巣窟日誌

お仕事と研究と私的出来事

ユニクロ度を競って負ける

2008-03-26 22:05:15 | 日記・エッセイ・コラム
「ユニクロを仕事に着ていけるのなんて、せいぜい20後半までですよね。それ以上の人が着たら、『人生に失敗しました』って服で表現しているようなものですよ」と30代前半にいわれて、カチンときたわたしと友人A (ともに40代)。ともに「そんなことはない。わたしだって仕事でユニクロを着ている」と、口々に主張。

ところが、友人Aもわたしもともに変なところで負けず嫌いだった。2人の間でも闘争心に火がついてしまったのである。すなわちどちらのほうが、より多くのユニクロを身に着けて出社できるか、だ。

友人A「まさか、着ていったのは下着だけ…なんてことは、ないわよね?_」
わたし「そ、そ、そんなことはない。ない。絶対に、ない。Aだって、ジャケットの下に着ているカットソーだけがユニクロ…なんて、そんな潔くないことはしないよね?」
友人A「あたしがそんなことするわけないじゃないの。やるなら全身オールユニクロよ。そうでしょ?」
わたし「決まってるじゃないの。オールユニクロだよ。」

どうせオールユニクロをやるなら、世間の給与日の次の日と決めた。つまり、みんなの懐が暖かいであろう日。

というわけで、本日のわたしは、紫のタートルネックのヒートテックモイストの上に、グレーの七分袖のリボンドレスを重ね、ボトムはクロのスティックパンツ。そしてコートは昨年の秋物のクロのドレストレンチ。(以上、ユニクロ)つまり全身どこからみても、ユニクロ。

この姿を朝、急いでデジカメで写し、画像をAのメールアドレスに送りつけて大手町に出社。絶対に勝ったと思っていた。

ところがわたしは負けていた。実は友人Aはバッグも下着も靴下もユニクロでそろえて恵比寿に出社したのである。わたしだってトートバッグの中にユニクロのエコバッグ入れてはいたのだが、トートバッグ自体はノーマディックだし(ユニクロとたいして変わらないかも)、下着はユニクロじゃなかったし、ストッキングはグンゼだったし…

というわけで、負けたわたしは、ユニクロのバスローブをAにプレゼントすることになってしまった。ああ、口惜しい。

追記:ユニクロのキース・ヘリングのエコバッグはいいよ。