Breathe & Stretch 〜マインドフルネストレーナーのメモ帳〜

縁あって辿りついたマインドフルネストレーナーの仕事。悩みは色々あれど、喜びや楽しみが増えていきますように。

マインドフルネス心理療法での拠点「北陸マインドフルネスセンター」開設。

マインドフルネス心理療法は、第3世代の認知行動療法で、日本ではまだ新しいものです。

北陸マインドフルネスセンター」ではマインドフルネス心理療法のうちの「自己洞察瞑想療法(SIMT)」で
うつ・不安障害の方を中心としたサポートを行っていきます(福井・石川・富山)。

このまま何もしないでいるとメンタルヘルスが悪化し、仕事や家事に支障を来しそうな予感のある方や、
通院しながら急性期は乗り越えたかなと思われている方、お薬を減らして行く過程にある方で、
なるべく自分の力で乗り越えて行きたいとお考えの方は、お気軽にご相談ください。⇒こちら
(病状によっては効果が確認されていないケースがございます。診断を受けていらっしゃる方は必ず事前に
お知らせください)

マインドフルネスについて記事更新中。 こちらのブログもぜひお立ち寄りください!
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自分で解決する

2006-07-08 22:26:30 | 産業カウンセリングのこと
産業カウンセラー講座の5回目のスクーリング。遅刻・・・
朝から時計を見て激震、久しぶりに2度寝の恐怖を味わいました。今日は遅刻者が多かったようですが、私が最も遅く、なのに堂々たる入室と賞賛(苦笑)。

今日は、クライエント役を引き受けたため、カウンセラー役はできませんでした。私たちの学びもカウンセリングプロセスの中盤にさしかかり、クライエントの自己決断を促す効果的な質問について、受講者が目覚め始めてきたように思います。私自身も仕事の中で「質問力」を課題として温めていて、今日はカウンセラー役はできなかったものの、クライエントとして、どんな質問が切り口になって意思決定をし、自己問題解決の道を歩むのか体感したように思います。

「はるさんが、問題だと思っていることは、相手に伝えているのですか?」

そりゃー、伝えてますよぉ。でも、「伝えている」が「伝わっていない」のだと思う。私にも、譲れないことがある。仕事においてクライアント企業からの「信頼」と「満足」。特別なことではなく、きわめてシンプルで大切なこと。やましいことがあると自信がもてない。自信が持てないサービスで相手が喜ぶと思えない。だからこそクリアにしなくちゃいけないことがある。

「はるさんの問題だと思ったことは、どう伝えていれば良かったと思いますか?」

この質問だったら、30分のカウンセリングセッションはどうなっていただろう?実はセッションが終わって、カウンセリングの振り返りの時間に、ずっとこのことが頭の中をぐるぐる回っていて、昨今の自分を取り巻くコミュニケーションについて振り返っていたのでした。「自分はわかっている、私はOKだ」という自信があったのに、なぜ主張に力強さがなかったのか?

多分、転職して数ヶ月、未だ、戸惑い、迷い、遠慮があるのだと思う。会社の文化の違いは大きく、数歩歩けばすぐ壁にぶつかる閉塞感と摩擦・・・避けたいのだと思う。結局、逃げてるってこと。チームに同質化すれば楽。でも、「私の譲れない何か」はどこへ行っちゃってる訳?!

電車の中で、読んでいた本にこんなくだりがあった。

「反論してケンカするくらいでないと信頼も尊敬もされない」

弁護士の丸山和也氏の言葉であります。ケンカでなくとも、それくらいの言葉や感情の往復がないと信頼構築にはつながらないってことでしょう・・・

状況をディスカウントしてきたチーム全体の責任もあるけど、私も、今の不本意な状況を作り出している ”one of them“ な訳であることにはかわりない・・・。”I am not OK, You are OK“ そんな人生態度は葬ったはず。そういうのって辞めようって決めたよね?自分を隠したり、自己犠牲で状況を好転させる解決方法ってかえって不誠実だよね?

人間は自己成長力と自己実現傾向を持っていて、クライエントのことを知っているのはクライエント自身である、という傾聴に根づく人間観を実体験した本日の実習でございました。

そんな訳で、授業中にひとつ問題解決。カウンセラー役の皆さん、ありがとう!
コメント (2)
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