備前焼 やきもん屋 

備前焼・陶芸家の渡邊琢磨(わたなべたくま)です。陶芸、料理、音楽、路上観察……やきもん屋的発想のつれづれです。

気持ち新たに、秋!(のハズ)

2013-09-10 21:28:20 | Weblog


日ごとに秋の深まりを感じます。洒落にならない暑さもピークを過ぎ、もう大丈夫……なハズ。

窯出ししたモノをせっせと磨いて水洗いして、お客さんに御案内して……とは思うものの、なぜか遅々として進まず。
本来ならとっくに窯出し御案内を出しているハズなんだけどなぁ。(ふ~~、遠い目)

多方面の皆様に御心配と御迷惑をお掛けしております。ゴメンナサイ。
う~~ん、自分が3人欲しい。
久々に会う人々にも近況報告やら何やらをしても、何だか全て言い訳がましくて自己嫌悪でもあります。


という訳で、キリをつけるべく「キチンとやきもん屋家業に邁進する!」と誓う秋の空です。
秋空は美しいなぁ。


にしても、見事な夕焼けの日もあります。
散歩がてらに遠く高い空を見上げつつ、これから出会うであろう美味しいものへ想いを馳せ……誓った直ぐそばから邪念たっぷり。

まぁ、夏も過ぎたし心新たに参りましょう。(というか案件が山積みでヤバイ)


しかし、仕事ばかりに気を取られてはイケナイ!(……という現実逃避)から、展覧会へ出かけたり。

「ハァ、こういう家で育つ人って現実にいるのね」と痛感させられ……。

気を取り直して、子供の学校の文化祭なんぞも見学も。吹奏楽部、書道部、美術部などの頑張りが目立ちます。


自分の年齢や経験から舞台の完成度にアレコレは思うけれど、自分の現役高校生の頃も恐らく、まぁ、こんなモンだったんでしょう。
若さゆえの『未完成を勢いで押し切る』というキラキラした熱気に、自分の鈍化したアレコレな感覚を感じずにはいられませんでしたね。
小生もよく頂きますが、「ガンバレ若者!」というエールを贈る側の気持ちはこういうものなのでしょうか。
微笑ましくもあり。

結局は、高校生のひたむきな身内ネタ満載の青春の息吹を見るにつけ、普段意識しない実年齢を実感させられ……撃沈。

自分の母校ではないので校内見学もしました。怪しまれない範囲で興味津々に。
図書館の掲示板などは時代のセンスを感じます。新着本紹介が某大型書店ばりの手書きPOPだったり。


歴史の長い学校ならではの自由な校風も感じます。
小生の母校は新設バリバリだったので正反対の雰囲気が、また面白くもあり。


さてさて、自分の方はといえば、春から関わってきたコチラが始動。



「吉井川沿いをアートで繋ぐ」というイベント。『廻遊~海から山から~
備前は、我が『備前焼作家集団けらもす』がします。
ひとまずは、グループ展として成立する完成度を持たねば。
この団体は『STAND ALONE COMPLEX』だからなぁ。

調整ごとが多いので何かとバタバタです。で、明日も会議あり。


あれ? 
やきもん屋稼業の誓いは......。


相変わらずか。

まぁ、小学生の時に三日坊主を指摘されて「三日ごとに目標を立ててるしぃ」と言い訳したぐらいのガキんちょだったしな。
『三つ子の魂百まで』か。

秋を楽しみましょう。





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