巣窟日誌

お仕事と研究と私的出来事

カタツムリ(蝸牛)

2004-06-30 14:10:58 | 日記・エッセイ・コラム
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明け方に大雨が降ったため、喜んだカタツムリたちが庭にでてきた。最盛期を外れたためか、出てきた数はそれほどは多くはない。ざっとみた限りでは10匹ぐらいだろうか。「雨なので紫陽花」に書いたように、出る日は100匹単位で出る。

snail_a.jpg人間とは身勝手なもので、カタツムリに対しては温かい目を向けがちだ。もちろん野菜などに被害を与えるので、駆除対象にはなることもある。が、彼らに対しては子供が観察記録をつけたり、めでたりすることが多いものだ。大人だって、こうやって写真を撮ったりする。

が、かたつむりの遠いご親戚の、背中に殻(貝)がないやつ(ほら、風呂場なんかに出てくるアレ)に対しては、ほとんどの人間が情け容赦なくあつかう。ふくしま家の人々も他の人間と同様、彼らにむかって赤穂の甘塩を大量に食らわす。にもかかわらず、彼らは人間の迫害に耐えぬき、毎年現れるのである。