「肝がすわっている。」
「根性がある。」
「ニンゲンをバカにしている。」
「舌を2cm出したまま、こっちをジロリと見ていた。アカンベをしているに違いない。」
「ネコ」ポリス 38に登場のオスネコ(同じ場所だが撮影日は別)。何があろうとわが家の濡れ縁から離れないそのふてぶてしさに、最近ふくしま家では彼の株が急上昇中。
何しろこの写真で彼の頭の後ろにあるのは、ネコ避けグッズなのである。本来はこのトゲのあるネコ避けを、木の幹にぐるぐる巻いて、ネコが木に登るのを防ぐためのものだ。それを濡れ縁に置いたのは、ここに上がって一休みしようとしたネコの肉球にトゲが…となるはずだったのだが…
濡れ縁は2つあるが、彼は必ずこのネコ避けグッズが置いてあるほうを占拠する。この濡れ縁の下にも同じネコ避けが2つ設置してあり、どうやらこれがあるおかげで、他のネコたちの侵入を防げるために、彼にとってはかえって好都合らしい。
ニンゲンのほうは根負けして、もはや彼を追いはらう気力すらない。仕方がないので、彼の顔をみるたびに「やぁ」と声をかけることにしている。