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巣窟日誌

お仕事と研究と私的出来事

「ご不在のため持ち戻りました」←いいえ、わたしはずっと家にいましたよ!

2004-12-15 21:34:23 | 日記・エッセイ・コラム
ネット経由で本を買うことが多いので、宅配便をよく受け取る。最近では宅配業者のサイトの「配達状況」のページで荷物がいつ発送されたか、その荷物がいまどこにあるのかを追跡できて便利だ。

が、最近ちょっと「あれっ?」思ったことが起こった。

某インターネット書店から宅配業者に12月7日にゆだねられた荷物がある。わたしの住んでいる地域では、通常はこの書店の発送の翌日に届くし、実際に宅配業者の「配達状況」のページでトラッキングをかけると、翌8日の朝に地元の配送店に到着していた。

そこでわたしは一日中、家で仕事をしながらこの荷物を待っていた。ところが午後5時まで待ってもその荷物がこない。そこで書店が通知してくれた伝票番号をもとにトラッキングをかけると…

配達状況のご案内
「ご不在のため持ち戻りました 12/08 16:24」


え?まさか! わたしはずっと家にいたぞ。玄関に一番近い部屋にいるので、宅配業者の呼び鈴の音を聞き逃すはずはない。第一、もし宅配業者が来たときに家に誰もいなかったのであれば、不在通知の紙がポストに入っているはずだ。家にきていないのだから、当然ながらそれもない。

しかも同日の午後8時過ぎにこの荷物のステータスが「配送店でお預かりしております」に変わったあと、翌日の午後になってもこのステータスに一向に動きがない。つまり「再配達の依頼が来るまで待っている」状態のままになってしまっていたのだ。

この荷物をなるべく早く手に入れたかったわたしは、「配達状況」トラッキングのページから伝票番号を入力して「再配達の依頼」を出すことになった。

このインターネット書店の場合は、出荷とともに伝票番号を通知してくれるので、その番号を元に配送状況をネットでトラッキングすることができる。でも受け取る側が伝票番号を知らなかったら、そして/あるいはネットでトラッキングをしていなかったら、この荷物はいったいいつ到着することになったのだろうか。

そこで、ネットでいろいろ検索をかけてみると、わたし以外に同じような体験をしている人が、複数いるらしいことがわかった。

宅配業者が年末には非常に忙しいのはわかる。だから、この期間には通常よりも届くのが遅くなることもわかる。でもシステム上で「受取人の不在」という顧客側の理由にして時間を稼ごうとしているのであるとすれば(あるいは配達の時間を節約しようとしているのであれば)、それは顧客を欺く行為に他ならず、それはやはり許されない行為だと思うのだが。


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