ずっと立ちっぱなしで、一緒に声をあげ、息を詰め、体を固くしていた3時間半、もうその内容についてここにコメントすることは意味ないでしょう。
ご存知の方は百も承知、興味のない方はそれまでの話です。WBC、負けたら終わりのイタリア戦に勝ちました!!
バースくんは喜びのあまり、試合終了と同時にペタンと床に座ってしまいましたとさ。おめでとう!!そしてありがとう。
「気合」とか「気迫」とか「執念」とか、そう簡単には実感体感が出来ないものを、十二分に魅せてもらいました。
そして監督インタビュー、栗山監督のお顔を見てそのご苦労がしのばれ、胸は痛く熱くなりました。
監督は選手を心底信じておられること、いや信じ抜いておられること、いやいやいや信じ切っておられることがじんじんと伝わりました。
「信じる」と言葉にすることは簡単だけれど、ボクは人を信じ切ったことがあるだろうかと思わず我が身を振り返りました。
まず自分自身さえ信じ切ったことがないのにと思わず笑いそうになりましたとさ。自分が一番頼りない……。それはさておき
このチームのここまでの戦績勝因は、すべて栗山監督の信じたところからだったと思うのです。選手の能力も技量もその心情も監督は信じた。
信じ切ってもらった方は、あるがままに自分を出してゆくしかそれに応える術はないだから、だから頑張れた。だからピンチを切り抜けた。
「野球の神様が」とよく聞くフレーズがあるけれど、神様は万人に平等だからイタリアにだって微笑んでいたはず、
いないとは言わないけれど、神様はふんわりしたおまじないのようなもの。日本にあったのは「信じ切った」監督の気持ちだったとボクは思う。
もう選手はアメリカへ向かう機上の人になっているとか。みんな少しでもたくさん寝てくださいよー鳥取のイベント情報サイト ジャングルズームノマップ