![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/db/be57144c152cb4bda9208d2ae7aeb880.jpg)
作物には『端境期(はざかいき)』というものがある。走りと名残りの間に生じる空白期間である。
街中に住んでいるとそのあたりの感覚が希薄になるけれど、「あれ、何か野菜が少ないなぁ」とか「高いなぁ」と感じる頃がそうであったりする。
拙宅周辺では、ちょうど今の時期。まぁ、田舎なのでご近所周りの畑を見れば判るのであるが。
その端境期には、ヒョイっと現れるサポート野菜がある。
先日の『青パパイヤ』などは、沖縄の端境期におけるサポーターであるとの事。
ご近所の畑では冬野菜が大きくなってきて、丈夫なものを選抜する為に育ちの遅いものを間引きをする。
その間引いた葉菜がこの時期のサポート野菜となる。
いわゆる間引き菜。
さてさて、ご近所さんからの到来物である。「間引き菜というには立派過ぎるんやけど……」といって頂いた。
立派な事は良き事であるし、そして、立派な量でもある。
ありがたや~。
(注:間引き菜は、まだ双葉がついているぐらいの段階から採り始めるものではある)
確かに立派であるな。良き。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/88/0b97d9afab1dac20a2d9b167e909db18.jpg)
みずみずしく、茎と葉がシャンとしていて、如何にも「養分を湛えている」という風情。
さて、メニューは……。 う~~ん。 <(-。ー;)>
シャキシャキした歯応えとジューシーさに期待して、餃子にしよう!
大量なので、文明の利器登場。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/56/7dcc1c4360d429489721bc98b92ae47e.jpg)
あとは、あまり水を出しすぎない程度に塩揉みして、練っておいたミンチと合わせて、エッチラ、オッチラ包む。
包んだそばから、ホットプレートへ整列~~!
焼く……。
おNEWのホットプレートの調子が判らず、若干コゲが発生するものの、それでも中はフンワリと。
大根葉に溜め込まれた養分のおかげであろうか。甘味のあるジューシーな肉汁が~~~っ!
最盛期の大根葉での荒々しい筋っぽさが無い。今の時期ならでは、なのかもしれないな。
田舎暮らしの良いとこである。
ムハムハ、ハフハフを繰り返して終了。
非常に満足度の高い一品でありました。
ここ数日、マジメに引き篭もっている成果と致しましょう。
さて、あと一週間はガッチリ引き篭もりますよん。(*^ー')b
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