SFA:Solution-Focused Approachの話に戻ります。忘れてないですから・・・
クライエントの「今、現在」の話が終わったら、過去の話は極力少なめにして、すぐに未来の話をするのがSFAです。
「未来はどうなっているでしょうか?」
「何がどうなるといいんでしょうか?」
「どうなりたいですか?」
「解決した時にどうなってると思う?」
SFAではカウンセラーは「解決は何なのか?」一緒に考えて、それが見えてくる状況を作っていくことが仕事となります。
カウンセリングの早い段階で、「解決像」を探り、その後で「ゴール」を決めます。
「解決像」は、漠然とした未来、「ゴール」は、「これで行こう!」という具体的なもの。
先日の講座では、「解決像=北極星」「ゴール=電信柱」だと先生がおっしゃっていました。
『北極星(解決像)』は、たどり着けないけど方角を示しながら導いてくれるもの。
『電信柱(ゴール)』は、とりあえずあそこまで歩けばOKだよねって距離にあって、たどり着いたことが実感できるもの。
よいゴールを設定するためには3つの条件があります。
■大きいものではなく、小さなものであること。
確かに、テープを切れないゴールなんてゴールじゃない・・・(笑)ゴールは近くて小さいほど、成功体験を積むことができて、次のエネルギーが沸いてくるのであって、いつまでもテープが切れないゴールは設定が悪いということでしょっ。
無論、いつまでもテープが切れないゴールの方が「燃えるゼ」って方もいるかもしれませんけど、万人がそうとは言えませんのでね。
■抽象的なものではなく、具体的な、できれば行動の形で記述されていること。
私ごとで恐縮ですが、ひとことで「かわいい気のある女になる」。これじゃ、だめってことなんですよね。「素直に自分の気持ちが伝えられる女になる」とか「ココロからありがとう、ごめんなさいと言える女になる」とかそんなことでしょうか・・・
■否定形ではなく、肯定形で語られていること。
なるほどと思ったのは、「何々がなくなる」「何々しなくなる」という否定形のゴールは何も行動を特定していないということ。「そうしない」ではなく「こうするのだ」と書き換えない限り、小さくて肯定的なゴールになりえないんだなぁと思ったりします。
悪いとわかっていても虐待してしまう親が、「逆上した時に、子供を叩かないようにする」というゴールを設定するよりも「逆上した時にも、良くないことをしていることを目を見て言葉で伝える」とした方が現実的ですからネ。
・夢=北極星=解決像
・目標=電信柱=ゴール
小さくて、近いところにあるゴール、1つ1つを気持ちよくテープを切りたいものです。
次回も、もう一度ゴールについて書きます。
続きも読んでみたくなったらぽちっとクリックよろしく。
↓
ブログの更新サボっている時はここにいます
→「のほほん」な3文Blog「Breathe&Stretchな暮らし」
お気楽なコメントをお待ちしています。
クライエントの「今、現在」の話が終わったら、過去の話は極力少なめにして、すぐに未来の話をするのがSFAです。
「未来はどうなっているでしょうか?」
「何がどうなるといいんでしょうか?」
「どうなりたいですか?」
「解決した時にどうなってると思う?」
SFAではカウンセラーは「解決は何なのか?」一緒に考えて、それが見えてくる状況を作っていくことが仕事となります。
カウンセリングの早い段階で、「解決像」を探り、その後で「ゴール」を決めます。
「解決像」は、漠然とした未来、「ゴール」は、「これで行こう!」という具体的なもの。
先日の講座では、「解決像=北極星」「ゴール=電信柱」だと先生がおっしゃっていました。
『北極星(解決像)』は、たどり着けないけど方角を示しながら導いてくれるもの。
『電信柱(ゴール)』は、とりあえずあそこまで歩けばOKだよねって距離にあって、たどり着いたことが実感できるもの。
よいゴールを設定するためには3つの条件があります。
■大きいものではなく、小さなものであること。
確かに、テープを切れないゴールなんてゴールじゃない・・・(笑)ゴールは近くて小さいほど、成功体験を積むことができて、次のエネルギーが沸いてくるのであって、いつまでもテープが切れないゴールは設定が悪いということでしょっ。
無論、いつまでもテープが切れないゴールの方が「燃えるゼ」って方もいるかもしれませんけど、万人がそうとは言えませんのでね。
■抽象的なものではなく、具体的な、できれば行動の形で記述されていること。
私ごとで恐縮ですが、ひとことで「かわいい気のある女になる」。これじゃ、だめってことなんですよね。「素直に自分の気持ちが伝えられる女になる」とか「ココロからありがとう、ごめんなさいと言える女になる」とかそんなことでしょうか・・・
■否定形ではなく、肯定形で語られていること。
なるほどと思ったのは、「何々がなくなる」「何々しなくなる」という否定形のゴールは何も行動を特定していないということ。「そうしない」ではなく「こうするのだ」と書き換えない限り、小さくて肯定的なゴールになりえないんだなぁと思ったりします。
悪いとわかっていても虐待してしまう親が、「逆上した時に、子供を叩かないようにする」というゴールを設定するよりも「逆上した時にも、良くないことをしていることを目を見て言葉で伝える」とした方が現実的ですからネ。
・夢=北極星=解決像
・目標=電信柱=ゴール
小さくて、近いところにあるゴール、1つ1つを気持ちよくテープを切りたいものです。
次回も、もう一度ゴールについて書きます。
続きも読んでみたくなったらぽちっとクリックよろしく。
↓
ブログの更新サボっている時はここにいます
→「のほほん」な3文Blog「Breathe&Stretchな暮らし」
お気楽なコメントをお待ちしています。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます