![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/13/1c/70b5fd97c316bb897d055a2ad770b1c2.jpg)
日ごとに深まる秋。
魚屋に行くと秋鮭が大量にお目見え。紅色の身に輝く銀皮。すぐ横には筋子や白子が揃い踏み。
生きた実物を見る事は無くとも魚屋で感じる鮭の回帰。
切り身が並ぶ中に脂濃厚な腹身を見つけた。仕事の雑さ故か……部分的にハラスも。掘り出しものじゃん!
「子供ってこういうのが好きよね」と思いつつ、手に取って眺める。
何だか一期一会な気がして購入に至る。
脂が多いので、普段なら買わないかもなぁ。
きっと、これは秋の花粉症の所為だっ! ( ← なんでも花粉症の所為にする今日この頃)
まずは、塩を当てといて……。
さてさて、魚を焼く順番。
皮からか、身からか。
実のところ、これは料理人、漁師、釣り師、料理研究家、主婦、酔っ払いの間で百家斉鳴である。
まずは魚の状態が色々ある。
・尾頭付き丸まま
・切り身
・干物
・海魚、川魚
そして、熱の伝え方が色々。
・直火の上火
・直火の下火
・フライパン介在
さぁ、これらの正しい組み合わせは?
普段、我が家ではお決まりの呪文であるところの「鶏皮魚身」で焼く。
つまり『鶏は皮から、魚は身から』である。魚は海魚。
しかるに「今回は如何するか?」であるが、これは、昔年に出会った北海道のおばちゃん流『ハラスの美味しい焼き方』で!
『鮭のハラスは、フライパンで皮から焼く』のが我が習い性である。
→ ※2016.11にハラスの焼き方をお馬鹿丸出しで記事にしている。『生鮭のハラス』
皮から。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/e8/c9103a106ab245f1645a72c872691a11.jpg)
焦げ目を確認。
(美味しそうな焦げ目になったらひっくり返すんやで……)とおばちゃんの声が!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/2a/e5021dc955275bbea423c22a4fa3a8e9.jpg)
身から脂が溢れ、自らを揚げるが如く焼かれていく。
香り、音ともに気分上々である。ウッヒョ~~~~イ。
焼きあがったら、ダッシュで庭の柚子を採りに行く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/ea/b600c7cbe23493216cb3ca33a0afe2ef.jpg)
醤油を少し垂らす。脂で醤油が弾かれ流れる!
言わずもがなの白ご飯。
秋ですな。
さてさて、フライパンに残った鮭の脂であるが、これは料理の最中に決定済み。
「オレ、これで明日のお昼は焼きビーフンをするんだっ!」
そっとお皿へ集めて冷蔵庫へイン。
楽しみすぎる秋のドミノ倒しメニューやわ。
太るな……。 (これも花粉症の所為やな)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます