先週末の話だが、タイトルの通り、ウィーンからの出国時に引っかかってしまった。
他の人たちより念入りに検査され、いろいろ聞かれたあげく、隅にある椅子に座らされて、靴を脱ぐように指示された。脱いだ靴はしばらくかえって来ず、その間わたしは次々とボディチェックをクリアしていく人たちを、呆然と眺めていた。
ボディチェックで引っかかった主な理由は、わたしが
スニーカーを履いていた
からだ。
「スニーカーを履いていると出国審査で引っかかることがある」という話は聞いていたが、この夏スニーカーを履いて海外旅行に行った周囲の人たちの誰からもボディチェックで引っかかったという話は聞かなかったし、自分自身も成田からの出国のときは何の問題にもならなかったために、すっかりそんな話は忘れていたわけ。
まずいことに、靴を脱がされたときにハッと思い出したのだが、わたしのスニーカーはイタリアは ― といっても製造は中国だが ― Stonefly(ストーンフライ)のウエッジヒールスニーカー。ご存知の方もいらっしゃると思うが、このメーカーの靴は、歩行時の脚への衝撃を抑えるために靴底のかかと部分に半流動体のジェルを仕込んであるのが最大の売りだ。そして靴底は「液体みたいなものが入っています」というのが視覚的にアピールできる作りになっている。よくよく考えてみれば、これはさらにまずいわ。
しばらくして靴は無事に帰ってきた。が、帰国後に気がついたのだが、両方の靴底のジェルが入っているメーカーが「ブルーソフト(bluesoft)」と呼んでいる部分の変なところに針で刺したような小さな穴が開いている。中に入っているものが完全な液体ではないので、すべてが穴から流れ出すということはないのだが、ブルーソフトをググっと押してみると、何やら液状のものがじんわりと滲み出してくる。
Stoneflyの靴はけっこう気に入っているのだけれど、出国時の検査はスーツケースの中に入っていたアサヒタビジェンヌの「疲れにくいレザーパンプス」を履いてほうがよかったかも。でも、Stoneflyの靴は大き目にできていて、スーツケースの中で場所をとるのよね。
他の人たちより念入りに検査され、いろいろ聞かれたあげく、隅にある椅子に座らされて、靴を脱ぐように指示された。脱いだ靴はしばらくかえって来ず、その間わたしは次々とボディチェックをクリアしていく人たちを、呆然と眺めていた。
ボディチェックで引っかかった主な理由は、わたしが
スニーカーを履いていた
からだ。
「スニーカーを履いていると出国審査で引っかかることがある」という話は聞いていたが、この夏スニーカーを履いて海外旅行に行った周囲の人たちの誰からもボディチェックで引っかかったという話は聞かなかったし、自分自身も成田からの出国のときは何の問題にもならなかったために、すっかりそんな話は忘れていたわけ。
まずいことに、靴を脱がされたときにハッと思い出したのだが、わたしのスニーカーはイタリアは ― といっても製造は中国だが ― Stonefly(ストーンフライ)のウエッジヒールスニーカー。ご存知の方もいらっしゃると思うが、このメーカーの靴は、歩行時の脚への衝撃を抑えるために靴底のかかと部分に半流動体のジェルを仕込んであるのが最大の売りだ。そして靴底は「液体みたいなものが入っています」というのが視覚的にアピールできる作りになっている。よくよく考えてみれば、これはさらにまずいわ。
しばらくして靴は無事に帰ってきた。が、帰国後に気がついたのだが、両方の靴底のジェルが入っているメーカーが「ブルーソフト(bluesoft)」と呼んでいる部分の変なところに針で刺したような小さな穴が開いている。中に入っているものが完全な液体ではないので、すべてが穴から流れ出すということはないのだが、ブルーソフトをググっと押してみると、何やら液状のものがじんわりと滲み出してくる。
Stoneflyの靴はけっこう気に入っているのだけれど、出国時の検査はスーツケースの中に入っていたアサヒタビジェンヌの「疲れにくいレザーパンプス」を履いてほうがよかったかも。でも、Stoneflyの靴は大き目にできていて、スーツケースの中で場所をとるのよね。