Breathe & Stretch 〜マインドフルネストレーナーのメモ帳〜

縁あって辿りついたマインドフルネストレーナーの仕事。悩みは色々あれど、喜びや楽しみが増えていきますように。

Mind Reset

2006-02-01 12:12:59 | 自分のおかたづけ
部屋に戻る。シングルのシンプルなホテル仕様。ところどころ和と洋が程よくマッチしたテイストに癒される。テレビはつけないでベッドでゴロンとする。この旅は「自分のスイッチ」を切るつもりでいたが、ひとつどうしてもやらなければならないと思っていたことがある。

それは、仕事に対しての「マインドリセット」である。

次の会社は同業界ではあるが、今までの会社とは全く規模も文化も異なる。売上・従業員数は前の会社と比べ数%の規模である。サービスはクライアントに合わせたカスタムメイド。以前の会社の標準化された画一的なサービスとは全く違う。以前の会社では良かろうと思って提案しても「No」とされたことが、つぎの会社では対話によって「Yes」となり「Go!」とされることが多くなると思う。つまり、今まで、大規模組織の中で工数やコスト、サービスの均質化のために諦めていたことができる可能性が拡がるのだ。

おそらくならば、私には一部「諦め根性」が染み付いているのだ・・・。不本意ながら受け入れてきたことだが、これはリセットしなくてはならない。これまでは会社での不全感を社外で勉強したり、ネットワークを広げることで解消してきたが、これからは、遠慮なく純粋に仕事にそのエネルギーを投入できるのだ。スイッチの切り替えをしなければならない。

むくっと起き上がり、捕りつかれたように「自分のたなおろし」をはじめる。「前の会社でできたこと・できなかったこと」を小さなメモ帳に書く。まるでブレーンストーミング。「次の会社でやりたいこと」を正直に書く。この1ヶ月以内にやりたいこと、3ヶ月以内でやりたいことをまず考える。それより先は、3ヶ月間で、マネージャーとの対話の中で走りながら考える。さらに、何度か会ったこれからの同僚の皆さんとどんな関係を築きたいのか、まとまりはつかないが、とにかくどんどん書く。

マネージャーは少し心配していたようだ。「はるさんのことをもっと知りたい」「はるさんのことはまだ少しわからない」と数回、口にしていたのが自分では気になっており、この部分については、早い段階で、自分を出し惜しみせず、違いを恐れず、自分から積極的に思いや考えを語ったり、お互いの考え方の相違を理解しなければならないと思う。事実、私も事前の説明では専門職的要素が強いと理解していたが、社長面接の後、「企画系総合職の何でも屋的仕事で」と方向が変わっていたことに多少戸惑いも覚えたし、したい質問もたくさん抱えている。早めに解消しなければならないことがたくさんある。

そんなことをしているうちに23時。温泉に入ろう。本館の松本楼に入りに行かなくてはならないが、2分もあればすぐ行けるのであまり気にならない。昨日とは、うって変わって、伊香保のお湯は刺激のすくない癒し系。手足が大きく伸びる。

何だか、解き放った自分がまた戻ってきた。ここに、こうして戻ってきた自分がこれからも一緒に走っていく自分なんだろう。
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