巣窟日誌

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ソニーの新しいヘッドホン「MDR-1R」

2012-11-01 22:50:57 | ガジェット/モノ
ソニーが気合の入ったステレオヘッドホンを近々発売するというニュースが、8月の終わりに入ってきた。10月の初旬に開催されたCEATEC Japan 2012ではそのヘッドホンがソニーのウォークマンのブースに並んでいたと聞いた。そしてついに、ついに、先日それが発売されたということは、一般的な知識として知っていた。

そのヘッドホンMDR-1シリーズのベースモデルであるMDR-1Rを、弟からもらった。最近かなり疲れているわたしへの配慮なのだろうけれど、これで当分弟には頭が上がらないだろう。

Mdr1r

エージングがまだのため、音についてあまり言うことはできず、とりあえずデザインと装着感のみの感想を書いておく。
まず、装着感が抜群に良い。しかもメガネやサングラスの着用と両立する。そして軽量なので疲れない。

自分の頭に装着すると、うん、なかなかカッコイイ。わたしは頭の形が変で、下手なヘッドホンを着けると頭のあちらこちらが痛くなるうえに、顔がオマヌケに見える。なので、Skypeの時でもカナル型のヘッドセットを使っている。しかし、そんなわたしが装着してもかっこよく見えるのだよ。

附属のケーブルは2種類。1本はiPod/iPhone/iPad用のマイク/リモコン付き接続コード、もう1本は試供品扱いでマイク/リモコンなしの通常コード。どちらのコードも1.2mと短く、つまりはポータブルオーディオプレーヤーでの使用が前提になっている。

手持ちのCDの中から「音質自慢」を売りにしているものを中心に数枚を選び、AIFF形式で旧型のiPod touchに取り込んで直刺しで― すなわちヘッドホンアンプなしで ― 時々視聴しながら鳴らしっぱなしにして、今のところ約7時間。エージングにはとりあえず数十時間あればよいのかしらん?

ちなみに私は普段はウォークマン使いだが、このままではウォークマン用にヘッドホンアンプPHA-1を買う気になりそうで怖い。

それにしても、やばい。エージングも十分でないのに、既に何回も聴いたエイナウディをMDR-1で聴いていたら鳥肌たってきた。なにしろすでに低音が…



ちなみに、聴いているのは↓ エイナウディの名前を知らなくとも、P&GのCM「ママの公式スポンサー」で流れていた曲や、フランス映画『最強のふたり』で流れていた音楽の作曲家とえば、「ああ、あの曲」とピンと来る人も多いはず。

希望の扉希望の扉
価格:¥ 2,520(税込)
発売日:2009-03-18



注記:わたしは普段は「ヘッドフォン」と発音し、そう表記もするが、なにしろソニーが販売しているのは「ヘッドホン」なのである。そのため表記を「ヘッドホン」で統一した。「エージング」についても、これが人間の老化に関することだったら「エイジング」とつづるところだが、オーディオ機器に関しては「エージング」と書く人が多いような気がするので、そのような表記にしておいた。