの法面(のりめん)が崩れている。原因は雨ではなく、イノシシ。
ご近所の田畑も同様。ミミズでも掘りに来たんだろう。
雨が降ると今度は下流にご迷惑が掛かるので、溝に落ちた土を引き上げて修復。


「さて、裏山の竹林は?」と見ると、やっぱり踏み荒らされ、ほじくり返されている。
こちらはタケノコ目当てのイノシシ。

まだ寒い頃に、土の中の小さなタケノコを食べるために掘り返した跡。
冬に母の所望する筍を取りに来た孟宗の如く所業なれど、さにあらず。
結果、タケノコは人が発見する前に食べられてしまい、滅多に口には入らない。

我々としては、新ワカメの採れる頃に頂きたいのだが……。
この様子では今年も難しそう。

そうなれば「アソコとアソコに言えば……」というバックアップ態勢はあるけどね。


人獣接近の中山間地域は全国的に同じ状況なんだろう。
ウチはないけれど、シカの食害も大変。野菜だけでなく花まで食べられる。
最近では外来害獣としてはアライグマやタイワンリスなどもいるとか。

クマが出ないだけ、マシとするべきかな。


ニホンオオカミがいない分、ヒトが頑張って、それらを減らす事も大事だと思うなぁ。
(また、海外からとやかく言われたりして……)




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