巣窟日誌

お仕事と研究と私的出来事

最近、日常生活であまりみかけないもの

2009-07-04 21:03:53 | 日記・エッセイ・コラム
■ 雑種の飼い犬
子供のころ、犬を飼うといえば、雑種に決まっていた。最近はわたしのまわりでは、血統書か、チワックスのように意図的に掛け合わせたような種類の犬ばかりみかける気がする。本来、愛は犬種を超えるんだけれど…

■ 日本スピッツ
昔、血統書つきの犬を飼うなら日本スピッツだった。やたら吠えるのが嫌われていつの間にやら消えてしまったけれど、現在は改良が進んで、昔よりかなりおとなしいらしい。

■ ジュウシマツ
この鳥を飼うのがブームになったのは、わたしが生まれる前のことらしい。「十姉妹」の名の通り、繁殖力が強く、ネズミ算とまではいかなくてもそれに近いスピードで増えていき、増えたジュウシマツを持てあました家では、知り合いや友人に一部を無償で譲り、譲られた家でもものすごい勢いで繁殖して、その家でも授受人を探す…とうことが、けっこうあったらしい。

■ おしろい花、ケイトウ(鶏頭)、松葉ボタン
昔はどの家の庭にもあったような気がするんだけれど。なお、ホームセンターのチラシ等を見ると、ダリアには復活の兆しが…

■ ほとんど青いまま店頭に並んでいるトマト、正統派夏ミカン
前者は品種改良と流通の改良による。後者については、あの酸味が。酸味を抑えるために重曹をつけて食べていた家も結構あったとか。ふくしま家では砂糖をまぶして食べていたけれど。

■ リリヤン、アメリカンフラワー
アメリカンフラワーとは、針金で輪を作ってそれを樹脂の薬液に浸して張った膜を花びらに見立てたもの。記憶が正しければ、1960年代の終わりから1970年代の初めにかけてブームだった。いまでもやっている人はいるらしいが、子供のころはお母さん方がみんなやっていた。

■ 女性の紺のセットアップ(「ジャケット+スカート」または「ジャケット+パンツ」)
女性向けのリクルートスーツなどの説明では、ジャケットの色は黒・グレー・紺などと書いてあるけれど、最近では紺は見たことがない。黒を中心に黒に近いグレーがチョボチョボ。わたしが新卒だったころは紺が基準だったし、新卒じゃなくても企業で働いている女性は必ず、紺のジャケットと、ジャケットとおそろいのスカートをもっていたのだけれど。で、着ている人がほとんどいないので、ネイビーのスカートとジャケットをランズエンドで買っておきました。スカートの丈が好みだったし。でも、ランズエンドのリアルボディ・フィットって、ふくよか、かつ、腕が短い人たちから採寸したのかしらん。